2000km以上に渡る北への旅が終わる。
カイラに早朝のさよならをして、
南下を始め、
およそ5時間後にはサンタバーバラ到着。
リンコンをチェックするが、
波1本につき、
およそ8人以上という例の混雑だったので、
椎名誠さんではないが、
チェックした瞬間に「ケ」とばかりに一瞥し、
さらに南下し、
目的の海賊岬に到着は、
出発からおよそ6時間半が経過していた。
この帰路にとても楽しみにしていた海賊岬だが、
北西うねりがそこまで上がっておらず、
満潮と重なってご覧のような波だった。
一見すると良さそうに見えるのだが、
ゴツゴツの岩の上で、
波が行ってしまえば、
パドリングもできないほどに露出する岩群。
そこでさらに南下し、
ベンチュラ岬の北に、
無人のピークを見つけた。
目を入れてみると、
それはどうやら千葉一宮のエックス系の波で、
それはそれはの極上ウエッジ波が、
しかも無人でブレイクしていた。
ベンチュラなので、
セイジに電話をすると、
「すぐに行きます」とあったが、
どうやら夕陽空になってきたので、
待てないので先に入る。
Skipper Fish 6’6″
.
こんな河口系のウエッジ波。
ピークが一瞬で10mほど動くので、
普通のサーファーなら難易度が高いが、
この夏、千葉一宮エックスで培った眼力で、
「こちらに動く」
とピークを見破り、かなりのバレルを得た。
もう一度言うが無人である。
リンコンは50人以上の大混雑。
セイジたちがやってきて、
瞬時にピークを見破るから、
「どうしてわかるの?」
聞いてみると、
「自分は四国の河口で育ちましたから」
なるほど、河口もこうしてウエッジし、
ピークがシフトするから、
彼のホームブレイクに近いのだろう。
ケンタも日本から到着し、
なんとフィンレスでサーフして、
免許皆伝と相成った。
全員フィンレスで、
しかも新しいブレイクでサーフして、
忘れられないセッションとなった。
こんな夕陽となって、
宴は大団円を迎える。
ちほちゃんとケンタ。
美しい暖色の視界。
ベンチュラ・航太とキナ、
そしてなっちゃん。
夕陽に駈けていました。
長い旅が終わった瞬間。
これから2時間くらい南下すればサンクレメンテ。
明日からさらに南下します。
無事にありがとう。
旅の始まりから最後までを見届けてくれたベンチュラ・セイジファミリー。
真の波乗りを教えてくれたCJネルソン、
一緒にいてくれたカイラ、ナッキー。
信じられないほどのボロバンをここまで走れるように整備してくれたミラー。
そしてかけがえのない時間。
サーフィンが連れていってくれたすばらしい土地でした。
明日からは南編です。
どうぞよろしくお願いします。
ちょうど締め切りがやってきた8ホテルさんの、
フーディガイド。
藤沢8ホテルのフロントで配布中です。
見あたらなければフロントの美女に聞いてくださいね。
今回は瀧朗と聖式カルちゃんが物語に登場しています。
HAPPY SUNDAY!!
WE LOVE HAPPY SURFING!!
◎