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naki's blog

今年の猛裂イナリーズ_ど根性が栄誉となる波写真_その撮影器材紹介_この円高は、ほぼ半額!?_(1418文字)

夕陽にこころを踊らせ、新月の星々に震えた。

漆黒の闇を越えると、

また朝陽がじわりと向こうからやってきた。

いつだったか椎名誠さんのエッセイに

「おれは感動しないやつは嫌いだ」

と書いてあったことを思い出した。

「感動かぁ」

そのときのことを思い出し、

椅子から立ち上がって伸びをしながら考えていた。

俺の場合は、「感動」よりも、

「驚き」という意味合いが強いのだろうか。

どちらもすばらしきこと。

深いバレルを抜けた夢を見て、

現実でも深いバレルに入った。

速く、強く、分厚く、鋭いバレル内は、

大気が急速に圧縮されるから、

波の炸裂音の共鳴音間隔がせばまり、

それは「キューン」という金属音を発する。

さらにはそれが極まると、無音となるのだ。

この無音には、

『ホワイトサウンド』という固有名詞が付けられている。

無を白と意訳したのだろうか?

これはなかなか知られていないことでもある。

立ち上がった波に我、何を想う?

朝焼けに炸裂するクラシカルなショットが撮れた。

これも感動というより驚きなのです。

太陽が昇ってきて、

炸裂直前のイナリ波のインパクト付近。

ここで泳いでいると、

「一撃必殺」

という大山カラテ並の破壊力を秘めた波切っ先が迫ってくる。

本当ならこの位置で写真は撮りたくなく、

できたら後方か、前方に逃げ出したいのだが、

喰らう覚悟でついつい攻めてしまった。

しっかりと攻めたおかげでこの作品があるのだから、

ど根性が栄誉となった典型だろうか。

下の写真は沖に出るときの視界。

今日の大サイズセットは、

こうしてクローズアウトしてしまっていた。

すごい炸裂だ。

猛裂(もうれつ)と、造語してしまった。

まだ地形が決まっていないのでしょうね。

昨年の2月に同様な写真があるのを発見した。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/19516

「メガトン」という言葉はすでに死語なのかもしれないな。

太陽がありがたい。

風も弱いので、暑い日となっております。

不思議なショットが撮れた。

こういう意味不明なのも俺は好きなのです。

昨日紹介させていただいたEOS-7D専用ハウジング。

トキナのフィッシュアイが入っています。

裏面(全面上部にも)にはダイヤルとボタンがついていて、

これで露出、プレビュー、ライブビュー、クイック設定、

AF、メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル、

そして2つのシャッターボタンの設定ができる。

イナリ波の圧力に耐えられるすごい防水ケースなんです。

水中撮影するときはウエットスーツが必携品。

泳いでいると、すぐに寒くなるんです。

俺はオーラファイバーの大ファンなのです。

こんなにも柔らかい素材のウエットスーツを着られる時代に感謝。

Z1もすごい!

ビッグセーブの売り出しにこのスパークリングがあったから購入しました。

日本円に換算すると、なんと800円程度となったので、

円高はドルの価値がなくなるのがよくわかりました。

140円時代なら1540円だから、ほぼ半額です。

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俺作品をグロスペーパーに精密印刷した

「虹色の波乗り旅」(ビームス社刊)

NAKISURFでも好評発売中です。

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それではまた明日!

ALOHA!!