グレイトサーファーは、
芸術的な瞬間の連続を見せる。
小さい波の日は、
こんなターンが究極ともなる。
ドッキーこと、
SURF PRESCRPTIONSを率いるドック@シェイプルーム。
この作業着も芸術であります。
こちらはコール。
ハイパフォーマンスモデルのアイディアが沸いたらしく、
明日さらに詳細を聞いてきます。
ダナポイント。
日本語にするとダナ岬。
堤防とヨットハーバーがあったところが、
伝説のポイントブレイク「キラーダナ」でして、
それはとても長く乗れて、
すばらしい波だったと聞いています。
1966年に消滅。
佳い時代ですね。
失われた波を復旧させたりするプロジェクトがあったら最高なのに。
サンクレメンテの丘の上に建てられた家々。
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NS1@ソルトクリーク、グラブルズ。
クイックでレスポンスが高いボード。
踏めば踏むほどアクセル領域が広がっていく。
面積が大きいから、
踏みしろがあるのですね。
小波、しかもトリムしたときに感じたのが、
速度も相当ついています。
後ろ足は波壁に触っていたとも気づかなかった。
速すぎて無意識に減速したのかは、
本人でないとわからない。
よく考えるとこれは自分なので、
なぜそうしたのかは憶えていないのがこの答えです。
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ダナポイントからサンクレメンテに移動すると、
マリンレイヤーという沿岸独特の霧が蒸発してきて、
ピッカリと晴れてきました。
これはイニシエのTストリートの北側。
1980年代は、
歩道橋の横にブランコがあって、
ここでサーフするアーチボルドやディノを見学していたのも今は昔。
時代は変わるけど、波は変わりませんね。
その時代によく走っていたコルベット。
少し年季が入ってしまったけど、
いまだに飾らずバリバリ走っているこの車と、
サンクレメンテのおじさんサーファーの姿がだぶって見えた。
最近の流行はトレイル2だけど、
このダイアナさんは6がお好きみたいです。
それぞれの場所でそれぞれのスタイルがあるのですよ。
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ロスアンジェルスに行く用があり、
ラブレア通りの今日を撮ってきました。
このオープンカフェは、
着飾った女性で満席でした。
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サンクレメンテ・ピア。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/47729
ゴールドフィッシュ・プロジェクトの一環として、
ピア内部でも波に乗せてあげました。
この文体からおわかりの通り、
ゴールドフィッシュは、
もはやサーフボードではなく、
生命体と考えて接しています。(笑)
今日も活きがいいです。
「エサは何をあげているのですか?」
と聞かれたので、
「いえ、何も食べないでも平気です」
と答えたら、
違う質問だったようで苦笑されました。
そのくらい本気で飼育しているのですよ。
それでも、
ゴールドフィッシュは好奇心旺盛なので、
目を離した隙に波に乗っていってしまいました。
ひとり立ちしたゴールドフィッシュくん。
しばし考えてみると、
これは”およげたいやきくん症候群”なのか、
または”理想的目標の追求”をしたのか、
それとも”徹底的に過激な革新”のどれかだろう。
サーフボードやサーファーは、
社会のイデオロギーによって形成されたものから解き放たれる瞬間がある。
俺たちは果てしないほど広い海に向かって何を想い、
または何を感じ、そして受けとめているのだろうか。
今度海に行ったらいつもよりさらに沖に出て、
独りで水平線を眺めてみよう。
きっと何かを感じられる。
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それでは今日はここまでとします。
どうぞ9月最後のすばらしい週末をお迎えください。
台風が去って、いい波が残りますように。
今日初めてこれをご覧になった方に「はじめまして」。
いつもお越しくださっている方に「ありがとうございます」。
どうぞみなさんがいい日になりますように。
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