おはようございます。
朝風が気持ちいいです。
大気が乾燥しているからか、そこまで暑さを感じません。
もう少しすると、ぐいぐいと温度は上がっていくので、
朝の心地よさは、夜明けから7時くらいまでの短い時間である季節ですね。
4時から明るいので、8時には寝て、その心地よさを体感する良い機会ですよ。
現在水滸伝、楊令伝、楊家将、血涙を経て、
『北方三国志』を読み始めましたが、中華の熱き戦いの歴史文字を追いかけています。
劉備玄徳、すごすぎますね。
さて、ノースハワイ。
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夏景色の中、南西うねりが届き始めました。
カイルたちとSURFSURFSURF Tシャツを刷り終わりました!
これは第五刷目で、
盛夏なのと、
今回こそ数時間でなくならないように大量に作成したので、
少しのあいだは大丈夫だと思います。
千葉一ノ宮に送りましたので、週明けには届きますよ?。
現在あなたがお読みになられているのが、
『naki’s BLOG』です。
これはNAKISURF内の毎日コンテンツとして、
5年以上継続されています。
この中も進化していて、半年くらい前から
「アクセスの多い記事TOP5」
という項目が左メニューの下側に設置されています。
どのくらい下かといいますと、
下の縮刷画面で見てもこんな位置にあります。
この中で、掲載一週間後に一位となって、
そこから八日間も一位に君臨している投稿があります。
(7月17日現在)
それは、
『統制社会は、「波乗りという自由な行為の夢」を破壊する?』
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23171
というものです。
この文章の礎(いしずえ)にあるのが
「反全体主義」ということ。
この記事が繰り返し読まれているということは、
「波乗りは自由な行為」
ということをこのNAKISURF読者が支えてくださっていることだと感じ、
とてもうれしかったのですよ。
その思想に加えて、「サーフィングは新武道」ということも先日書きました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23501
そして、今朝この乾いた朝風に吹かれながらそのふたつのことを思い返し、
波のことをちらりと想いながらさらなる思想が芽生えてきた。
それは、
「波乗りはハイカルチャー」ということ。
ハイカルチャーは*サブカルチャーとは違い、
(*サブカルチャー=「既にある文化に対しての側面文化」。
または社会的価値観から逸脱したマイノリティカルチャーのこと)
古典文学
文藝
学問
美術
音楽
礼儀作法
マナー
学問
基礎科学
というものが基となっていて、
ヨーロッパではルネサンス期を経て、正統なる文化となっていた。
古来日本では、朱子学からの漢学、源氏物語などの古典文学、
和歌、仏教美術、絵画、能、狂言、茶道などがハイカルチャーに相当するという。
そして、この手を挙げて、
「サーフィングこそがハイカルチャー」
として社会に対して達成度を求めようではないか、
と上を向いて、「よしよし」とここまで書き進めたが、
これを読んだイシハラさんや土井さんあたりが
「船木くん、サーフィンやスケートはカウンターカルチャーの極みでしょう」
とたしなめられそうで、
それに対しての反論は何も持ち合わせていないが、
この波乗り世界を少しでも品と礼のあるものとし、
この現代社会に受容されようと感じているのであります。
それは波乗人による新しい文化を形成していきたい、
ということを感じています。
波乗り和歌
サーフィン美術
波乗道
を極めようではないか、
ということで和歌を詠んでみた。
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大波の跳よりけに楽し波下に 滑遊人の心地ゆたけさ
.
そんな思想に行き着いて、
その中をうろうろしていたら和歌世界から飛び出し、
ダーウィンの進化論、
アインシュタインの相対性理論があり、
ニュートンの万有引力の法則、
さらには地動説をコペルニクスとガリレオが唱えたように、
この世界にパラダイムシフトが起きるのでは?
と夢想してしまった。
いや、俺は人類の跳躍進化説を望んでいるのかもしれない。
これも夏の夢のひとつなのだろうか。
.
艶(つや)やかな水。
それを板状のものだけで滑る快感。
もしかすると波乗りという行為こそが、
人類のネオ・ダーウィニズム(neo-Darwinism)なのか、
とも思えてしまった。
ついには進化 (evolution) という着想に貫かれはじめ、
しかし、この思想から抜け出したい自分がいる。
これは書いている本人が理解できないのだから、
読者にも伝わるわけがなさそうなので、これを最後とするが、
文化なき進化は望まないし、スタイル(礼)のないことも同しであります。
ここに諸葛亮が皇帝劉禅に奏上した
「出師表」(すいしのひょう)の結文を引用しておきますね。
臣不勝受恩感激
今當遠離臨表涕泣不知所言
(わたしは恩を受けたことの感激に打ち勝つことができません。
いままさに遠く離れるにあたり涙をながし、ことばもありません)
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俺の恩は海にあり、
波にあり、それを取り巻く人たちにあります。
そんなことを考えていた日です。
「ニコリンサーフがハイカルチャーになる日は遠くない」
という夢を持ち続けます。
サーフィングはサブカルチャーではありませんしね。
すばらしい波思想日となりますように!
三連休の中日なんですね。
また明日!
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