NAKISURFポスターのデザインをしてみた。
俺は目を閉じる。ほんの一瞬、
そしてそれは過ぎ去り、俺の夢はすべて、
目の前から通り過ぎた。何かがあふれてきた。
”サーフ・ハッピー”
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こんなコピーの12月13日月曜日(日本時間)です。
こんにちは、
お元気でしたか?
こちらノースハワイは北からと、
季節外れの南うねりがやってきていて、
全島全域でサーフできる日だった。
BLUE誌、
新春特大号のコラムを昨夜脱稿した。
テーマは『旅』。
これは巻頭特集なので気合いが入った。
多めに書いて、
それから言葉をどんどん削(そ)いでいったのです。
削がれた言葉やセンテンスは、
このブログに完全移植しているのでご安心くださいね。
日本語を書くのって楽しく、難しく、そして深い。
簡単そうで、こんなにもむずかしいものってありませんね。
さらに今朝未明からやっていたバナーデザイン各種を終わらせ、
ホワイトハウス方面にノアと向かうと、
それは美しいうねりが届いていた。
しかも快晴で弱いオフショア。
昨日よりもうねりが大きいので、
慌ててホワイトハウスに向かう。
ノアには少し大きすぎるが、
「大丈夫、インサイドにいればなんとかなるから」
と沖にふたりパドルアウトすると、
たくさんのクジラがジャンプして遊んでいた。
ノアは海中を伝わってくる鳴き声を聞きに潜り、
「クジラさんの声が聴こえるよ?」
と何度も潜水と浮上を繰り返していて、
それはニコリンの朝でした。
海獣博士ノアによると、
このクジラ種は*ハンプバックなんだそうで、
(*ザトウクジラ=humpback whale)
毎年この季節になると繁殖と出産、
子育てのためにハワイ全島にやってくる。
体長が20メートルにも達し、
60トンもの重さだと図鑑には書いてある。
この重さをわかりやすく言いますと、
スズキアルトが700kg程度だから軽自動車85台分。
世界で5番目に大きなクジラなんだそうですよ。
冬のハワイではよく見えるので、
来られたときに探してみてください。
ホワイトハウスで無理なテイクオフをして飛ばされたが、
なぜかメイクしそのまま壁に貼りついたらバレルに吸い込まれ、
奇跡的に吐き出されてきたノア。
それと引き替えに大きなセット波も喰らい、
怖かったのだろうが、
なんとかセッションを終えた。
「疲れた?」
とは肉体的にも精神的にもだろうが、
スエオカ謹製のショーユ・チキンを食べ、
エネルギーを充電すると、
今度はビーチハウスでグルーヴィン’。
バターゾーン4’1″でのニコリンスラッシュ。
ターン後半からテイル重心にすればいいんだな。
俺にもわかりやすい連続写真。
これは5’4″版バターゾーン。
速すぎるくらいで、
ファーストターンからすぐにスロットル全開となる。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17215
スカローテイルの見事な設定で、
タイトターンの際もバックフィンの伸び具合に美点を見いだせたほど。
「なんなのだ、これは!」
というのがパワーある波で乗った印象であります。
オーバーアクションでもニュートラルステアでも、
両方の踏み込みに自然に応えてくれるというのかな、
そんなボードデザインなのであります。
クリスちゃんの体重用ボードなので、
浮力が合っていないのにもかかわらず、
この快適性ならば自分用にチューニングだけで、
間違いなく別次元の領域に達するのだろう。
闘牛岬の主、
地方議会議員候補ブルース・プリーがこのバターゾーンに目を付けて、
それは詳細なるボードスペックを取っていた。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/13780
サーフボードはどんどんと進化していきますね。
フラガールズのマペット。
俺はこのマペット人形が大好きで、
いつも見入ってしまう。
なんでだろ?
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話は変わり、
12月9日の木曜日、湘南某所。
オンショアが吹き始めた午後、
この写真がニッカン・ニコリン編集部に届きました。
この写真のBD3の方、私からプレゼントがございます。
このブログを見ていらっしゃいましたら
shop@nakisurf.com
まで、お名前と郵送先を明記してメールをいただけますか?
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月曜日のお忙しい中、
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
今年も後何時間で終わってしまうのか、
そんなことが気になってきました。
ついこの前まで、
「もうすぐ夏ですよ?」
とやっていたのに、冬本番まで秒読み段階になってしまいました。
時が進むのは早い。
Have a great week!!
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