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【サーフィン研究所奄美支局】カンフル・ガーデン2『虹色のリップ』_本日のフィン_(1863文字)

サーフィン・マンガの題名が浮かんだ。

『虹色のリップ』

ターゲットは、

週刊ヤングマガジンあたりだろうか。

昨夕は、

カンフルでいい波に乗れた。

しかも仲間たちと一緒に乗れた。

動く壁、

収まらないほど狭い洞に合わせて滑走していると、

これはまるでハワイのノースショアだと驚かされた。

バレルマスターでもあり、

大波乗りの勇生くんもやってきた。

彼のサーフィンはやはり勉強になる。

ビハインドからハイラインで合わせていく。

速度を落とさずに、

けれど減速が要求される反極レイル・ワーク。

勇生くんは、

完全なるラインをトレースし、

そのままホールドしているのだろう。

冒頭に書いた「虹色のリップ」が見える。

まだホールド。

彼が前に教えてくれたように、

後ろ足を脇腹側に上げつつ、

テイル加重を続けているのだろう。

まだいるのか。

もうすでにフォームボール世界だ。

フォームボールは泡の層なので、

沈む

滑る

揺れる

波面がそんなことになる。

このあたりまで来ると、

すでに全身が泡に包まれているだろう。

波の終わり。

引田天功ではないが、

勇生くんが見えない。

すると、

そう思ったら出てきた。

さすがJJFだ、

いやJOBではなかった勇生だとうれしくなった。

最高よ〜。

本当にすごいし、

勉強になる。

上がってきた本人にどうやって出たのかと聞いてみると、

「だいたいです」

そんなことを言う。

もっと聞いてみると、

「レイルを入れて、走らせたまま、

何も見えないのでそのままでした」

そんなことらしいが、

反射的に体躯のいろいろを動かしているのだろう。

才能というか、

魚みたいなバレルアウトだった。

最敬礼。

この日のベストウエーブは、

アンディ・ジョーダンが勝ち取りました。

アンディは、

激浅の珊瑚礁の上でテイクオフをし、

そのままレイルセット。

虹色のリップの中に入りこみ、

高速でセクションをグライディングしていく。

キックアウト時には、

勇生くんがハングルーズのハッピー・サイン。

アンディはさぞかしビールがおいしかったことでしょう。

ちなみに次のセクションが見えるが、

サイズがあれば、

ここにもセットしてボーナス・セクションとなる。

上がってきてボードを見ると、

キャンベル兄弟謹製の真正ボンザーだ。

やっぱりドラグラ系だったのですね。

それにしても勇生くんは、

本当に心が豊かな人だと思う。

何が言いたいかと言うと、

日本の風潮として地元民=偉いとして、

さまざまなルールやマナーを制定して、

それが偏っているというか、

現在のコロナ対策みたいなもので、

どのサーフスポットも不公平そのものになっている。

それで嫌な思いをしても我慢をして、

何も言わないのが日本人の美徳。

それを利用しているのか、

悪い地元民は、

自分たちが有能民族だと酔っているのかはわからないが、

そんなことばかり。

けれど、

この島ではそんなことは一切なく、

「他のサーファーの波乗りを見て、

(ぼくたちも)もっと上達したいです」

そんな純粋な心と、

危険な波でサーフしているハートというか、

真剣勝負をし続けたものたちの矜持があり、

それは世界グレイトサーファーの象徴であり、

波質も世界クラスなので、

人もそこにフィットしたという典型である。

各地の達人の隆起を待ちたいところでもある。

こちら写真家のCHARくん。

アクティブ・サーファーとしては、

おそらくカンフル・ガーデンの一番近くに住んでいる勇敢なグレイトサーファーでもある。

それにしてもこの波にはおどろかされた。

今5時だが、

これを予約投稿してカンフルにまた行ってみようと思っている。

本日のそれぞれボードのフィン・セット・アップをここに。

こちらナッキー使用のキャッチサーフのスキッパー・フィッシュJOB66には、

NAKISURFオリジナルツインと、

VEKTORの1タブ・トレイラーを。

このツイン・フィンは強いシングルフォイルと、

ベース長というボードからつながる基礎面積に着目しました。

フォイルが生みだす水流はけっしてあなたを離しません。

そんな「ごきげんいかが文体(巻末リンク)

となるほどのベストなツイン・フィンがこれだ。

スキッパー60には、

こちらもNAKISURFオリジナル・ツインと、

VEKTOR-VTをマッチング。

このコンセプトは、

バレル狙いということもあって、

ツインからの水流をトレーラー(リア)に引き継がせて、

イメージとしては、

長いベースを面積を後方に引き継ぎたかったからだ。

【巻末リンク:ごきげんいかが文体1・2・3】

【サーフィン研究所&ドラグラ特大号】もういくつ寝るとお正月_初詣_新曲『ジローとタキビ神のごきげんいかが1・2・3』_(2935文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!