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naki's blog

【奄美回想編】嘉徳を守った古代ガメとリュウキュウアユ_リベートと引き換えに海岸欠損_(2088文字)

奄美の写真を見返していたら、

台風波に乗るNATIONの広告が出てきた。

奄美パイプラインを滑る名作ドリームクラッシャーであります。

5’6″で乗る夢の波でした。

5’6″というのはサーフボードの全長です。

フィートとインチ(12進法!)なので計算がややこしいです。

そこで、

18もの機能が付いたNAKISURFハッピーカレンダーを見てみます。

右側のここです。

さらにこのボードの幅と厚みも調べちゃいました。

 

すると、

ファイブシックスは私の身長くらいと知ったのです。

今この波に乗るのならセブンツーくらいでしょうか。

それほどまでにミッドレングスの高速性能に魅せられております。

このカレンダーは、

350dpiもの高精細印刷をしています。

赤部分を拡大するとこう見えます。

虹色の点滅が写っていました。

これこそがLife is good.の根源ではないかなと思いました。

【NAKIPHOTOカレンダー2019】遂に遂に到着です!!!

Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″

at Happy Beach

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さらに奄美日の写真を見ていると、

今回12月に到着してすぐのハッピービーチ日が出てきた。

ハッピービーチは奄美大島の南にあり、

瀬戸内町にある日本でも有数の美しい海岸です。

奄美大島の生きる伝説である元ちとせさんは、

この集落で生まれ育ったことでも知られています。

そういえば昨年ここに

長さ530m、

高さ6.5mものコンクリート護岸を作る計画が立ち上がった。

海岸侵食を防ぐ目的だと言う。

だが、

「あそこを!?」
「あのきれいな海岸を!?」

と、島民も含めた有識者たちが工事の阻止に立ち上がり、

さらに自然保護団体の調査で、

生物の希少種がここだけにいるということで、

環境保護の観点で見送られました。

それは行政ではとても珍しいことであり、

めったにないことらしいが下手をすると、

ここも人工海岸になってしまったかもしれない。

もうすでに海岸線がテトラや堤防で埋め尽くされている日本。

島好きで知られる作家の椎名誠さんは、

日本のほとんどの島に行ったと書いていた。

そして、

「島の人口に対して、堤防テトラの数が反比例する」

ということも発見している。

これをもう少し説明すると、

無人島になればなるほど、

おびただしいほどの数のテトラ(表記的には消波ブロックというらしい)が入っていて、

きっとそれは、

いや間違いなく、

「あの島、五億(工事を)入れるよ(村長)。リベートはこれで」

そう建設業オヤブンの指を3本握り、

3%だと伝えた長は、

自分の利益と引き換えに先祖から伝わった大切な海岸をあげちゃいました。

「ありがとうございます。それでは、よきに計らいますぞ」

そうやって、長年の結果、

養浜だったり、海岸侵食の保護、

または津波対策という名目(役に立たなかったでしょ)で、

行政が建設業と癒着して金銭的な報酬だったり、

選挙に有利なようにしていたのだろう。

今このことに立ち上がっても仕方がないので過去は問わない。

こうして人工物が何もない海岸に手を加えることは止めて欲しい。

その堤防設置を延期した調査では、

さらにすごいことがわかった。

まずは、

この美しい海岸に世界で

最も稀少オサガメ(古代ウミガメ)が産卵していたこと。

そしてこの海岸へ流れ込む嘉徳川があり、

そこにはリュウキュウアユがすんでいます。

リュウキュウアユは、

かつて沖縄本島にも生息していましたが絶滅してしまいました。

奄美大島だけに残る貴重な魚。

そして古代からのカメ。

ウミガメは神さまの使いでもあります。

ここは「ジュラシック海岸」として、

その魔の手を3%を乗り越えたが、

人の勝手で自然を変えない方が良い。

千葉のマリブも有料道路の構脚ができた際に、

「干潮のみ」となってしまったり、

七里ヶ浜の西に「小動」というブレイクがあり、

そこもこのテトラが入り、全滅してしまった。

この横にも岬があり、

その沖に『一本松』という世界的なブレイクがあったが、

ここもテトラで埋め尽くされてしまった。

あそこもここも、手を加えて何も良いことはない。

実際千葉にカラニ・ロブたちがやってきた際に

ジョエル・マナラスタスが一宮でリーシュを切ってしまい、

それが堤防脇だったから、

泳ぎの得意なジョエルが一時間泳いでも岸には戻れずに、

「結局隣のビーチに上がって命は助かった」

というほどの流れが出現していた。

なので、自然のままでやりましょう。

文化はその次。

私は何と言われようとこの姿勢です。

閑話。

ミラーがいたときに森田さんとその友人が奄美にやってきて、

グリーンヒル仲間となったのだが、

このハッピービーチで偶然お会いした。

森田さんは、

サーフマガジン誌(休刊中)のトミヤマさんのご友人。

空港でもNAKISURF謹製SURF X 3を着られていたり、

さすがのサバ手にうれしくなった。

彼も長年のウナクネ系サーファーですね。

ミラーと私はトランクスだったので、

「ウエットスーツ、いらないですよ」

そんなことをお話した記憶と楽しい時間。

【三連休記念リンク:サーフボードの話】

【naki’sコラム】vol.61 さまざまなボードに乗ることについて_(7400文字)

Happy Surfing!!