こんにちは、
端午の節句にNATIONシェビィ・デラックスが完成しました。
ご存じのように大人気モデル”シェビィ”はミッドレングス系で、
ショートとロングボードの中間というコンセプトでした。
https://www.nakisurf.com/brand/nation/detail-chevy.html
そしてこのリバースVEEモデル全ての調子と評判がすこぶる良く、
それぞれのモデルが亜種(バリエーション)を獲得するに至っている。
このデラックスの詳しくをライアンに聞いてみると、
「みんなシェビィに乗ると、その滑りに絶賛するのですが、
ラウンドノーズが苦手というか、
あの見てくれで敬遠されることもありました。
そこで、それならノーズを変えて、
ハイパフォーマンスにしてみてはどうだろうか?
そんなことでこのバリエーションが発生したのです」
「自分でデザインしていてこう言うのは恥ずかしいのですが、
シェビィのワイドポイント、テイルエリア、
そしてレイルカーブのフォルムは非の打ち所がありません。
ノーズの違いは刀の先端が細くなるようなもので、
トップやホワイトウオーターのバウンシングで、
軽くなったような錯覚を起こさせるものです。
ぜひ乗ってみてください」
と試作クアッドフィンがライアンより渡されました。
夏日快晴のすてきな日だったので、
大好きなラモス通りに持ってきてシェビィの誕生写真を撮りました。
「シェビィ=弱い波」
ロングボードの聖地サンオノフレがこのあたりでは、
最弱なので、大好きなフォードアーズに行き、
初乗りムービーを撮ってもらうことに。
1本乗ると、
「このボードはどんなことになっているのか!」
というほどで、
一緒に入っていたコーリー(・コーラピント)が
「そのボードすごいです」とオドロキ、
パドルアウトしてきたタイちゃん(タイラー・ウオーレン)が真っ先に
「そのボード見せてください」
となるほど、軽く速く、すばらしい滑りだった。
5本ほど乗った映像があるので編集してアップしますね。
その映像からのフレームグラブ。
大波の位置取りのように波の内側フックに入っている。
瞬間にマジックボード認定です。
サーフボードって不思議です。
サンオノフレで、
ハイパフォーマンスボードに乗って、
最高に調子良い日が来るとは思わなかった。
そんな初乗りインプレッションです。
「暑い日も曇りの日もココサンシャインです」
クリスちゃん(クリスチャン・ワック)が大絶賛する日焼け止め。
これはクリーム版で、
スティックもスーパーロングセラーなんですよ。
コーリー、ローファー、りょうさん、スティーブ、
タイラー、リノ、マイク、フランク、ハンナ、
リース、ミゲール、ジョーダン、ライアン、リンジィ、
ブライアン(・ベント)、そしてSeeaベイブスと、
サンオノフレの主要メンバーが全員使っている超日焼けクリームです。
べたつかず、肌にやさしい安全な日焼け止めは他にはありません。
コーリー・コーラピント(Corey Colapint)の存在感は日に日に増している。
クリスちゃんが認めた愛弟子で、
ルックスも良いので3年後のサーフアイコンとしての役割を担うと思っている。
そんな彼主演のCANVASムービーがありますので、
このページ後半にポストしておきますね。
カメラの横でグライドすると、
自然に笑顔になります。
インスタグラムの癖で写真にタグ付けしそうになりました。
ハンナ・ノートンとCANVAS piñata。
彼女もノーズライドし始めましたね。
ここで何度も書いたけど、
サンオノフレは「初心者ウエルカムのサーフブレイク」。
歴史もあって、多くのグレイトサーファーたちが集う。
けれど、
誰でもどんなボードでもサーフ自由となっている。
(タチアガリ=SUPだけ不可)
最近通うようになって気づいたのは、
いくつかのクラブがあって、それぞれの派閥があること。
でもそんなことは気にしないでもいられる。
またはクラブに属して、
気にしながらやるのもサンオノフレの良さでしょうか。
ちなみにシャワーの設置や植木等、
そして自発的な掃除をするのはクラブの人たちがやっています。
だからここまで美しく、楽しいビーチになっているのですね。
↑タイちゃんことタイラーの、
ダウンザラインでバックサイドファイブ。
最近のヤング(死語)グッドサーファーたちは、
ハンテンとかハングファイブと言わずに、
テン(10)とかファイブという数字だけで表現している。
もちろんこれはノーズにかかった足指の数のことで、
究極は親指2本だけのTWOということになるのだろうか。
ノーズライディングのおもしろさは、
独特な浮遊感とスピードにあると思う。
なので、(普通の)コンテストに出ているサーファーは、
「ノーズに行けば点が高い」
とばかりに無理やりウオーキングしていって、
ちょんとタッチしては戻っているけど、
もっと自由に、心の声というか、
好きなようにグライドするのがサーフィングだと思う。
ショートでは当て込まなくてもいいし、
どこかのサーフ雑誌に
「カットバックのときの肩の角度」
とか、
「手の位置はここ」だとか書いてありますが、
そんな雑誌は今すぐにリサイクルボックスに入れちゃいましょう。
サーファーは自由な遊び。
お好きなように乗ってください。
そしてもっと大らかに、視界を広く。
ここ以外のブレイクだと、
武道の試合みたくサーフしている人が多い気がします。
タイラーはコーリーに感じるものがあるらしく、
ウエットスーツの着方から、
トランクスの位置まで指導していた。
さすがプロです。
写真を撮る立場からすると、
こんなにありがたいことはありません。
そのことに私が気づくと、
少し照れくさそうにしていたのもタイラーぽいエピソードであります。
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さてさて、
そのコーリーのロングボーディング動画です。
彼は1ヶ月前くらいから突然フォードアーズにやってくるようになった。
それまではローワーズで、
ショートボードのエアばかりしていたので、
ものすごい転身ともいえますね。
自分も混んでいるところは自由を失うから、
空いている、または人の気持ちの佳いブレイクに向かっている。
4 4 from Canvas Surfboards on Vimeo.
いただきものの「明石の最中詰め合わせ」。
その中に”めで鯛”を発見して、
とても気持ちが上がりました。
紅白っていい色ですね。
年末の歌合戦って、そこから来ていたことを今気づいた。
Happy / Joyous (めでたい)
そんな気持ちで過ごそう。
GWは終わってしまいましたが、
ハッピーは続けていこう。
サーファーたちが大好きな夏がやってきます。
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