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新島の怪人魚とサーフ_波が悪くても30本の波に乗ること_疲労回復には_(1502文字)

UNK-S (minimal fin set-up) 6’1″

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新島、淡井浦(あわいうら)での一枚。

今回の旅は羽伏浦(はぶしうら)の地形が深く、

干潮のみしかブレイクしなかったのと、

強い南南東風が吹いていたので、

南西風がオフショアになる淡井浦に行くことが多かった。

ちなみに羽伏浦、ヘリ下は西風がオフショア。

この淡井浦はとても神聖な場所だとされている。

昔ここで漁師が人魚に引き込まれたとの言い伝えから、

漁業はNGだというので、

釣り人もおらず見かける人影はない。

実際に波に乗っていても、

なんだか得体の知れない恐ろしさが海の下に潜んでいるようであり、

ボードを流したら、恐ろしいことになる予感に満たされていた。

やはり人魚に連れていかれるのだろう。

もしかしたら人魚ではなく、

サメだったのかもしれず、どちらにしても怖い。

やはりここは神がかっていて、身が引き締まる場所である。

淡井浦名物の怪人魚にも会わずに何ごともなく、

無事に上がってこられた。

すると、

手がクリオネ化(©サバちゃん)したのを撮られていた。

「野球の『セーフ』もこのクリオネのアクションから採用されたのですよ」

とは横にいるサバちゃんだが、

またいつものサバ読みなので、

「そうなんだね」と同意しながらここに記すことにした。

で、このフィンレス(ミニマル)サーフが、

D師範の目に止まった日でもありました。

D師範は大雨の中、

こうして私が作ったボードに目を入れてくださって、

それはうれしかったことを思いだした。

師範はまともなサーフィングだけに目を入れていると思ったが、

こうしてウナクネ(オルタナティブ)にも興味を持たれていて、

クラブフィンレスのメンツはもちろんのこと、

今日の宇宙_リトマス_無摩擦開祖デレック・ハインド_(1088文字)

フィンレス開祖デレック・ハインド㉒のこともよーく存じていて、

私たちはエルサルバドルから8年の時を経て、

再び打ち解けたのだった。

The EVOLVE FUTURE DOG

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五月は田植えの季節であるという。

なるほど、周りの田では稲付けが始まっている。

少し見ていたが、大変な作業である。

こうして米は作られていくのであり、

後述する丼内のご飯粒をしげしげと眺めてしまった。

そして今日。

ランボルギーニをナブスターのミニマルフィン仕様とし、

D師範が子どもたちに教えていた

「波が悪くても30本の波に乗ること」を実践し、

北東オンショア波に乗ってきた。

ティーンならともかく、51歳には疲労困憊であります。

NAKISURFに来て、

ウエットスーツを干すと、

しょう寅杉本夫妻から北海道プレゼントのバターサンドがあり、

それをコーヒーとおいしくいただき、

ランチは千葉サバリバに行き、

疲労に良いとされる豚肉のしょうが焼きを丼とした。

ビタミンB1はクエン酸と共に摂るようにとのことだったので、

前菜としてトマトを食した春の日。

フォルダーの中に画像が残っていたサクラサク。

見える桜は全て散って、葉桜となった。

ネコがいた箱根の湯。

松風王国がある西湘からだと、

車でたった30分の距離であり、

思い返すと、

茅ヶ崎に住んでいたときにこの箱根芦ノ湖に

「未明から夜明けまで」

と毎日のように釣りに通っていたので、

良く知ったルートであった。

(現在は有料道路が無料となっていた)

その箱根の雲遊・天山温泉に行き、

心と体を休めた日。

日本はお湯に浸かる文化があって、

それはDNAに刻まれているらしく、

細胞単位で感動する時間となりました。

昔と違うのは、

外国からの人が多かったこと。

次回はD師範や総帥たちともここで一緒にのんびりしたいです。