こんにちは?、

きっと快晴の水曜日をいかがお過ごしですか。

こちらはまだソフトサンドリーフのパーフェクションが続いています。

波は右から左へ、

沖から見ると左から右へと、

規則的にパイプラインを作って果てていく。

全てのターンをバレルだけのためにトリムし、

切れこませていった。

そんな今日のコピーは、

『パイプ・ドリームス（”Pipe Dreams”』

うん、まさしくそんな日だった。

ガタゴトとダートロードをひた走り、

到着してこの波を見たらまた泡を吹きそうになった。

または気絶するか、飛び上がるか。

歓びの感情を抑えられずに全身が震えていた。

「今日の波もきっと良い」

と予想していたけど、

実際にまた同様な日がやってくるとは思わなかった。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18050

ワックスを塗り、

入る前にボードをチェックすると、

両方のサイドフィンがグラグラになっていた。

「あれ?、昨日付けたばかりなんだけどな」

と思い、

右側を揺らしながら引っ張ったら外れてしまった。

とすると、昨日の八刻（4時間）に渡るセッションで、

この大きなサイドフィンにすごい圧力がかかり続けていたからだろう。

ガキガキと増し締めしたが、

もしそのまま入っていたら一本目でフィンを失い、

予備のフィンなどないし、

今日は一本しかボードを持っていなかったので、

このスバラシ波をボディサーフで遊ぶしかなかったのかと思うと怖くなった。

そういえば2年前の話になるが、

エルサルバドルの岬波でドノヴァンのボードを借りた同宿のサーファーが、

リーシュとボードをつなぐ紐がほどけていたことに気づかず、

一本目で流してしまい、それはカレントに乗って1km近く泳がされた。

彼はそのショックと疲れでそのまま上がってしまったけど、

波乗りというのはディズニーランドの乗り物に乗るわけでもなんでもなく、

全てが自己責任となるので仕業点検ではないが、

リーシュやフィンなどは必ず検査しておきたい。

特にいい波の日にこういうことが起きるから前日、

入る前と二回はしてもいいと思う。

フィンの予備も持っておかないとなあ。

カメラをONにしておいて、

着替えていたらドミンゴが波に乗った。

「ヒュ?！」

と叫び声を出して、

カメラのファインダーから彼の行く先を追った。

アウト、ミドル、インサイドとバレルをつないで、

それはすばらしいライディングだった。

これを撮ってからパドルアウトすると、

「昨日いい波と聞いて、

眠れずに夜明け前から来て待っていたんだ」

ドミンゴはうれしそうに言った。

彼はすばらしいバレルをメイクし続けて、

サーフ・ハッピーそのままの笑顔でありました。

昨日そのままに、大筋は同じ波。

けど、サイズが下がり、

セットの本数も４?５本から２?３本へとダウングレードしていた。

だが、小さくなったからこそインサイドバレルがさらに丸くなり、

ほとんど引っかかることなく抜けてこられた。

今日は六刻（３時間）ほど入り、

5分に一本は乗っているだろうから、

36本は乗った計算となり、

その内のほとんどがバレルとなった。

ワイプアウトも一度危険なのがあり、

それは波が思っていたよりも拡がらず、

それでもそのまま穴蔵目がけてレイルをセットしたら、

リップ（波先）の角を喰らって目が見えなくなり、

次に見えたときには変な角度のままバレルインしていた。

波上に向かってターンをしたようで、スキップアウト。

つまり車で言うところのスリップして、

波の上に巻き上げられてしまった。

穴蔵の中でボードと一緒に浮いていた。

「ヤバイ！」

と思ったが、できることは顔と頭を両手両膝で抱えて、

そのままおとなしくしていることだけだった。

ダーン！

と破裂音がし、ボトムに一度、二度と当たり、

三度目で押しつけられたので、

１、２と数えてから軽く底を蹴って上がってことなきを得たが、

下手をすると大怪我をしてしまうところだった。

こういうときはスローモーションに見えていると思われがちだが、

視界がゆっくりと動くときもあるし、

このように実際の時間よりも早回しで事が起きてしまうこともある。

怪我をするときはだいたいこうした早回しのとき。

どうにもならないからしょうがないのだろうが、

調練や鍛錬を積めば、

スローモーションに見えることが増えてくると聞いたので、

「さらに鍛えないとなあ」

そんなことを思って波待ちをしていた。

そんなこんなで今日もフラフラです。

□

オフィスに行くと、

この２?３日ヤブ蚊が多く、

刺されまくってしまってとっても痒い。

目の前にいたので、

両手で叩くと、外れたが衝撃波で気絶したので写真を撮ってみた。

この蚊の軍隊は、

先日の嵐で降った雨があちこちに水を貯めて、

そこから孵化したと思われる。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17977

このように足が縞々の、

例によって痒みが強い蚊でして、

「プーン」

と聞くだけで身構えてしまう。

腕とかがチクリとしようものなら

「パチーン！」

と電光石火の張り手ブルース・リー。

でも、

波でいい思いをしているのだからこのくらいは我慢しないとなあ。

□

閑話。

朝日新聞を読んでいたら、

「高速道路標識の書体がヒラギノになった」

とあった。

じつはNAKISURFでも今年の1月26日よりヒラギノ書体を採用しており、

「同じだ！」とうれしくなった。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9068

デザインをする身でもあるので、

フォントデザイン、

タイポグラフィというのを気にしていたりもするんです。

□

また話は変わり、

ドノヴァンがTV出演したらしく、その画像が送られてきた。

アコースティックギターの彼もいいよなあ。

もうすぐ日本ツアーですよ。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17706

1月6日から渋谷クアトロからなのでぜひ！

全日程同行しているので会場でお会いしましょうね！

□

そして弊社ファミリーメンバーゆうすけより、

「１１７３発見シマシタ?！」

と画像付きメールがあり、

あれ？

とすると、俺と彼は同時に１１７３回を見たのかも！？

でもなんだかうれしいので、

みなさんもよろしければYou Tube/NAKISURFでの

32

1173

7355

などを見たら

「スナップショット」

「グラブ」またはデジカメ、

携帯画像などで撮って

shop@nakisurf.com

まで送ってください。

もれなく秘蔵NAKIPHOTO画像をお送りします。

□

今日の波の余韻ではないが、

ストールするために波壁に入れ続けた右手首と右足が痛い。

バレルは数多く入ってきたが、

いつもは2時間くらいすると、

風が入ってきたり、

潮が変わったりしてバレルではなくなっていた。

とすると、

こんなに連続で長時間バレルに入り続けたのは人生初かも？

そんなことはないと記憶をたぐるが、

新しい記憶が鮮烈すぎて、

なかなか引っ張りだせないでいる。

今夜も酒が旨そうだ。

今日も来てくださってありがとうございます。

そういえばクジラが見えなかったけど、

どこに行ってしまったのかなあ。

それではまた明日！

チャオ?！

Have a nice wednesday!!

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