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naki's blog

豪華朝ご飯_ヒラアヤマリ_アイランドゴリゴリ_ダツで地獄の三丁目_島バナナは高いか安いか_絵本タイム_(2079文字)

おはようございます。

今朝は干潮なので、潮が入ってくる10時頃までゆっくりの日です。

今日は潮時間で行動だな、とゆっくり朝ご飯を食べる。

本日は、

青さの卵焼き

冬瓜のしぶり汁

ゴーヤのシーチキン和え

ごまヒジキ

納豆

ご飯

さんぴん茶

という特製朝食でした。

先輩はあいかわらず、

というより楽しさではじけていて、

Wangちゃんも「笑いすぎて腹筋が痛いです」と言っています。

昨日優人さんにファイヤーブレードをお貸ししたら

「ミニボードおもしろいです。

今日は黒いのをお借りしていいですか?」

とやってきてBD3を持っていった。

他にアキラさん、

ナガアキさん、ユキコちゃん、コウスケさん、

カズさんがそれぞれのボードでミニボード体験をされていました。

のんびりとブログを書き(昨日のが長かったのはそういうことでした)、

それぞれのボードを積んで、

謝罪岬2「ヒラアヤマリ(平謝り)」に向かい、

龍一くんにファイヤーブレードをお渡しし、

一緒に珊瑚礁上の波ライドを楽しんだ。

ヒラアヤマリもすごい波で、先輩は、

「ここは波じゃなくてうず潮でしょ。

波乗りじゃなくて釣りしていた方がいいよ。

コマセを蒔きたくなったぜ。へへー」と言い放ち、

「3つぐらいの波が重なって掘れます。

先輩が言うように普通の人が乗る波ではありませんね」

とはWangちゃん。

ここは、

サイドからのうねりと正面からのうねりが合わさるので、

その瞬間うねりは倍増する。

昔『所得倍増計画』というのがあったが、

ここは

「波高倍増リーフ設置済海岸」というほどの切り立ち方で、

事実私の一本目も立ち上がる前に飛ばされてしまい、

押し出された瞬間には、

1m前をBD3が飛行していた。(笑)

「これじゃ波乗り合宿じゃなくて、鬼のシゴキでしょう。

もし何かあったらニュースには海の事故と書かれるんだろうけど、

実際は海にギャクタイされていたんだっていうね」

というビートたけしさん風のD先輩名言を聞いていると、

セットが入りみんなに「GOGO!」と期待され、

ちょうど波がめくれる内側に入れたので、

なんとかグラブレイルの真っ逆さま系のドロップをメイクした。(怖)

ラカ法王のご加護だったと確信するほど、

チャンスがなかったドロップ。

それを横で見ていたWangちゃんが、

「恐ろしいです。自分だったらテイクオフする前にサーフィンを止めます」

という感想の「めちゃくちゃ跳ねる」と表現するのが正しい危険波でした。

この後入ったバレル内でつぶれてしまい、

そのままノーズからリーフに突き刺さり、

ファイヤーブレード損傷。

その次の波でやられたD先輩は膝負傷。

水深がたった腰ほどで、

「アイランドゴリゴリだな。ゴリゴリしちゃってすいません!

ってコマーシャル作った方がいいぜ。へへー」

と自虐的になりながらにわかTVマンになっていた。

↓すごいいい波に見えるけど、実際には地獄の三丁目波の「ヒラアヤマリ」

↑手前の緑色はすべて珊瑚礁です。

誰もいないけど、

ここはシークレットなわけではなく危険だから誰も来ないのだなあ、

と沖を見ていると、

ダツが「バシャ、シュッター!」と飛んでいて、

「なんかダツだらけじゃねえか〜波も怖えーのに、

あんなのまでいたら地獄の三丁目でしょう!」

と先輩が言うと、龍一くんは、

「前にダツが飛んできて、すかさず避けたのですが、

鼻にぶつかって目に刺さる寸前でした。

手で払ったのですが、今でも痕がここにあります」

と恐ろしいことを言っている。

その会話中にもダツは小魚を追いかけて、

ビュンビュンと周りを跳ねている。

それから波待ちのときは、

格闘技のように両腕を目と耳の周りを囲うスタイルとなる。

これを写真に撮ったら海上での宇宙との交信みたいだろうな、

と客観的に「その絵」を確認する。

ダツ釣りが流行れば個体数が減少するだろうか?

とこちら側の勝手なことも考えていた。

↑地獄の剣山ウオーキング中のD先輩

帰り路に『野菜果物卸』に寄ると、

「島バナナ」が房で売っていて、

その値段の高さに驚いた。

4200円、5500円、5720円という価格がついていた。

けれど、20円という端数をどこからやってきたのだろうか?

ノースハワイならこのアップルバナナは一房いくらするのだろうか?

1000円?

マウイの友子ちゃんならわかるかもしれませんね。

ランチはベイちゃんの経営する

『夢くれない』で待望の夏野菜のパスタ。

ベイちゃんは「魂のシェフ」というのが正しいほど、

こころをこめて料理をする人で、姿勢もお顔も美しく、

ここでいろいろと人生勉強をさせていただきました。

.

海を見ながら自らを解放する緑くん↓

この「夢くれない」は絵本蔵書だらけで、

先輩がこの本を見つけてきました。

「ろうどくして きかせよう」

と美香ちゃんと全文朗読していました。

俺が読んでいたのはこの本。

感動的なまでのタッチがすばらしく、

やさしく、夢のあるストーリー展開に引き込まれました。

今日は雨が多い日ですね。

半月もきれいです。

明日もよろしくお願いします。

今日も来て下さってありがとうございました。