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naki's blog

サンディエゴーサンクレメンテ_CANVASライアン・イングルの”LOS DOS”初見参!!_CATCH SURF ビーターちゃんです_シェーン!_カリフォルニア編_(1888文字)

HBAILY!

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20500

(昨日からの続き)

メキシコから夕陽サンディエゴに到着し、

そこからおよそ100km北上し、

サンクレメンテ隣町で一泊お世話になる。

5年間毎年通い、

さらに11年間住んでいたサンクレメンテ。

心をとらえるのは、このカリフォルニアの夕陽。

メキシコでいくら本場絶品のフィッシュタコスを食べようとも、

俺の、食の頂点はこのうどんなのであります。

みりんを多めに入れた甘めの千葉県は銚子風卵ネギうどんは、

それはもだえるほどおいしく、

そして全てが溶けるような味でした。

日本人で良かったなあ。

駐車場で話題になったのがこれ。

「車種は何?」

正解はシボレー・コルベットでした。

こちらも佳き時代の先進、

しかも美しいデザイン。

こんな三輪車までありました。

前双輪で291奴、まるでアキラみたい。

そのままNATIONの工場に行き、

ライアン・イングルに会ってきた。

彼はみなさんもご存じCANVASの、

オンリーワンシェイパーです。

彼のシェイプは乗って佳し、見た目良しという二刀流で、

他のシェイパーがそのデザインに感動してしまうほどの腕なんです。

HELLO!

と入場すると、

「NAKIのブログを見ていて、

メキシコから戻ってくるのを待っていまシタ。

驚かせることがあるのデス!」

と、この”LOS DOS”(The TWO)という、

まったくもっての新型テストボードが俺に用意されていた。

WOW!!

と感嘆符をふたつも付けて驚き喜び、

ライアンからボードの説明を受けると、

これはレトロツインではなく、

CANVASの亜種であるという。

あまりにも調子がいい例のオリジナルデザイン、

そうですバターゾーンのツイン版を制作してみたのだそう。

コンケイブデッキに、スカロー風テイル。

ボトムは、

エントリーロッカーから前足までシングルコンケイブ。

そしてスパイラルVを中間に設置し、

後ろ足からボードエンドは、

ダブルコンケイブ-VEEという凝ったデザインになっていた。

「ありがとうライアン!

明日ヴェンチュラに行くので、そちらで乗ります!」

とお伝えし、今度はCATCH SURFへ!

キャッチサーフは、

『モーリーブギー』生みの親である

トム・モーリー監督主宰の高品質ソフトボードカンパニーで、

現在、全米でビーターが大流行しているのです。

3月に入ってから、

品薄で買えない状態が続いているのだそうで、

これから春になったらどうなるのだろうか?

人気の秘密というか、それに乗ろうと、

俺はビーターを受け取りに来たのです。

下の写真は全て下処理が終わったビーター群。

この数が全て先月注文の予約で埋まっているという。

ドラクエかたまごっちか、

またはiPhoneか。

ソフトボードに並ぶ時代が来たようです。

ここに下処理前のビーターくんたちがありました。

これも完売だそうです。

アメリカ、恐るべし!

ビーターちゃんたちは、

毎日ここで手作りされ、

しかもMADE IN USAということで、

それは活気のある工場でした。

社長のジョージは、

「アメリカ製だから高品質なんだぜ?!」

と愛国心たっぷりであります。

「日本製もいいぜ?」

と勝負しておきました。

彼たちはトヨタや日産のすごさを知っているので、

少し尋常ではないお顔をされていましたよ。

↑こちらがキャッチサーフ社長のジョージ(中央)。

そして国際営業部長のジョエル。

完売している中から、

なんとか俺のビーターを見つけてくれました。

さらにスタンプを自分で焼き付けていいというので、

バリバリと、

D先輩よろしく熱圧着しまくりました。

熱いからやけどしないでよかった。

国際マーケティング部長のクリスも現れました。

この会社はなんでも国際が付くようです。

とすると、これも国際ビーターちゃんとなるようですね。

いつでも外せるというので、フィン付きを選択しました。

「外しますと、そこから水を吸いますカラ、

でも、それは不良品ではアリマセンよ」

「はいはい、そんなことは百も承知です。

少しくらい重くなった方が調子いいことまで知ってマス」

「スゴイ、さすがです」

という言葉を背中にフリーウエイ5号線をひたすら北上しました。

およそ160km北上し、ハリウッドを通り越し、

夕陽のロスアンジェルスに向かい、

シェーン・ガラースに会いました!

今夜は彼のバンド

『コスモスクアッド』のライブなんです。

サウンドチェック前のシェーンと、

彼のシグネチャーである

ドラムスティック・クロッシングでポーズ。

ジョン・ボーナムかシェーン・ガラースか。

という腕前なのであります(^^)

楽しみ?!

(続きます)