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基地許可証顛末記_波予想_ワダツミの木_元ちとせ

北西うねりが小さくなってきたので、海軍基地内に行く。

この基地内に入るには、規定の証明書が必要で、通常は1年間のパスを発行してもらう。
それを基地正門にてそのパス、そして身分証明書、車保険、登録証と共に提示して入場する。

911以来、入場はかなり厳しくなっているという。

パスが12月末で期限切れになっていたので、昨年の11月から申請しておいたが、その後何も連絡がなく、12月後半になってしまい、証明証発行担当のマージーという女性の直通電話にメッセージを残すのだが、何度かけても電話は出ないし、留守録メッセージをきちんと入れておくのだが、何も音沙汰がなかった。

元日にカイルと会ったときに「基地が良いみたいだから行こうぜ」と誘われるが、そのことを話すと、

「ああマージーね、彼女には一日5回は電話しなくてはダメだ」と言い切る。

それで元旦にもかかわらずメッセージを残し、また翌日も同様にした。

3日にカイルと会うと「まだダメか?今電話してみろ」と言う。

「さっきもかけたから」と渋ると、

「そんなことだと来年になってもパスは来ないぜ」と怖い顔をする。

彼の言うようにもう一度マージーにかけ、いつもと同じメッセージを残す。

少しするとカイルは「もう一回かけてみろ」と言う。

「もうしつこいから嫌だ」

「それでもかけろ」

となり、渋々かけたらなんとマージーが電話に出た!(でも彼女の電話だから出るのはあたりまえなのですが…)

おお!と感動する。

マージーは受話器の向こうで俺にクリスマスがどーのこうのって謝っている。

そんなことはどうでもいい。

「私のパスはいつもらえるのですか?」

と切り出すと、「来週来い」と言う。

カイルを見ると首を振っているので、「来週は困る」とはっきり言うと

「明日の朝9時ね」ということになった。

カイルは「な、言っただろ。マージーにはしつこくすると逃げられないと思って観念するのさ」だって。。

で、今朝行って無事にパスはもらえたわけだが、

アメリカ官公庁のいいかげんさがこれでよくわかる。

クリスマス、ホリデーシーズンと言いながら11月からだらだらしていて、

年が明けてようやく電話がつながったという勤務状況はいかほどのものなのか!?

でも、アメリカ人はこんなものです。

波は頭くらいあるのだが、昨夜から沖で強いオンショアが吹いているようで、波はどたんばたんしていた。

つまりうねりが揺すられているようにタポンタポンしていた。

でも水はきれいで、快晴だったから良い日です。

ようやく許可証を受け取ったからこれで基地には出入りが自由となりました。
めでたしめでたし。

波予想によると、来週火曜日からうねりは大きくなるようで、これは日本を抜けた低気圧からのものです。

サーフラインのこんな天気図を見て波予想。

みなさんが見ている日本海上だけのより遙かに大きな規模の天気図。

↑日本からカリフォルニアまでが一目で見渡せる。
(赤字は私の書き込み)

良い週末をお過ごし下さい〜!


3 thoughts on “基地許可証顛末記_波予想_ワダツミの木_元ちとせ

  1. Nana

    遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします!
    元ちとせ、素敵ですよね。私は彼女の いつか風になる日が大好きです♪ 今年も是非♪

  2. kazu

    マージーさん、適当すぎて笑っちゃいます。
    コントみたいです、ちょっとうらやましい気がするのが複雑。

  3. ふなき

    Nanaさん、
    おひさしぶりです。
    今年もよろしくお願いします。
    元さんの振り付けが気になります。
    ラッキー池田さんを指名したらどうなるのでしょうか?

    kazuさん、
    電話してつながらないときは複雑でした。
    今思うとコントですね。