Catch Surf Skipper Fish 6’0″
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この日はとんでもない量の川の流れがあり、
信じられないほどのうねりが低気圧から押し寄せてきていた。
片岡さんとマコトくんとでサーフした翌日のことだった。
今朝、目を覚ますと、
ベンチュラセイジからメッセージが届いていた。
「それは良いアイディアだ」
宮鯖賢治さんつながりで、
そのオリジネーターである宮沢賢治さんの著書を読んでいた。
“mental sketch modified”という副題のついた序章があり、
これは彼の生前に刊行(しかも自費出版)された唯一の本だと知られている。
(大正13年に刊行された初版。現在30部が実在するといわれている)
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「すべてこれらの命題は 心象や時間それ自身の性質として 第四次延長のなかで主張されます」
これは最近どこかで読んだ文体で、
誰だろうか、何だろうかと思いを巡らせていたのが数日前。
今朝、
原稿記事でジョージ・グリーノウの入り組んだ英語記事を読み解くために
Google翻訳にかけて日本語を生成してみた。
すると、
宮沢さんの文体は、機械翻訳そのものだと気づいた。
この口語詩による詩集が書かれたのが、
1922.4.8(大正11年)だとあるので、
宮沢賢治さんは、
今から100年も前に言語翻訳機を所有していたのかもしれない。
そんな仮説。
サーフ界のガリレオ・ガリレイと噂される
タヌーマン(旧名タローマン)は、
ディスコキングスタイルのウエットスーツで、
ゆらゆらとお歩きになられていました。(二重敬語注意)
「タヌーマンのIQは210くらいはありますね」
高IQのベンチュラセイジが称えていた。
男の模範で知られる安田一平(©俺の空)いやジグザグ玉ちゃんは、
「タローマンは天文学から気象予報士、
物理学、歴史、生物学、哲学、軽自動車学、
忍び術、おいしいもの研究、遠視力、
スーパーマーケットの割引率だったり、
それらにまつわる時間構成と分布予測、
そしてタヌキ油とりまでいろんな分野に長けちゅうがやけど、
ハッピーサーフ派を支持したもんやき、
真面目サーフ派に異端児の烙印押されることになったがよ」
そう称していた。
サーフ界はいろいろあります。
よくあるのが、「押し付け」。
水が冷たいのでウエットスーツを着ろとか、
高浮力のボードはお断りとか、
下手をすると色つきのボードはだめとまで言われる。
そんな世の中なので、
私などは魔女狩りされますぞと脅かされている。
楽しくやりましょう。
閑話休題。
サーフ後は、
学くんやポイくん御用達でありつつ、
高知の人たちにまでその威名を轟かす
「新鮮市場古津賀店」に行った。
魚名の下に赤線があれば、
今朝獲れ魚であり、
この日は、
こんなに大きな真鯛がこの値段だった。
このブリは5kg近くあり、
内寸66.5cm×17.7×12.5のスチロール箱にぴったり収まっているので、
寺さん流にバス世界で言うと、
「60オーバーのランカーです」となる。
とすると、
この美しい魚が1kg200円、
100gあたり20円という破格値だ。
もちろん刺身で食べられるという。
『四万十いやしの里』の日帰り温泉で偶然会ったのは、
大阪の友人つながりのサーファーで、
「黒潮町でピザ屋を始めました。ソラナと言います」
そう聞き、
「みんながおいしいと言っているピザ屋さんだ!」
そんな偶然に驚き、
土佐清水帰りのワンチャンスを使って行ってみると、
平日のアイドルタイムだったため営業していなかった。
SOLANA SURF CAMP(ソラナサーフキャンプ)
今度寄りますね。
そのまま須崎までやってきて、
こちらも「最高の湯質です」
そう人気が高い桑田山温泉に行った。
弘法大師とは空海のことで、
彼も1250年前にここを観じたとあった。
湯質は信じられないほどで、
髪の毛がふわふわとなり、
痛めている膝が少し良くなった。
Happy Surfing!!
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