こんにちは、
こちらも夏景色です。
太陽がずいぶんと北西方向に沈んでいきます。
今日はライアン・イングルの工場に行ってきました。
そうです。
NATIONとCANVAS工場です。
「ラッシュ=急ぎ」
これらのマーキングは最近のものばかりで、
じつにこれだけのラッシュボードがあるのですね。
これはミニノーズライダー・タイプ2。
https://www.nakisurf.com/brand/canvas/detail-mini-noserider2.html
このカラーから国旗を連想したけど、どの国かわからず。
グラッサーのデイブにラミネート位置を指示するライアン。
「ここにこう置いて」
いつものように真面目な会話でした。
「クロスはこれをボトムに、
トップはこれとこれの組み合わせで」
ライアンはいつものように素材でもボードの個性を出してきます。
『NAKISURFオリジナル・水滸伝ラミネート』
これは武松ですね。
北方謙三さん版と違うのは、武松が剣を持っていること。
「お客さまのボードを見つけました」
うれしそうな大西。
サーフボードを絵画に見立てたのがCANVAS。
これは7’0″のミニノーズライダー。
マイケル・ジョーダンのアートが美しい。
フィンボックス設置中。
「これを見てください!」
新型ロスドスがグラッシングされたところでした。
キャッチサーフのジョエル、
ネイト、ジョンたちがこぞってオーダーしているロスドス。
アメリカで大人気のボードデザイン。
このフォルムにいつも感動させられます。
丸くて速そうで、そして楽しそう。
「香り立つサーフボード」
そんなコピーを得ました。
ライアン工場を後にして、
次に向かったのがジョージ率いるキャッチサーフ。
ちょうどアレックス・スミスが遊びに来ていました。
アレックスはノースハワイのプロサーファーで、
弟コア・スミスと一緒に世界を廻っている。
メキシコ本土は、プエルトエスコンディード帰りだそうで、
8フィート・オディシーがバレル大活躍だったと聞いてうれしくなった。
以前にも書いたけど、
ジェイミー・オブライエンがキャッチサーフにはまっていて、
今度は8フィートと、5’6″スキッパーを注文してきた。
ライアンのパイプラインハウスに発送されていく2箱。
来週到着するという。
どうなることか楽しみです。
夏だから波がないのか。
でももう3ヶ月もすれば、
ファーストスウェルが入りますね。
日本にはあまり入っていないキャッチサーフの裏モデル
『super one』
ビーターより剛性を持たせたソフトミニボード。
発想がすばらしい。
FCSトライが装着できるので、
俺のツインスタビをこれに付けて乗ってみることにします。
何色にしようか。
(全4色です)
https://www.nakisurf.com/brand/catchsurf.html#superone
キャッチサーフ・デザイナーのジョンは、
今日も80年代ファッションでした。
瞬間的に雑誌ポパイを思い出した。
次はピコ大通りを降りて、コールシェイプに行く。
Cole Simler
ちょうどレッキンボールをチューンしていて、
「ずいぶんと大きいボードですね」
と言うと、
「体重140キロの人のなんだよ」
「体格の大きなサーファー用はお手のもの」
とばかりに手を止めることなく削りだしていた。
子ども用ボードから巨体用ボードまで、
それは幅広い人たちに向けてシェイプするコール。
自分のサイズは彼から見ると小さいのだけど、
いつもジャストサイズなので、
そう考えるとすごいことだとわかる。
仕事が一段落したので、
「波はどうかな?」
ピアカメラを見ると、そのものすごい混雑に驚いた。
夏なんですね。
大西はビーターを持って「ビーターING」
巷では、
「ビータる」とも言われているそうで、
「ビーター生誕の地でビータるのはプライスレスです」
という名台詞を残した大西。
「フィンレスやばいです」
と全方向ライドを楽しんでいました。
不思議なボードですね。
未来のサーフボードはこうなるのでしょうか。
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前出したコールの子供用ボード。
コールという同名サーファー。
ルースキャノン。
突然霧となって、
上を見上げるとペリカンが舞っていた。
ラッキーとばかりに一枚撮り、
そして今度は俺の番です。
前出したジェイミーが乗り移ったのか、
スキッパー5’6″で仮想パイプライン。
ボードがたわむので、
スピードが落ちるのがトイボードの特徴。
欠点を利点に感じられるようにラインを取るのです。
ソウルグライドを楽しみました。
以前にも紹介しましたが、
そのジェミーのオディシー。
パイプラインとバックドアでのライディングです。
やはりジェミーでもダックダイブ(ドルフィンスルー)はしないのですね。
安心しました。(笑)
2 SMOKERS WITH JAMIE O’BRIEN from Catch Surf on Vimeo.
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長くなってしまいましたが、
ここまで読んでいただきまして、
本当にありがとうございます。
みなさんもすばらしい週末をお迎えください。
また明日!
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