おはようございます。
12月が始まりましたね。
今年も残すところあとわずかとなりました。
どうぞよろしくお願いします。
少し前はやたらと暑かったのに、
もうすぐお正月なのですね。
そろそろ冬突入でしょうか。
こちらは感謝祭の大きな週末も終わり、
街はクリスマスモード一色となってきました。
先週の主役はライトニング・キッカー。
たくさんのお問い合わせと、
ご注文をありがとうございました。
ショートボードのすばらしさを再確認させてくれた新作モデル。
そしてコールチューンの確かさと、
表現力の頂点、そして結晶だと思います。
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-lightningkicker.html
乗り込んだ感想やフィードバックを得たので、
ここで一度ライトニング・キッカーをラックに置きます。
忘れられないボードとなりました。
風を切る音
落下速度
体感G
まるで20歳のときに戻ったような気持ちであります。
若返りにはショートボードが効果的だと知りました。
ありがとうライトニング・キッカー。
この気持ちは永遠です。
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話はNATIONに進みます。
サンクレメンテ・ピア。
NATIONのボードミートに参加してきました。
このボードメーカーの人気がすごく、
そして工場も毎日のように行って、
その工程や職人たちの技術の高さ、
「ライアンのボードへのアプローチのすばらしさ」
を日に日に感じ、
NATIONをみなさんにご紹介したくなっております。
NATION主宰ライアン・イングル。
波乗りがやたらと上手なシェイパーで、
真面目で正直なすばらしい人間性。
理系の彼は、
サーフボード論を語るのにも長けていて、
いつもなるほど、
と彼のアジテーションに聞き惚れている一人であります。
ライアンは自分で作ったボードに乗って、
その性能を体感している数少ないひとりです。
ご存じでしょうが、
CANVASボードを製作するシェイパーでもあります。
彼が乗っているのが、
ミッドレングスを極端に切り詰めて、
リバースVEEボトム搭載のシェビィ(CHEVY)。
コールがシングルコンケイブなら、
自分はリバースVEEだというライアンの主張がここにあります。
ライアンは、
サンクレメンテで一番のコンピュータシェイプのオペレーターなので、
サーフボードのカーブを全て数値にして、
具現化できる唯一無二のシェイパーであります。
通常は、
シェイパーがマシンオペレーターにカットを依頼して、
プレシェイプを製作してもらうのだが、
その準備作業までをこなせるのがNATIONの強みであります。
腰サイズの波だが、
トップでの切り返しの鮮烈さは、
ミッドレングスとは思えないほどの俊敏さであります。
後ろ足をうまく折りたたむことによって、
着水へのショックを弱めているのですね。
こちらは1980年代の復刻ボード
“NATIONリック・ケイン”に乗るネイト・ヴァンダガスト。
復刻といってもアウトラインとボリュームだけをそのままで、
ボトムは最新鋭のボトムデザインとなっているハイブリッドモデルです。
ネイトについては下のブログをご覧になってください。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/49061
シェーンが乗っているのが、
新時代のドアを開けるべく、
ペグノーズとレイトウイング搭載のムーンテイル、
そしてリバースVEEを全部盛りした、
NATION流の未来のショートボード
『ギャラクティックレーザー』であります。
スピンやエア、縦回転、
そしてリバースまで見据えたボード。
俺にはそんなハイブロウなターンはできないけど、
レイルの斬れ味、
そして初速トルク、全てに感動してしまいました。
しかもすごいのがこれが試作ボードということ。
緩慢波用チューンも加えて、
現在ライアンとディスカッションを重ねています。
すでにNATIONのギャラクティックレーザー広告がありました。
ただただ美しいです。
波を滑るレーザー・パフォーマンス。
五感で知覚する高い動力性能。
キャッチコピーがすらすらと浮かんでくる。
カメラ係をナカガワと交代する。
彼はシングルフィンに乗りたいのだそうで、
アジャスター2014モデルに嬉々と乗った。
このボードは今年もかなりのカルト人気で、
NAKISURFでもかなりの数がオーダーされました。
来年版はそれをチューンナップしたので、
シングルフィン初心者でもこの通り。
ナカガワはマンライ連発でセッションを終えました。
アウトラインも美しい。
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「ASPロングボード世界チャンピオン」
というこれ以上ないほどの肩書きを持つのは、
ライアンの奥さんリンジー。
この角度あるトップターンで、
新アジャスターの低速域での性能が読み取れる。
小さく、緩慢な斜面を滑る単翼。
とても上質なグライド力を誇るのが、
NATIONのコンセプトシングルフィンなんです。
リンジーがライアンとボードを替えると、
グォリャ!
ライアンは、
こんなビビッドスラッシュをメイクした。
シングルフィンでこの精度。
ナイフィーレイルやボトムチューンによって、
旋回性と安定度をさらに高めたアジャスター2014。
そのスタイリングも含め、
波乗りの魅力を大きく広げる任務を背負ったサーフボード。
NAKISURFでは、
このすばらしいサーフボードブランド
”NATION”もしっかりとご紹介していきますので、
どうぞよろしくお願いします。
それでは、
これからライトニング・キッカーの動画製作に入ります。
音楽は予告編同様、
ブライアン・ベントがつけてくれることになりました。
来年へのカウントダウンが始まりますが、
今月もどうぞよろしくお願いします。
みなさんもどうぞすばらしい日をお過ごしください。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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