昨日の続きです。
Fourdoors, San Onofre State Beach
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優さんとCJネルソン大師匠率いるご一行は、
サンオノフレにやってきて、
新型サーフボード
カスタムシェイプEPSボードにソフトトップ
(クロコダイルスキン)をデッキに施した7モデル、
7サイズのボードデモをした。
不思議だったのがこのプリウス。
これはCJの友人のもので、
このイベントのためにわざわざ手伝いに来た人の車であります。
先日友人を亡くしてしまったと、ここにちょっぴり書いたが、
ちょうど同年同型同色、
しかも同じボードラックを付けていたので、
最初は「やった!誤報だったのだ」と喜んだが、
亡くなってしまった彼のものではなかった。
けれど、
こうしてここに彼と全く同じ車が、
CJの友人としてやってくるという奇跡みたいな偶然に、
波乗り好きの彼の魂が人心を操作しているのではないか?
そんな仮説を立てるだけでも気持ちが少し休まるのでありました。
CRIMEサーフボード。
全てのマスターシェイプを手がけたのは、
ライアン・イングル博士。
彼はNAKISURFで扱う
NATIONのオーナーシェイパーであります。
他にCANVASもシェイプしているのだから、
花形シェイパーデザイナーと呼ぶべきか。
大腿部を痛めているCJ大師匠。
「入れると思ったら入って良いとドクターに言われていて、
今日こそがその日だと思う」
そう言って、
11フィートのコーリー・コーラピントモデルでパドルアウトされた。
目黒のサンマ
腐っても鯛
そういう格言ではなく、
マスターCJの高尚なグライドに目撃した全員が感動を受けた一幕も。
やはり一流は本物を知るのだと、改めて感じました。
クラブフィンレスもCJの一味であり、
その彼の車内は、
やはりフィンレス三昧でありました。
クラブフィンレスはバリー・マッギー師匠や、
他の導師を抱えているが、
その命を受けてやってきたのが、キャッチサーフのジョン。
みんなに
「カッコ悪いから帽子はやめような」
そう言われていても帽子をかぶり続けているひとり。
ちなみにサンオノフレのモボ&モガ(モダンボーイ&モダンガール)たちは、
「帽子をかぶってサーフ=本気で恥ずかしい」
そんな風潮になりつつあって、
なるほど周りを見ると、誰もかぶってはいないのだった。
ああ、かぶる習慣がなくて良かった。(笑)
さて、案内フライヤーにはBBQと太字であったが、
提供先であるサンオノフレサーフカンパニーの出足が悪く、
その理由は「オンショアだから終日ハングアウトしないでしょ」
ということで、楽しみにしていたBBQも、
もちろんクラブフィンレス担当のピザもやって来ず、
仕方がないので、
あらかじめこんなこともあろうかと用意していたのは、
砂糖不使用のアメリカンチェリーパイに、
ココナッツクリームとクリームチーズ、
そして冷凍有機チェリーを混ぜたものを載せてビーチで食したら、
海原雄山がいたら「うぬぬ」と、
うなるほどの味に自惚れれしまったことをここに。
「雨降って地固まる」
ちょっと違うけど。
こちらがそのBBQを反故にした張本人サム・シェイファー。
サンオノフレサーフカンパニーが誇るグレイトサーファー10人衆のひとりであるが、
「BBQを望んでいた人民の気持ちを分かって欲しい」と伝えると、
「あれ、用意するのってCJじゃなかったのかな?それともジョンのせいだよ」
そう言ってとぼけていた。
結局8時間もCRIME宴は続き、
創造主ライアン・イングルと、
依頼主CJネルソンの話は終わることなく続いていった。
創造主、依頼人と出たところで、
制作者の住友優さんが上がってきた。
「ボード最高です!安心しました!!」
そんな感嘆符だらけの最高な日。
それにしてもCJはすごい。
サンオノフレは岬(ポイント)波につい行きがちだけど、
わかっている達人たちはみんなフォードアーズに行く。
クロスオーバーやスライトウエッジの難しい波質です。
普通、違う場所から来たら、
岬かオールドマンズに行きがちだけど、
こうして波が一番良くて、
そして難易度が高いフォードアーズを選び出したCJ。
さすが大師匠です。
動画があるので、
いつか編集してYou Tubeページで公開しますね。
(まだ見てもいない)
それでは、これからクリスチャン・ワックでディナーパーティがあります。
Have a great weekend!!
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