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【サーフィン研究所:テクニック編】フロントサイドとバックサイド、カラニ・ロブの考え方_(1449文字)

上の画像は、

8年前のサーファーマガジン誌に掲載されていたもので、

世界各地のブレイク方向の概要が図となっている。

これを読むと、

地域によって波方向が際立って存在している。

インドネシアの65%程度はレフトであるらしく、

オーストラリアの85%はライトのようだ。

フィリピンはライトだけというのも潔い。

ANDAMAN諸島を一瞬だけ奄美と読んでしまうのは、

いつものことであります。

Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro

TW Captain Twin + VEKTOR VT Trailer

.

これはライトの波。

右足が前の人はバックサイドとなります。

バックサイドはその名の通り、

背中を波に向けて乗るからと、

自然発生的に付いた名前のようです。

これがレフト波。

私にとってはバックサイドなのでこうなる。

Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″

.

はっきり言って、

私はレフトでもライトでもかまわない。

なぜなら、

どちらに向かってもフロントサイド、

そしてバックサイドのターンが存在しているから。

表裏一体であります。

けれど、よく聞くのが、

「バックサイドが苦手なんですけど、
どうしたら良いでしょうか?」

そんなフレーズ。

この符号からカラニ・ロブとの会話を思いだした。

カラニは、

サーフィンの実体をつかみ、

そして具現化したものを飛び越える。

そして明晰な知能は、

まるで我が国の天文博士、

安倍晴明のようであります。

少し前のことだが、

『バックサイドが苦手なんです話』

を聞いた安倍晴明、

いやカラニ・ロブと私の会話。

「バックサイドは波が見えづらいよ」(カラニ)

「ほう」(私)

「バックサイドはむずかしい」(カラニ)

「——」(私)

「そんなのみんなマヤカシだよ」(カラニ)

「え、そうなんだ」(私)

「バックサイドは胸を開いて乗ればいい」(カラニ)

「なるほど」(私)

「いつでもレイルが掴めるような姿勢はどうだい?」(カラニ)

「なるほど」

「簡単さ。基本は外さずに、

これだけメディア(ここでは記録のこと)が発達しているのだから、

自分の好きなサーファーを真似してみるといい」(カラニ)

「そうかなるほど」

「簡単さ」

そのvery easyという字面から、

かんたんボーイ二郎くんのことを思い浮かべると、

なんと彼は横にいたのだった。

「ジロー、バックサイドってかんたん?」

「かんたんです。なぜならドキドキするからです」

さすがです。

ということではないのだが、

伊豆に来ている。

しかも偶然二郎くんたちと合流したところまで書いた。

良く晴れて、

カセットコンロの魔術で、

アボカドキムチ稲庭うどんを作った。

キムチとアボカドの相性がここまで良かったとは、

想像もつかなかった。

タイラーのビッグ・ドリームフィッシュ。

冒頭3枚目のバックサイドのもので、

「これであの波に乗っていたのですか〜!」

父ちゃんこと、

太郎くんと二郎くんのお父さんのアキくん。

伊豆に来る前に、

カルディでたくさんの買いものをした。

コーンポタージュせんべいや、

小麦粉を使用していない小魚チップス等が絶品で、

その食への安全性、アイディア等に感じいった。

持ってきてよかった。

ああ、うれしい。

二郎くんと夕陽。

波乗り写真があるので、

それは明日にでも、ここに書きます。

Happy Surfing!!