じつは本日、NAKISURFは創立日を迎え、ナキサーフは満10歳となりました。こんな未熟な私たちが10年間も続けてこられたのは、
「NAKISURFを支えてくださっているみなさま」
「ハッピーサーフィンを愛してくださっている方たち」
そんな大きく、暖かいご支援のおかげだと、
スタッフ一同深く感謝いたしております。
今後も初心に戻り、マジックボードの供給と、
「魂の道具」
「ハッピーサーフィン」
をご紹介できる品揃えに努めていく所存でございます。
どうぞご愛顧のほどをお願い申し上げます。
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https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1512
10年前の今日、スタートしたNAKISURFは、
「サーフィングのすばらしさを余すところなくお伝えし、
ライフスタイルを構築する道具を販売する」
そんなテーマを掲げ続けております。
『波乗り愛』というコラムを8年前に書きました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/column/column-24
業界ではタブーとされているローカリズムについても書きました。
【特大号】夢のスーパーフィッシュ、ドリームクラッシャー発売開始です!_ローカル問題について真剣に書いてみました_(3513文字)
暖め続けてきた波乗愛が、
理想に向けて歩きはじめました。
こちらもご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。
この10年は夢であり、
また現実とのギャップに悩み続けております。
「人生、全て修行である」
師のお言葉を思いだし、
2歩進んでは、1歩下がりと這うように進んでおります。
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ケリー・スレーターが世界一の人口波を完成させた年でもあります。
彼もまた10年間という夢を追い続けてきたと思うと、
涙が止まらなくなりました。
10歳というと、
ちょうど人はこの位になった頃でしょうか。
私も含め、NAKISURFは、
まだまだ完璧にはとてもおよびがつきませんが、
日々反省してはおりますが、
しかし正しい道を試行錯誤しながら進んでおります。
NAKISURFは、
伝説人のハービー・フレッチャー家だったり、
サーファーマガジンの初期を支えた写真家、
ジェフ・デバインたちにも助けられております。
今やサーファーズジャーナルのフォトエディター。
「伝説人のポートレートを撮るのはたやすい」
というテーマの作品。
彼が高校生のとき、
「天才だ」と予感させたヨゲ。
彼は日本の「新たなる希望」でありますようにと、
日々願っている一人であります。
そのヨゲさんが主宰する
『カラーズ・マガジン』に
ウナクネ曼荼羅というコラムを書いたら、
友人たちの反響がすごくて驚いた。
やはりヨゲは天才だと再確認しました。
オルタナティブサーフ界を先発し、
いまだにそのグループを先導するBlue誌。
じつは巻頭コラムを昔から書かせていただいている。
1月10日発売の原稿を入稿しました。
今回は新春にふさわしいPOPな内容としました。
「サーフボードなら全て」
という新生NALU誌の表紙、
私独自の切り口の記事を掲載させていただいていた。
ありがとうございました。
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私の作品だが、
ありがたいことに毎年、
トーキョーカルチャートbyBeamsさんで個展を開催させていただいている。
主宰の永井さんにはお世話になりっぱなしであります。
ありがとうございます。
NAKISURF開始当時、
こんなに小さかったアニーが、
こんなになってしまう年月が経過しました。
そのアニーは、
私にとっての聖書サーファーズジャーナルの想像主であるスティーブ・ペズマンと会うことができた。
そしてその奥方のディビー。
私にとっては、憧れの人たちであります。
彼らの息子がショーン(右)。
アライヤを持っているのは、
こちらもサーファーズジャーナルは、
フォトアシスタントエディターのショーン・パーキン。
今年もカレンダーが完成しました!
私の作品をみなさんのご家庭や、
仕事場に飾っていただくことは、
とてもありがたいことです。
ハッピーサーファーの仲間がいるサンオノフレ。
車から波打ち際まで33歩というこの場所では、
さまざまなボードに乗ることを始めました。
現在虜になっているNationボード群。
なぜここまで高性能なのかを、
検証するTV番組があってもいいと思う。
Terasuというニュータイプなカルチャーマガジンを牽引するマックスと、
サーフバディのアレックス。
新時代ですよ。
カラニとビーター。
ワタシとピーター。
NAKISURFを始める前は、
旅をして、このサーフィンにまつわることを記録し、
それをジャーナルしていた。
これはコスタリカにあった私の部屋。
フィルム時代は膨大な機材を持っていました。
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同じ業界のハッピーサーファーたちと記念撮影。
中目黒於
NAKISURF以前からの大切な仲間がいて、
鎌倉umicafe
大切な友人たちと、すばらしいお店。
下北沢 ハガレ
D先輩とわんちゃん。
杉本さん夫妻。
北にある秘密基地の親方シェーン。
両親が違う兄弟だと感じているU-skeさん。
ノアが18歳となり、
カイラは20歳。
ハッピーサーフ思想を共にするカイ小坂くんとも出逢えました。
虹色の波を越えていったJetアキラさん。
ウナクネ団長です。
すごい。
デザインマニアでもあるので、
オリンピックのロゴデザインにも応募しました。
これは今日のためのデザインです。
メリークリスマス!
