新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

冬に春のサーフボードを望むこと_寒い日には_(1616文字)

こんにちは、

バクダン低気圧は大丈夫でしたか?

交通機関が大混乱したようで、

Dセンパイはもちろん、

きんちゃんたちも巻き込まれたようです。

ということは、

今日はものすごい波なのでしょうか?

スタッフブログの波情報を待つひとりであります。

ブラ師匠の新作『ホットロッド・サンクレメンテ』。

新作といえばこちら

“AVISO COLE PRAYING MANTIS 5’8″.”

(グリーンレーベルに使用する)

バサルトファイバーを焼く高温にも耐える窯型にこだわり、

ようやく完成してきた5’8″版の第一号機です。

お待ちの方、大変お待たせしました。

このまま3号機までが今週までに完成する予定です。

その3本は、来週に千葉NAKISURFに届きます。

その翌週はもう三本(6号機まで)というペースです。

コール渾身のルースキャノン2本が完成し、

それを眺めるコール。

上のモデルは幅広タイプのルースキャノン。

美しいアウトラインに感動しながらシャッターを押しました。

.

なぜかコールはTシャツでいますが、

現在の気温が摂氏4度。

とても寒い日が続いています。

昨日の日本は大雪、

または大寒の日でしたが、

サーフボードのオーダーメールをたくさんいただきました。

ありがとうございます。

こんな気候にサーフボードのことを考えるのは辛いのですが、

じつは今がサーフボード製作には完璧な季節であります。

工場も閑散期。

湿度も一番低く、

クリスマスシーズンが終わって、

工員も揃って、みんなリフレッシュしている。

新モデルが出揃い、

1本1本確かに製作されていくサーフボード。

暖かくなってしまうと、

オーダーはひっきりなしに入ってきて、

休むことなくボードを製作しなくてはならず、

日照時間も長いので体調も辛くなっている。

そんな季節と今をくらべてみると、

シェイパーもゆっくりと構えていて、

新モデル製作への足がかりだったり、

シェイプラインを極めようと、

各工程を楽しんでいるように見受けられます。

じつはこの寒い日にオーダーをしてくださったほとんどの方が、

NAKISURFのリピーターでして、

そんなリピーターの方たちは、

今オーダーすると、

ちょうど春頃にサーフボードがきちんと完成するのをご存じなのです。

暖かくなって春にオーダーすると、

夏に完成するのがカスタムオーダーの常。

なので、

この時季にオーダーされる方は、

春をちゃんと見込んでいらっしゃるようです。

【お知らせ】

NAKISURFではオーダー後のプロセスを見直しております。

大事なお客さまからありがたきご意見をいただきました。

それをすぐに反映させようと、

そのシステム作りに取り組んでおります。

具体的には、

カスタムオーダー後、

お客さまにサーフボード製作過程の途中経過をメールでお知らせいたします。

これでさらに安心していただけると思います。

2月からスタートしますのでお待ちください。

昔も今もオーダーカードには、

一枚一枚コール(ドッキー、ライアン、クリスちゃん)が目を通し、

数字の齟齬がないか、

バランスやスタイルをチェックしているのですよ。

新作バズーカ IIのオーダーカードにも

このボンザーチャンネルを忘れずに記入していた。

さまざまなプロフェッショナルが、

それぞれの形で自信の仕事に没頭していく。

寒い日はそんな愉しさがありますね。

弊社クリストファー・ジャックス。

彼はミュージシャン&絵描きであるけれど、

こうして午後はNAKISURFの仕事を手伝ってくれています。

ノルウエー出身のアメリカ育ち。

いつも明るく前向きで、

そんなことも北で生まれた人の特徴なのかもしれませんね。

とても寒いけど、

こんな日はきっと何か大事なことを育んでくれている気がします。

どうぞ暖かくしてお過ごしください。

トレーダージョーズは、

新年をこのように祝っていました。

寒い日も、暖かい日もいつも来てくださって、

本当にありがとうございます。

また明日!