新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

さよならキャンバス_タイラー・ウオーレンのボロセーターパーティ_(2055文字)

 

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こんにちは、

いつもNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

今日はキャンバスについて報告があります。

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ご存じキャンバス・サーフボードは、

クリスチャン・ワックが主宰し、

運営するサーフボードデザインブランド。

全てのシェイプをライアン・イングルが行い、

NATION工場で仕上げていく逸品ハイエンド・モデル。

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クリスチャン・ワックは、

高校生のときからプロサーファーだったが、

昨年から新しい職に就いた。

それが大成功して、2年間が経過して求められたのは、

「職だけに集中すること」

そうなってくると、

サーフボード制作への時間がなくなってしまう。

実際今までも彼にとってそんな多忙な年だったように見える。

このCANVASを、サーフボード、デザインを愛しながらも、

本業の方に全ての時間が取られてしまう。

しかもその本業が天職かと思えるほどの成績を残し、

今ではその業界でクリスちゃんのことを知らないものがいないほどだと聞いている。

「一流(サーファー)は何をやっても成功する」

そんな話を以前聞いたが、それを実現実行した人となった。

さて、この日は、

ボードをピックアップしに来たが目が少しうつろだった。

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「クリスちゃんどうしたの?」

「大丈夫ダイジョーブ。これからライアンと食事に行きますが、NAKIも一緒に来てください」

そんなこともあって、同行して彼らのミーティングを拝聴していた。

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内容は単刀直入に言うと、

「キャンバスは今年いっぱいで一度休む」

ということです。

ただ、

「全てのモデルはライアンがNATIONとして製作可能(ロゴはNATION)」

なので、ボードモデル自体はそのまま残るが、

もしかすると、

このキャンバスブランドを転売するとも言っているので、

そうなると、例えば中国で大量生産されたキャンバスボードが、

ディスカウントショップで販売される….。

そんなことにもなり得るかもしれない含みもあった。

となると、

今までのクリスチャン・ワックレーベルのキャンバスではなくなってしまう。

なので、

NAKISURFでは、

キャンバスボードの受注を12月29日をもって終了いたします。

もちろん、ご存じのようにライアン・イングルなので、

NATION社でキャンバスと全く同一なボードが作れるので、

クライアントにはそうご案内しますが、

CANVASロゴが入ったボードをオーダーできるのは、

実際にはあと一週間となります。

じつは、一年以上前からこのことを本人から聞いていたが、

まさかここまでの決心をしているとは思えず、

そうなってほしくないのであいまいにしていた。

だが、彼の意思は固く、彼の人生を考えると、

背中を押してあげて送り出すしかないと感じた。

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Good bye Canvas Surfboards.

さよならキャンバス。

NAKISURF創業直後からずっと寄り添ってきた大切なブランドが一度休眠します。

誰にも買われずに、

またここで再開のお知らせができたら良いのですが、

それまではお別れです。

キャンバスファンのみなさま、

長年のあいだ支えてくださって、ありがとうございました。

クリスチャン・ワックは永遠の友人でもあるし、

波乗りを続けていくので、

この後の彼は、私ブログ等でお伝えしていきます。

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ありがとう。

Thank you Christian and Canvas!!

話は変わります。

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こちらはカイ小坂くんと、リック、

タツヤくんのトリオがサーフボードを見に来てくれた。

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これは先週タイラー・ウオーレン家で行われたクリスマス・パーティ。

「ボロセーターを着て参加」

そんなドレスコードの夜。

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上の画像はサンオノフレ妖怪集からだが、

ベージュセーターがダニエル・ジョンソンで、

彼はサンオノフレサーフカンパニーのマネジャーをしている。

要はライオン使いならぬ、妖怪使いだが、

サンオノフレの妖怪で、

1番の奇才であるシェーン・マクファーソンを操っていたのはさすがである。

フェイスブックファンにありがとう!_リンコンの光群_タイラー・ウオーレンの進化型シェイプ_デュークT_夕焼け_(2022文字)

そのシェーンにタイラー・ウオーレンは、

『ピザボード』を作ったとは以前ここに書いた。

それがこのパーティ時に完成した。

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嗚呼(ああ)、

タイラーのボードをこうしてしまって…。

そんなことを感じたが、

シェーンたちにとってはタイラーは幼なじみで、

その彼が削ったボードはお宝でなくて、

「親友が作るサーフボード」

そう考えると落ち着いた。

私たちから感じるタイラー・ウオーレンのハンドシェイプというのは、

「遺産」とか、「財産」。

そんなものであるので、

余計にこのミスマッチの象徴であるピザボードが、

際だって感じられたのかもしれない。

明日はクリスマスイブですね。

どうぞどうぞすばらしい日となりますように。

キャンバスについての詳しくは、

shop@nakisurf.com までお問い合わせください。

いつもありがとう。

Happy Surfing!!

 


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