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naki's blog

【新春スペシャル】基本編『ボディサーフ』_夢を波に馳せ 波乗道精進_昇天下海求之遍_(1106文字)

雲には衣装を想い
花には容(かんばせ=顔)を想う

 

李白の『清平調子 其一(742年)』の冒頭

雲想衣裳花想容

の現代語訳です。

なんと、1277年も前の詩です。

で、

現代の波乗道風はどうなるのかとなりますと、

波には夢を想い
海を見てこれにこころざさん人

 

こんな風にしてみました。

(まるで古語の授業ですね。笑)

意味は、

夢を波に馳せ、
海を見て、波乗道精進を思い立つ

2019年の作品でございます。

さて、

以前にもここで、

または各誌で

『ボディサーフの重要性』を説いてきました。

波のある海で泳げますか?

サーファーなら大丈夫ですよね。

流されても、

その流れには逆らわず、

逆にその流れを読んで陸に戻れますか。

リーシュは簡単に切れます。

オーバーヘッドくらいあれば、

どんなリーシュでも、

たとえ鉄線でもフィンやリーフに引っかけたりすればプツリ切れます。

古くて材質が劣化していたり、

小さなキズがあればそこからプツリと切れます。

これが以前作ったボディサーフ動画です。

「身体ひとつで波に乗る」

これができたら、

浮力のないボード、

例えばまな板でも波に乗れるのです。

ボディサーフは完全にマスターしておきましょう。

クローズアウトやダンパー日がオススメです。

少し練習するとすぐにできるようになります。

どうぞお試しください。

ということで二郎くんと一緒にボディサーフしてきました。

(二郎くんの詳しくは巻末注釈リンク*1をご覧ください)

楽しい〜!

さすが「かんたん教祖」であり、

阿闍梨(あじゃり、軌範)の二郎くんであります。

ちなみにこのアジャリは、

サヴァーダ思想においては、

規範を伝授する指導者を意味しています。

(詳しくは巻末注釈リンク*2を)

写真をタキビシに送ると、

「二郎くんが乗っているのは龍の浪にございます。

これぞ葛飾北斎の見た夢でございまして、

彼こそが、

この天地(あめつち)に生きる空海二世でもあります」

「むう」

「その証拠に口からも龍の息吹が見えることいかに」

「うおーーー」

「天に昇り 海に下り 之(これ)を求むること遍(あまね)し」

「ほう」

そして彼はその原文を送ってきた。

「昇天下海求之遍」

今日は古文のNAKISURFの、

naki’s blogでした。

主題はボディサーフですけど。(笑)

ハッピーサーフィン!!

【巻末注釈リンク*1:二郎くんの人気ポストより】

【二郎のハッピーサーフィン日記】プレクリスマスセッション・ヘバラ編_(3393文字)

【巻末注釈リンク*2:サヴァーダ思想とは?】

[ウナクネ三部作・序編]ネオ・フィンレスに最敬礼_炎のなかのサヴァーダ思想 バラボン論的タキビネコ論_(2088文字)

【巻末注釈リンク*3:二郎くんの1000m競争】

さすがジローくん、すごいです。

小学一年生の1000m競争をして優勝していました。

心技体。

そんなことばを思い出しました。

Happy Surfing!!