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naki's blog

【特大号】夢のスーパーフィッシュ、ドリームクラッシャー発売開始です!_ローカル問題について真剣に書いてみました_(3513文字)

 

nation_Dream_Crusher_JORDAN2

おはようございます!

ついにドリームクラッシャーの発売を開始しました。

https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/82173

私が今、大絶賛しているNATIONの2016ニューモデルです。

DREAM_CRUSHER_LOGO2

スーパーフィッシュというより、

プレミアム・ショートボードだろうか。

踏んですぐさま加速する応答レスポンス。

ツインフィンのマキシマムなグリップ感。

高度な旋回能力。

そして分厚いトルク・ピックアップの「攻めるフィッシュ」。

ターゲットとするサーファーは、

高浮力デザインのありあまる利点からかなり広範囲となっています。

ボードサイズを引き上げて(7フィート台までも範囲です)初心者へ。

もちろんターゲットである初級ー中級。

中級から上級に目を向いている人に。

さらにはカーソン・ワックというボードデザイン嗜好型のプロサーファーまで。

2015_naki_0264

“ドリームクラッシャー”で、

千葉北ノースタイガーの高速ウエッジセクションを駆け抜けたとき、

新時代のスポーツボードは、

高浮力と複雑なボトム性能を機軸に発展していくという感触を得た。

もうカスタムチューンのサーフボード概念を軽く超えて、

新機構のフルチューンボードがここに出現しました。

NAKISURFではお得なボーナスキャンペーンと、

このツインフィンデザインに適合する

ナブスター・フィンの特典をご用意しました。

さらにさらに、

FCS_Future

私から小さなプレゼントもございます。

この期間にドリームクラッシャーをオーダーしてくださったサーファーに、

上記したボーナスキャンペーン、

そしてナブスターフィンに加えて、

このFCS/Future兼用のフィンキーと、

FCS/Future兼用イモネジ2つをプレゼントをいたします。

(こちらはイモネジの供給理由で先着30名様までとさせていただきます)

フィンを留めるために重要な役目をしているイモネジは、

もしこれを無くしたり、

または問題があって交換したくてもなかなか見つけられないもの。

ましてや早朝サーフのとき、

これを売っているところはまず見つけられないと思います。

とても軽く小さなものなので、

サーフ道具バッグに入れておけば、いつか絶対に役立ちます。

この機会をどうぞご利用ください!

「本当に乗っていただきたい」のです。

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Nation “Dream Crusher” 5’6″

それはすばらしいサーフボードメーカー(インディーズですが)の、

NATIONが誇るライアン・イングルの自信作『ドリームクラッシャー』です。

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201510_naki_4414

ちなみにクリスマス時期は、

ボード工場の職人たちが正月休暇に入るので、

その前後は製作が滞ります。

早めにオーダーしていただければ、

それまでにどんどん進行させていきます。

ドリームクラッシャーを末永く、

どうぞよろしくお願いします。

https://www.nakisurf.com/brand/nation/dream-crusher/

(回想記というか、写真が出てきたので、

私たちサーファーにとって大切なことをこれから書きます)

IMG_6341

これは私の出発日。

早朝から集まったノースタイガーファン。

テラスのアマド、杉本さん夫妻に加え、

先日のセッションでは、

“ウナクネ団長”

と任命されたジェット・アキラさんも、

「デューク・カハナモクの声を聴け」

そのメッセージに感銘してくれた。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/66824

うれしかったので、

みなさんに私ジマンのライトローストのコーヒーをポアオーバーで淹れ、

朝のサーフィング話。

今回はそのデュークつながりでローカリズムについて話した。

サーファー同士でもめたりしないようにするには、

「ハッピーサーフィン」

という合い言葉を掲げてみてはいかがだろうか?

波乗り好きな人たち同士、

そしてみなさん全員が幸せになりたいでしょうから、

そこに訴えてみてはどうだろうか?

