こんにちは、
真夏の8月になりましたね。
いかがお過ごしですか。
読書をしていたら老子の言葉に目が止まった。
「あるものは前に進み、あるものは後に従う。
あるものは炎を燃え上がらせ、あるものは炎を吹き消す。
あるものは強大となり、あるものは弱者となる。
あるものは突進し、あるものはへたばる。」
昨日感じたのは、
傾くオレンジ色の太陽と、
呼吸をするような風、
波の下を潜り、また潜り、
海の底でただ回転する体。
広大な波にうねる海。
俺が海を好きな理由を再確認しつつ、
はるか沖で上下に動く水平線を見ていたら、
自分が海と同化したかのような感覚に陥った。
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ソフトサンドリーフ。
曇天&雨の日で、
大きな北西うねりが入っていた。
どこまでも無人の海。
壮烈なるうねり群。
聖(きよし)さんが遊びに来ていたので、
ひとりパドルアウトして撮ってもらったのがこの写真。
暗く、強く、熱い波。
畏怖してしまいそうなコンディションだったが、
やり遂げたときの昂揚感はいまだに憶えている。
波乗り。
たかが波に乗ること、されど波乗り。
しびれるようなすてきな世界です。
こうして海が渦巻くようになると、
感じるのがこのすごい世界です。
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キャッチサーフに行くと、
主宰ジョージがBD3を出して眺めていた。
ポリエスター製で、
カーボンストリップストリンガーのクアッドフィン。
「いろいろなボードを乗ってきましたが、
硬いボードではこれが世界一デス」
とCOLE製を絶賛するジョージ。
他のメーカーがたくさんあるのにすごいことです。
俺が彼を好きな理由のひとつに
「同一意見」というのがある。
こうして他社製品でもしっかりと乗り込み、
しっかりとした評価が下せるというのもすばらしいことです。
やはりジョージはすばらしいサーフボード・プロデューサーです。
ノースハワイのカイラ。
COLEのルースキャノンを乗り込んでいて、
きちんとテイルに後ろ足を乗せているのが上達した証拠です。
こちらはノア。
「(魚突きでは)むずかしいMUという魚を仕留めたんだよ」
なんでもこのMUはとても深いところにいて、
とても警戒心の強い魚なのだそうです。
ノアは深く潜りながら、
さらには海と同化したのでしょうね。
パナヌ・ウフと一緒の写真を送ってきてくれた。
彼は波乗りより魚に夢中なようです。
GOGO Noah!!
こちらは大西と無人ブレイクに凝っていて、
ピュアな気持ちで滑走を繰り返しています。
南西うねりは続いているが、
この夏は波がいつでもあるので、
のんびりと構えているのも事実です。
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存在と非存在は連なって生じる。
難と易は相互にあり、
長と短は対比して現れる。
高と低とは相対する位置としてあり、
音と声は調和して響き合い
前と後は順序をもつ。
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こちらも老子の言葉です。
今日もすてきな日にしてください。
それではまた明日!
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