“Modern Spirited Away”
Fujisawa city, Japan
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湘南藤沢の夜。
波乗りを愛しすぎたあまり、
歴史まで紐解き、
より知ろうとしている漢(おとこ)と練り歩いた。
「波乗りをより知りたいんですよ」
「もっと深いところを表現してください」
もっともな要求だが、
なかなかむずかしいものがある。
けれど、波に乗ることのように懸命に、
常に気持ちをサーフィン世界に向け続けることができたのなら、
波乗りのことをはぎ取るように表現できる日が来るかもしれない。
いつかきっと。
さて、昨日はライアン・グレイブスとサーフし、
彼の丁寧なお礼インスタグラムポストに感激した。
しかも私のデザインしたボードでマンライ宣言してくれたから、
そのヨロコビもひとしおである。
すばらしいスタイルのボトムターン。
非対称ボードが冴えた瞬間だった。
さて、
ニュームーブというか、そんな動きが閃いた。
名付けて『バックサイドスライダー』。
メイクできなかったが、
途中までの連続写真を得たので、
自分のためにもここで解説をしてみました。
バックウオッシュで跳ねるテイクオフだったが、
タイミングを合わせてテイクオフ。
テイクオフは、
コスタリカのプラヤネグラでのことだが、
レイル側に体重をかければ、
かなりの急斜面でも降りられることがわかった。
(テイル加重のみだと、飛ばされるときがある)
【テクニック編(映像)】キャッチサーフ スキッパーフィッシュ6’6″_ミッドレングスでのダックダイブ(ドルフィンスルー)講座_(1449文字)
荒れている斜面なので、
普段より体勢をさらに低くする。
レイルバイトが完了。
しかもフルレイルなので、
ボードレングスが全て使える。
よって、
瞬時に最高滑走速度を得られる。
セクションが切れてきたので、
レイル側にさらに余加重し、
その加重をノーズ側にジワリというタッチで移行させると、
フィンが抜けてテイルが滑り始める。
そのまま滑らせていくと、こんな様相となる。
佑麻くんが横にいますね。
おどろくほどの速度が出るので、
きちんと体幹を鍛えていないと、
背骨がへなるようなGを受ける。
滑らせていく先にホワイトウオータートップが見えたので、
スライドをそこまで延伸していく。
レイルとテイルを入れ替えることによって、
進行方向を後ろ向きに切り替える。
後ろ向きのリエントリーは、
かなり鍛えたので自信がある。
けれど、
前の左側を踏みすぎたようで、
自分が狙った方向にボードが向かず、
(進行方向は斜面、けれどボードは泡側に)
ボードと私の意志疎通ができず、
振り落とされてしまった。
逆向きは、
まだ慣れていないからこうなる。
次の機会が来たらメイクしたい。
瀧朗が
「ここは一流です」
そんな古着屋を藤沢駅付近で発見した。
青、赤、白のシャツ。
丸首だったら欲しかった。
(値段を見ていないけど)
さて、本日は夏日の昨日と打って変わって、
晩冬のような冷えた感があり、北東風が強いです。
Have a wonderful day!!
◎