新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

サーフトリップを終えながら思ったこと_私はシェフ_サーフ・プリスクリプションズ_波乗りは波に乗るだけはなく、さまざまな教えを与えてくれるもの_(1382文字)

 

201512_Rocky_Shore_naki_3201

Nation Sonic Boom 5’4″

IMG_7247

北への旅から戻っているフリーウエイ画像。

これが何号線かわかる人は果たして何人いるのだろうか。

IMG_7253

途中ロスアンジェルスを経由するので、

『日本橋・金子半之助の天丼』をいただいた。

これがハンパではないほどおいしいのです。

IMG_7257

日系書店に行き、

NALUの最新号を求める。

今回も原稿を掲載していただいた。

T編集長、ありがとうございました。

ひさしぶりにキッチンがある旅だったので、

自称シェフの私が腕をふるいました。

IMG_52701

最初の夜はグリルドベジタブル。

トマトやタマネギ、人参、ビーツ、さつまいも、

マッシュルーム、ブロッコリー、アスパラガス、

パプリカ、根菜、ジャガイモなどを一口大に切り、

オリーブオイルをかけて、

塩(シーソルトか岩塩がよろし)胡椒をして、

250°のオーブンに入れ、

表面に焦げ目が付くまで焼くだけ。

簡単でかなり深い味となり、野菜好きでなくても

「こんなにもおいしい」というほどの味になります。

お試しを。

IMG_7242

これは朝食。

日本好きのシェーンに作っただし巻き卵焼き。

IMG_7243

タマゴを割って、そばつゆを少々入れ、

蜂蜜も少し入れて、

熱くした鍋の中に溶き入れて、

ジャンと焦げた音がしたら弱火にして、

フタをして蒸し焼きとします。

上部が固まってきたら、

箸で丸めてお皿にとっておくだけで、

余熱でふんわり卵焼きの完成です。

「コレ、ニホンニ、行ったとき、なんとイエバ、食べられますか?」

「オスシヤサンノ、ダシマキダマゴ」

「オスシヤサン?寿司でなく?」

「同じですオナジ」

そんな会話を思い出すに至った。

IMG_7261

さらにはハンティントンビーチのドッキーこと、

サーフ・プリスクリプションズにも顔を出し、

NAKISURFのオーダーボードをピックアップしてきました。

IMG_7270

ドッキー夫妻は、

すばらしく良い人たちで、

もっと彼のボードを乗りたい、

そう思ってしまうほど人となりがすばらしい。

IMG_7288

もちろんシェイプ歴30数年という確たる技術を持って、

元祖オルタナティブボードシェイパーなのだけど、

そんなことを超えたすばらしき何かを内包したシェイパーであります。

IMG_7293

これは南アメリカのトップ大波乗りの、

ラフェル・タピアがオーダーしてきたボードで、

そのサイズは10’8″ x 22″ x 4-3/8″。

ログボード以上の体積を持つガン。

IMG_7320

こんなボードであんな大波を乗っているのですね。

かなり痺れる世界であります。

IMG_7295

ひさしぶりにみんなで記念撮影。

ドッキーが私の帽子をかぶっているのであります。

IMG_7303

NATION工場に戻ってきたライアンのドリームクラッシャー。

IMG_7313

最近のマイブームはライトローストの酸っぱいコーヒー。

それを飲みながら、

マジックボードのシェイパーに旅の報告をするのは格別な気分で、

またどこかに行きたくなってきた。

IMG_7316

JOBこと、

ジェイミー・オブライエンがスキッパーの6フィートモデルでサーフしていた。

しかもノーズライド。

バックドアをこれだから、間違いなく新次元でありましょう。

IMG_7112

photo by Kai Kosaka

これが今回の旅の収穫。

もしかしたら1番気に入っている作品かもしれません。

波乗りをすることで自分の魂を喜ばし、

そして次の波に乗るためにパドルアウトする幸福。

波乗りって、波に乗るだけではなく、

さまざまな教えを与えてくれるものでもある。

明日の波を夢見る夜。