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【テクニック編(映像)】キャッチサーフ スキッパーフィッシュ6’6″_ミッドレングスでのダックダイブ(ドルフィンスルー)講座_(1449文字)

2018年におめでとうございます!

KCのバレルに、

両手で声援を送っているのが私。

友人と波乗りに行くと、

こういった心から応援できること、

すなわち一体感があるサーフセッションができるのがうれしい。

それにしてもここ波の跳ね上がりがすごくて、

ご覧のように私の目の高さから5メートルを越える高さで爆発する波。

プラヤネグラから、

山道を車で30〜45分行ったところ。

時間がかかるときは、

山羊や羊の群れがいたり、

川が増水していたりしたときに迂回したりするから。

キャッチサーフ

スキッパーフィッシュ6’6″

    

全てに囲まれてしまったので、

私は泡に同化するように波の中に落ちた。

バレルの中って、

それほど巻かれないって知っていましたか?

【テクニック編】

ミッドレングスでのダックダイブ講座

大人気のキャッチサーフ・スキッパーフィッシュ。

6’6″のスペックは、

6’6″ x 22.0″ x 3.125″ (55 Liters)。

私のショートボードは体積は、

たいていが25リッター前後。

このスキッパーフィッシュは、

浮力が倍以上もあるサーフボード。

ちなみに9’0″のロングボードが70リッター前後。

現在のメインボードであるコネクター6’5″が40リッター。

そうです。

乗り手であるサーファーの体型にもよりますが、

40リッターから60リッター程度の、

浮力があるサーフボードをミッドレングスと言います。

「ミッドレングスだと、ダックダイブ(ドルフィンスルー)できません」

そう聞こえてくる。

だが、最初は沈まないが、

慣れてくると普通に沈めることができるのです。

ショートボードとは沈め方が違うだけ、

具体的にはノーズダイブさせて、

タイミング良く加重すると、割と大きめのボード、

つまりログでも沈めることができるという。

これはオディシー・ログ。

7’0” x 22.0” x 3.125” (72 Liters)

72リッターとなれば、ロングボードと同等の浮力がある。

よく話題になる体積だが、

ショートボードは適正、

つまり小さいとシャカシャカ動くが、

それを波乗りだと思ってはいけない。

なぜなら、そんな小さなボードは波斜面の上だけのもので、

緩斜面を高速で滑ったり、

長い距離のターンができなかったりするからだ。

ミッドレングスの最終目標はは、

大きな車体をグワリと滑らせるハーレーダビッドソンだか、

1100CCのモンスターバイクを自在に操るように乗るようなもの。

モダン式というか、

オルタナ系は浮力があるのに普通に乗れるのが原則ですと、

識者である三蔵瀧朗も力説していた。

体積=CL値についてここに書きました。

よろしければご確認ください。

【再録】CL値_サーフボードの体積について_房総台風10号_ウエットスーツ石井博士@部原_(3485文字)

さてさて、

ダックダイブなどはできなくてもサーフできる。

事実、上に掲載した写真の波日は、

ダックダイブを何回かはしたが、

多くのセットイベント(つまり大きめの波が連続で来ているとき)は、

おとなしく、岸側で波が止むのを待つのが正解である。

でも、沖で待っていて、

大セットが入ると、そのリップの下に潜れたほうが、

よりスポンテニアスに波乗りができる。

そこで、

『ミッドレングスでのダックダイブの仕方』

として、映像を作ってみました。

何人かの方にはずいぶんお待たせしましたが、

ようやく決定版が完成しました。

プールは、

KC邸宅のもので、

この水中映像が欲しかったのです。

どうぞご覧になってください。

ご参考になれば幸いです。

Pura Vida!!(純粋な人生を)