そんなことになった。

具体的には、

サーファー全員に

「ハッピーサーフィン」という言葉を浸透させて、

ブレイク周辺では、みんながその思いを持ってサーフする。

もしも、もめ事があれば、

周りにいる人たちも含めて、

「ハッピーサーフィン」という言葉をかけ合えば、

熱くなっている人がハッとして、

お互いに握手し合えるようになれる。

こんなすばらしい言葉が念頭にあれば、

全てが解決するように思えるんだけど…。

そんな話をしていた。

スキーでもスノーボードでも、

こんなローカル問題は聞いたことがないという。

電車に乗ろうとすると、

ローカルオンリーだと車両から追い出されてしまうようなもの。

もっと言うと、

サーフィンに興味を持った人がいて、

その人に楽しく波に乗ることを教えているときに

「初心者、邪魔!あっちに行けぃ!」

そう怒鳴りながらスープ地帯で、

普通の波乗りには全く邪魔にならない場所に文句を言いにきた人がいた。

「ごめんなさい」

その場を逃げたが、

その初心者は聡明な人なので、

「サーファーの人たちって、

もっと心が広く、大きな人ばかりだと思っていました」

そんな意見を受け、

「あの人は珍しいタイプの人ですよ」

とっさにそう言ってしまったが、

実際に多くのサーファーは怒れる人が多く、

少しでも彼らの邪魔をすると叱られてしまう。

多くの良い波のブレイク周辺は、

ローカルのレジェンドサーファーがヒエラルキーのトップで、

波乗り上手なローカルサーファーがそこに続き、

海から離れた初心者という下位の人は下僕扱いされる。

けれども千葉の伝説とされる川井さんや蛸さんたちは、

どこで入っていても威圧してくることはなく、

笑顔でさらりと大波に乗っている。

真のレジェンドの形なのだろう。

で、サーフィンが上手でもそうでなくても、

他のことに長けている人がいて、

普段はそういう世界でお世話になって共存しているのに、

いざ波乗りとなると、

人より多く波に乗りたいのか、

自己顕示欲なのかはわからないが、

仲間同士で「今日は良くねえな。昨日のがましだ」

そう大声を出して、周囲に自分はローカルだと誇示する。

何か起きると「自分たちはここを守っている」そう言う。

自分はどこもビジターだけど、

ゴミを見つけては持って帰るし、マナーもしっかりと守っている。

多くの人はローカルサーファーたちが怖いから従っているわけではなく、

もめ事になりたくないからおとなしくしているのに。

で、いざブレイク周辺が埋め立てられるとか、

堤防やテトラが入る段になると、

「私たちの海を助けてくださいHELP」となる。

そんな都合は通らない。

だから普段からビジターサーファーを歓迎し、

楽しくサーフしていただきたい。

もし違うこと、

例えば危険なことをしている人がいれば、

普段の生活のように笑顔にて、

「こんにちは、ここはこうするといいですよー」

と伝えればいい。

仲良く、楽しく、

そしてサーファー全員が一体感のあるサーフセッションをしたことがあるのだろうか?

こちらでもそういう場所(フォードアーズ)があって、

良い波の日は、

ビジターたちの歓声に包まれながら波に乗るローカルスターを想像していただきたい。

今のままでは、鬼顔のローカルスターは、憎まれても讃えてはくれないだろうし、

もし讃えてくれたとしても、

それはその人が調子良くのおべんちゃらで、

ローカルサーファーに取り入って、

少しでもそのヒエラルキーの上位に行きたいだけなのだから。

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今日はこんなことを書いてみたが、

このことは今まで誰も書けなかったことで、

きっとこれを読んだ誰かが、

違う意味で曲解して受け取り、

私のことを怒ったりすることも知っている。

けれど、こういうことを書かないと、

日本のサーフィンがこれ以上楽しくならないし、発展しない。

グッドブレイク周辺の混雑は、

世界中のどこにでも起きていること。

それを暴力だとか、

権力のようなもので威圧していては解決できないと思います。

ハッピーサーフィン、広めていきませんか?

または他のアイディアもあります。

少しずつでも豊かなサーフ時間になれますように、

精一杯の尽力をさせていただきます。

(政治家みたいですが、この先にも出馬はありませんので。笑)

Keep on happy surfing!

それではまた明日ここで。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

あと、ハッピーサーフィンに共感していただけるのでしたら、

ご自身のSNS等でシェアしてくださったり、

このことを少しでも多くの人に紹介してください。

ハッピーサーファーが増えれば増えるほど、

私たちのサーフブレイク景の理想郷が近づいてきます。

どうぞよろしくお願いします!


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