サーファーとしてずっと見続けられる写真。
そんな作品を撮りたいと思っている。
上下の画像は夕方のフォードアーズだが、
ライト(レギュラー)フェイスは閉じることなく、
セクションはショアブレイクまで続き、
本領発揮というほどいい波だった。
三連休で混むかと思っていたが、
日中オンショアが強く吹いたことと、
超満潮はみんな苦手なのか、
潮が上げると人はほとんどいなくなってしまった。
いまだにしっかりと残る南西うねり。
三連休ということもあり、トレッスルズ、
Tストリートは激烈に混んでいるという情報だが、
ここはほぼ誰もいない。
今回の強い南うねり。
長く、美しい波が続いている。
9日目の海からの贈りもの。
この南波に何回、何本乗ったのだろうか?
自然からのエネルギーが海面を這って各地に届く。
生きものみたいなうねり、
動物みたいなうねり、
猛獣みたいな波とブレイクの角度と地形、
そして潮位によって変化していく。
ハワイや西海岸の太平洋に面していると南うねりがやってくる。
夏の特徴の波である。
後何度、
人生であと何回の南うねりに乗ることができるのだろうか。
若い頃はこんなことを考えなかったのに、
不思議とそんなことを想う歳になってきたようだ。
最近旧車を見かけることが多くなったが、
それは旧車が多くなったわけではなく、
旧車に目が行くようになったということ。
俺も旧車も歳があまり変わらなくなってきた。
こんな車もあるのですね。
大事に乗れば、
旧車でも若い頃のように走るのだろう。
普段からの整備が大切です。
美しいこの形をした車にいつか乗ってみたい。
好きな曲をかけて、
好きなボードを後ろに積んでサーフに行こう。
日本は日曜日ですね。
こちらは土曜日だが、かなりの工場が稼働していた。
もうすぐ完成するサーフボード。
これら愛しい板たちがそれぞれの場所に飛び発っていって、
どの海でどんな滑走をするのだろうか。
その創造者コール。
彼は今日もシェイプに没頭していた。
毎回違うフィン位置を決めるのは、
コンケイブの深さ、レイルのフォルム、
ロッカーやアウトライン、
サーフボード全ての要素から導き出された位置なのだという。
銘シェフの味付けがそうであるように、
COLEはそんなことができるのですね。
多生産ボードが出回っていて、
多くの有名シェイパーが、
シェイプサインをするだけというスタイルとなっている。
こうしてボードを1本1本手がける昔風のシェイパーは珍しい。
レストランでもなんでも有名になるとあまりいいことはありません。
今日の陽が暮れていく。
みなさんもすばらしい日曜日をお過ごしください。
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