未来が現在となり、

そして現在は過去となっていく。

先ほどまで波に乗っていた広い海。

それを見上げる高さまで来ると、

あの岬が線となり、波壁が白点となっていた。

前日、

魚を突く銛（スピアースティック）をなくしてしまったノア。

岬の先で大波を喰らって、つい離してしまったのだという。

岬周りをずっと探していたが、

先端部分しか見つからずに肩を落としていた。

きっと、海が彼に何かを教えてくれているのだろうな。

週末に

「ニコリンサーフがハイカルチャーになる日は遠くない」

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23571

というブログを書き、

そこに似た内容のふたつのリンク

『統制社会は、「波乗りという自由な行為の夢」を破壊する?』

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23171

「サーフィングは新武道」

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23501

をし、就寝前に北方三国志を読んでいたら、

天才編集長、歴史的なサーファー、

ニコリスト、文学愛好者たちからの好意を持ったメールが相次ぎ、

それらを読んで、昨日のなでしこジャパンの快挙と、

歓びをブレンドしながらニンマリしていました。

ありがとうございます。

俺たちは新世紀の志士として、

全体主義者たちに統制されないように進みましょうね。（笑）

俺はこれからカリフォルニアに出発なんです。

今朝はコーヒーを濃く入れて、温めた豆乳でカフェオレとしました。

最近撮った、撮られた写真があったのでここにポストします。

まとめると、「自由なサーフィン」ぽくなりました。

『自由サーフ写真展』というのもいつか開催できたらいいなあ。

ノアのカットバック式キックアウト。

これでもたまにメイクするのだから、彼は奇想天外です。

ありきたりのノーズライド。

「波側に足を置くと高得点で、外側はそうではない」

と以前聞いた。

難易度が得点に結びつくのでしょうが、

自由サーファーズには、そんなことはあまりにもナンセンスなのであります。

きっとDセンパイなら「そんなのケーネー（関係ない）」と言うのでしょうね。

『自由なるグライド』

そんなことをNAKISURFでは継続提唱しています。

午後の、キラキラと光った波面を滑る悦楽。

カイラの初ビーチハウス。

「エアリアルは危険です」

ノアが、大けがを回避した瞬間。

もう少しボードを引きつけていたらこうはならなかったのでしょう。

怪我とは無縁とされているフィンなしビーターの全方位滑走。

操作不自由の、どうにもならない面白さ。

道路ではないから、あっちに行ってもこっちに行ってもとがめられません。

「ビーターは、サーフィング世界を拡張させる」

と大げさなキャッチコピーをここにおいておきます。

ある程度スピードがついたら、

テイルを踏んでその抵抗と滑走音、そしてGを愉しみます。

これはまさにダートバイクとか、ジェットスキーとか、

日常生活では味わえない体感を得ているのですね。

「風に乗るように波に乗る」

泡の上は乱気流とすると、斜面は何に例えたらいいのだろうか。

サーファーという名のパイロット。

“Catch Me If You Can”

ニコリンサーフして上がってきたら、虹がふわりと浮かびました。

夢のかけはしですね。

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（お知らせ）

お待たせしました。

SURFSURFSURF Tの第五刷目を週末に発送しました！

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23031

いつものようにドクサープリントで、

カイルと、

夏休みドミンゴが1970年代シルクスクリーンで一枚一枚手で刷ったのですよ。

そうです！今回の限定新色は、

上の写真にあったようにノアも着ていた『サンライズ』です。

大人気のホワイトもたっぷりと製作しました。

明日にはNAKISURF千葉ニコリン寨に届く予定ですので、

各色、各サイズともに随時アップします。

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それでは、明日からカリフォルニア編です。

コールやクリスちゃん、AVISO王子ニックたち、

弊社カリフォルニアスタッフ、

そしてツアー中のシェーン・ガラースに会いに行きますね！

（ドッキーはコスタリカ旅行中だそうです）

下はニイハウ島。人口が約250人。ハワイ諸島で唯一の私有地なんですよ。

それではすばらしい週に！

台風6号接近なので、どうぞお気をつけください。

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