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さて、
ここで2016年の契約サーフボードをご紹介いたします。
数百ものマジックボードの数値を持ち、
サーフボード・カッティングの精度を極限まで高めたライアン・イングルのNATION。
今年終了してしまうCANVASデザインをもセルフカバーし、
マジックボード100%とレビューされるほどのマスターシェイパー。
(NATION MFG)
そしてプレミアム&ハイエンドまで生産できる工場が手の中に。
無敵に見えます。
そして、
おなじみ名匠から巨匠になったコール・シムラー(Cole Surfboards)。
生産数が極端に少ないながらも、
マジックボードの含有率は世界一とされている。
ハンティントン・ビーチのジェフ・ドック・ラウシ(Surf Prescriptions-Surf RX)は、
熟練の技と、元祖オルタナティブを武器に、
ハイパフォーマンスショートボードでもVarielフォーム等の新素材で勝負するということです。
NAKISURFでのタイラー・ウオーレンの位置付けは、
ラベルやロゴだけのボードではなく、
「彼のハンドシェイプのみ」という展開です。
限定数の供給ですが、
逸品や家宝ボードを旅のあいだに誕生させています。
(Tyler Warren Shapes)
全世界で人気沸騰中で、
まともには手に入らないほどのサーフボードはキャッチサーフ。
(Catchsurf)
契約ライダーというかプロによるファンが世界一で、
カラニ・ロブや、ジュリアン・ウイルソン、
そしてジェイミー・オブライエンたちがいる夢のサーフブランドです。
クリスチャン・ワックのキャンバス(Canvas Surfboards)は、
今年で一度休眠してしまいます。
長い間ありがとうございました。
全てハッピーサーフィンを支持するシェイパーやメーカーだけです。
これからのサーフフィールドが、
いつまでも健やかであるようにとの想いでもあります。
さらには、
奇才ブライアン・ベントによるFast Surfboards。
100%彼のハンドメイドで製作されております。
ノスタルジーとアートのミックスメディアですね。
さらには、
「世界で1番幸せなサーフブレイク」
とされる場所の歴史あるサーフブランド
『サンオノフレ・サーフカンパニー』も来季よりお取り扱いいたします。
ウエットスーツ作り一筋36年という石井さんが主宰するZ1サーフスーツ。
こちらも多くのファンに支えられて、
究極のインナースーツまでが誕生しております。
リユニオン・ウエットスーツもどうぞよろしくお願いします。
思想やデザイン、
機能を追い求めるネオ・インディーズのNAKISURFアパレル。
『SurfSurfSurf Tee』の復活を願うファンが多くて驚きました。
NAKISURFアパレルの最新4作。
現在は全てほぼ完売中ですが、
少量生産で作り続けます。
イタリア発サンクレメンテ育ちのSeeaも、
新社屋となり、デザインを高めての展開となります。
世界に誇る高品質の『ココサンシャイン』。
年中日を浴びるサーファーの必需品です。
50歳の誕生日に乗った千葉の波は、
ドリームライドそのものでした。
自分がこの年で、
サーフィンを進化させられるとは夢にも思っていなかった。
夢を見て、
「波乗り1番」の毎日の賜物です。
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D師範こと、
シェーン・ドリアンと旅に出たり、
子どもと一緒に波に乗ったり、
技術はもちろん、
思想まで網羅した大人気のテクニック編もあります。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/category/technique
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50歳と20歳の誕生日記念に
父と娘で、奄美大島にサーフトリップに行きました。
私はこの島の観光大使でもあるんですよ。
奄美大島と言えばグリーンヒルの緑くん。
すばらしいローカリズムがその魅力です。
私シェイプのサーフボードで、
それは楽しそうに波に乗ったカイラ。
父である私は、
こんな夢波を駆け抜けた。
こんなサーフトリップを想像したことすらなかったほど感動的な時間でした。
島の友人たちも元気で何よりでした。
大切な奄美の家である『グリーンヒル』。
海の宝石。
NAKISURFは千葉一ノ宮にあります。
サーフィンが大好きなスタッフたちにも恵まれました。
急性白血病からの復活を遂げたマンデーヤザワ。
ミニボード命の萩生田(はぎうだ)。
ソウルサーファーの児玉ヤス。
サンクレメンテにまでハッピーサーフしにきた高橋アスカ。
みんなハッピーサーフィンを貫いている。
古くからの友人ツナくん。
ショートボード命の杉本さんと、
波乗道に入門したヨッシー夫妻。
NAKISURF店内。
スタッフたちのボード談議。
私たちはサーフィンの芯や真、そして心をみなさんにご紹介し、
マジックボードを開発させ続けいきます。
今後ともNAKISURFをご愛顧たまわりますよう、
どうぞよろしくお願いします。
がんばります。
この佳き日にNAKISURFにお越しくださって、
そしてとても長いポストを最後まで読んでくだって、
本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
2015年12月25日 NAKISURF主宰 船木三秀
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