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【新春スペシャル】ニール・ヤング『自由を探す私』_(1485文字)

ニール・ヤング。
Neil Percival Young

ずっと聴きこんでいる。

You Tubeのニール・ヤングに関するポストは数多くあるが、

中でも*BBCの公開ライブに心を打たれた。

*英国放送協会(British Broadcasting Corporation)

調べてみると、これが唄われたのが、

1971年の2月23日。

ニールの誕生日が1945年11月12日。

彼はまだ25歳で、

しかもカナダのオンタリオ州からやってきて、

音楽先進国のメジャーシティ(きっと今も)ロンドンでソロの公開放送。

プライドの高いイギリス人たちの前である。

ニールは緊張しているのだろうが、

全く緊張しているようには見えず、

2曲目の”OLD MAN”を唄う前に、

(巻末動画では4’00″)

「少し前にカリフォルニアに土地を買いました。

そこには畑や農園が広がっていました。

そこで牛群を世話する老人のことを歌にしました」

歌う前に広大なるカリフォルニアの牧場というか、

冬の風を吹きとめる小屋を想像させ、

♪老いたあなた
私の、24歳の生き方を見てほしい
それはあなたと似ているとわかります
あなたと似ているのです♪

そう唄い上げるのであります。

5曲目

(You Tube版は3曲目が版権の関係でカットされている)

巻末動画では11’38″より

で、

新曲です、
もしかしたらあなたたちにとって変かもしれません。
ハーモニカのキーが合わないな。
胸のポケットにいくつか入っているのです。
どれどれ、あ、これだこれです

そんな風につぶやきつつ、

ハーモニカをセットし直して歌った

ハート・オブ・ゴールド(Heart of Gold)がすごかった。

私は原曲のままの題名を表記するが、

「あれはハートオブゴールドではなく、声高に孤独の旅路と呼びたい」

みうらじゅんさん

そんな邦題の当時の新曲。

さらに書くと、

この歌詞があまりにも偉大すぎて、

マントラ(真言)に感じてしまう。

そのため、

私はそれが歌詞の中の深い意味の題名になろうと、

どんな言葉になろうと、

彼が伝えようとしている真意は変わらないと感じた。

Neil Young

“Heart Of Gold”

from the album”Harvest” 1972

孤独の旅路

I wanna live

生きたい

I wanna give

何かを与えたい

I’ve been a miner for a heart of gold

魂を探し続けている

It’s these expressions I never give

だがまだ見つけられない

That keep me searching for a heart of gold

それが私が魂を求め続ける何かとなっている

And I’m getting old

私は年老いてきた。

この時ニールはまだ25歳。

すでに人生の悲哀を知っているのは、

カナダのどこかで、

ニールの中に明星が飛び込んできたからだろうか。

斜め読みすると、

魂=自由とあり、

私は自由を探し続けている、となる。

年老いていく自分に合わせてみると、

自由が少なくなっていく。

体力も関節も筋力も弱っていく。

残された時間がせまっている。

そんなことに涙が止まらなくなったらしい。

そんなニールの名曲を聴きながら玄宗皇帝の物語を読んでいる。

中国は唐の時代の、今から1300年も前の話だ。

楊貴妃だったり、安禄山、高力士が出てくる。

これがそのニール・ヤングのライブ。

世代を越えて伝えたいすばらしい楽曲。

こころに沁みるメッセージ。

メロディ、ハーモニー。

Happy Surfing!!