おはようございます。
俺のブログをいつも読んでくださっている方なら気づいたと思うけど、
4日前からこのブログでの文体、
写真の置き方等々を変更し、色々と模索しているのです。
自分で気づいたのは、
「文章に気を払いすぎて、いい写真を載せていなかった」
ということ。
または、写真ではA級の作品って、
ーーあまり撮れないんだけどーー
つい未来にいるだろうクライアントとか、
個展用作品になるからと、
”FIRSTフォルダー”
の中に入れて隠しておいた。
今は、
この実質的な(という)日々ブログ内に
自分の全力投球的な作品を置いておくことは、
俺にとっても健全な気がしてきた。
.
神秘主義の紐を解き、長い思想の旅に出ると、
『スピリチュアリティ』
(霊魂などの超自然的存在とのつながりを信じる思想)
という停留所で一旦停まった。
ここには日本古来からの信仰である神道(しんとう)がある。
(森羅万象に神が宿ると考えるのが神道)
神道には自然崇拝やアニミズムがあり、
https://www.nakisurf.com/column/column-41.html
意識を向けて神や自然に繋がっていくことを考えると、
どうしても死に突き当たる。
死はどこにでもあって、
畏れることはないのだろうが、
こんなことを考えてしまうのは、
やはり北方謙三さんの水滸伝を読んでいて、
自身をなぞらえた豪傑がひとり、
ふたりと死んでいくところから身近になっているのだろうか。
”男の死にざま”
を描いた大河歴史小説内の中を旅し、
現実には波の上で呼吸し、
自身の小ささを恥じているところからこの
「手探り状態」が始まったのかもしれない。
波とはそれほど強大で、
そして意味を持っているのだろうから。
「今までの波乗りは何だったのか」
というほど、海から受ける感覚が変わってしまった。
もしかしたら俺はあの波の上で一度死に、
そして再生を果たしたのかもしれない。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18089
波乗りのみならず、
四駆でのダートロードのドライブ中にも、
さらなる波体験を重ねるときにもその新感覚が表れた。
俺は満たされているのだろう。
その死まであと何歩なのかはわからないけど、
充実した時間のみを過ごそうとしていることは事実だ。
□
波が小さかった金曜日のソフトサンドリーフ。
ノアはこのがっぽりと口を開いたバレルが怖いらしく、
その入場を果たさずにこうしてビヨーンとジャンプして逃げていた。
「飛んでバレル穴から出来る限り離れる」
というのが彼の選択であったようだ。
ただ、弱い波であれば、
それなりのことはしていた。
これは「ストールtoセットアップ」ですね。
カイラは俺のBD3で、初ソフトサンドリーフに挑戦。
やはり怖いらしく、乗っても腰が引けていたが、
このふくよかな斜面を滑ったのは、
彼女にとってかけがえのないことなんだと思う。
小さく、完璧なバレル。
小さいからこそ脱出までの攻略ラインが試され、
それは難易度が高かった。
クジラがやってくる季節がやってきた。
彼女(彼も)たちは春までいて、
それからオホーツク海、
アリューシャン列島、
ベーリング海、アラスカ方面に戻るのだろう。
あと何回の夜明けを見たら、
春になるのだろうか?
そんなことを考えていた。
そして、
生きているあいだに何回の夜明けが見られるのだろうか?
□
秘密裏で進められていたドッキーとドノヴァンのネオ・シングルフィン計画。
そしてCANVASの新作戦。
COLEの勇人モデル、
自分用のBD3-concave deck、
AVISOとCANVASのコラボ、
CANVASのライアンの廉価シェイプ、
そんなこんなが春に向けて始まってます。
体を小さくして、
さらに小さく折りたたみ、
それから大きく飛べるように力を蓄えておこう。
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
明日はそのドノヴァンとドッキーのネオシングルのスケッチが届くはずですよ?。
話を聞いているだけで、震えるほどでした。
今日もありがとうございます。
すばらしい日にしてくださいね!
あ、今日は14ft1@4sec./30°(NNE)の
フォーティーンフォーティーン日でした。
大きな波です。
ALOHA!
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