サンクレメンテに戻ってからずっと曇天。
ロスや内陸は快晴なのに、
沿岸部の天気すぐれず、です。
でも夕陽ごろオフィスの窓にひょっこり太陽が顔を出した。
イエス。
「湿気の中に沈む」
乾燥しているカリフォルニアでは珍しい絵。
「赤染のサンクレメンテ、
しかし海風膝波の峪を渉らず」
という漢詩風のとおりにこちらはオンショア膝波&ノーサーフ。
座りすぎて、背中が辛いのもあります。
今日はコールのシェイピングベイに詰めていた。
このシェイプはルースキャノン6’0″。
ストックボードのオーダー分です。
まだ見えぬ乗り手に向かって、
あらゆるシチュエーションを考えて彫刻を施していく。
今日は俺に秘伝レイルのシェイプ方法を教えてくれた。
レイルはデッキ側のフォルムが全てなんですね。
騒がしい来客があり、
部屋の外をのぞくと、
NATION/CANVASシェイパーのライアン・イングルだった。
コールを師と仰ぐライアンとのシェイプ談議はいつも興味深い。
今日はロッカーに焦点を当てていた。
こうして作り手側は日進月歩していくのですね。
孤高のコールがこうして他のシェイパーと交わるのは珍しい。
やはり、尊敬ということを感じるのだろう。
コールも登場している
「ハッピーグライド」を渡してきた。
超がつくほど喜んでくれて、
「今までで一番すばらしい。感動的ですらある」
と伝えてくれて、
作者としてはこれほどうれしいものはない。
陸海空の滑走に、宝刀を作り出す魔法板師の落涙。
という漢詩風の文字を得た。
『happy glide』
先行発売&予約分が昨日完売してしまいました。
BEAMSさん、
そしてNAKISURFには発売前に一冊もなくなってしまいました。
NAKISURFでの先行予約の開始が19日だったので、
たった5日のできごとです。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/43478
ありがとうございました。
グッドニュースとしましては、
実際の発売日がこれからありまして、
この30日から全国有名書店、
全国のツタヤさんでお求めいただけます。
お取り扱い書店さんは、
BEAMSさんの版元
『サンクチュアリ出版』さんに
「ナキのハッピーグライド」としてお問い合わせください。
サンクチュアリ出版さん 03 5775 5192
日本からの荷をほどいていないのだが、
朝ご飯にヨーグルトと思いつき、
ウミカフェさんのジャムを合わせたくなり、
5周年記念の杏ジャムをいただきました。
五年は一瞬な気がします。
一日一日を大事にしたい。
□
(盛夏日本回想)
小波の日、
ニマリンハウス前で弊社オーニシと乗ったスペシャルな一枚。
「サンオノフリーVSプレイングマンティスAVISO」
サンオノフリーにはかなわないが、
この波でも十分テイクオフできるのにはオーニシも驚いたに違いない。
彼のトラックを越えて、後ろ側に出る妙技。
NAKISURFファミリーの瀧本さんは、
NAKISURFアパレルでは絶版となった
コカコーラTをサーフウオッシュされていた。
俺もサーフウオッシュ一辺倒だった。
おかげで洗濯いらず。
少しくらい寒くてもサーフウオッシュ。
水温23度。
夏の午後が一番好きかも。
少しけだるくなってきたところに涼風一筋。
「ウノの余韻でイエッサー」
この意味がわかる人は、
かなりのラホヤ通であります。
南房総のミシュラン名店
『シーキャビン』さんの前菜。
味は薄れていくけど、
こうして写真を撮っておくと、
その記憶を留めておくのが容易となる。
秋元さん、ありがとうございました。
彼のバターゾーンの奔(はし)り。
小波日にはボックスを推奨します。
今までの考え方が飛散する一瞬。
□
都内にも行きました。
猫に小判
俺にハイヒール
噂の代官山『蔦屋書店』さんに行き、
デザイン書に満たされる幸せ。
その帰り道で偶然お会いしたのは、
ハリウッドランチマーケットの宮沢さん。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/13599
があたんたちと行って以来です。
ちょうどこの前日、
宮沢さんの話題になったので、その偶然に驚きました。
代官山の裏も案内していただき、
そこにはこんな昭和とヤブ蚊が拡がっていました。
宮沢さんを自分ブログで検索していて、
偶然出てきたのがこのブログリンク。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/22583
NAKISURF千葉の初期がここにありました。
時の流れは早い。
エドエドさんの名犬
『COTARO』さま。
スズキさんの名車は「カタナ」さま。
この色は珍しいのかな。
「限定解除291」
と感じていた高校生の俺。
750ライダーならぬ400ライダーCBF。
ダートで硬派な単車。
これは、蟻月中目黒店の頭目のであるという。
うーん、4V。
こちらは六本木の名店
『リステア』さん。
やけにAVISOが似合うお店です。
□
都内でも昭和な店がまだまだたくさんありました。
お魚1000円定食。
ハンバーグランチに焦がれたのは、中学生の頃。
「一切れ=ご飯一皿」
という食べ方で、
5回もお代わりしたことを突然思い出す。
ロスカボス周辺でいい波に乗った後、
リチャードさんと、
エリカさまにいただいたのは地魚寿司。
日本の味。
房総の味。
うっとり。
ごちそうさまでした!
こちらではものすごく眠くなると、
「レッドブル」となるんだけど、
日本でも同様に眠くなって、
「見つけた!よーし」と飲んだのはいいのだが、
あまり効かずに何度も「?」となっていた。
少しして、友人が、
「日本のと、アメリカのブルは中身が違う」
と聞いて大きく納得。
ユンケルもまあまあだし、
俺が目を覚ましたいときは何を飲めばいいのか?
そんなものをサーフサプリさんに作っていただきたい。
最近ドラえもん話となることが多く、
そうしたら偶然、
映画『ドラえもん』
のテレビ朝日の担当者であります桃子さんとお会いしました。
彼女に対し、
「ぼくが生まれた日」「この絵600万円」の旧貨幣の話、
「赤いくつの女の子」のさみしさ、
そして「台風のフー子」と話はマニア系に向かい、
とどめにリアルタイムで
「さよならドラえもん」を読んでいた話をすると、
桃子さんは、ドラえもんの登場人物たちの弱点一揃いのことや、
「ドロン葉」話があり、さらには来年公開の
「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」話を聞かせていただいた。
ソーサイさんの
「新市街」を想いだし、本日終了します。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/36773
夏の終わりは台風。
大きなのが接近中ですね。
八重山の人たちが無事でありますように。
それではまた明日!
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