先日も書いたけど、
夜明けは海の正面から太陽が昇ってくる。
「今日もありがとう」
太陽がないと私たちの生は終わります。
その勢いが弱くなれば氷河期、強くなれば灼熱地獄。
そんな絶妙な距離と勢力で、
太陽系の中心というか親玉の太陽は今日も私たちを照らします。
土曜日は「5時半に」という約束があって、
その時間を1秒も違わずやってこられたウナクネ河合さん。
東京は山手のご自宅を朝4時に出発されたという。
河合さんは、
長年愛したこのハートブレーカーとのお別れ日でもありました。
そのまま一緒に勝浦部原まで行き、
ツナくんとも合流して
「勝手に丸井プロ2017」を開催し、
フィンレスやウナクネシングルで楽しみました。
5人ほどNAKISURFファミリーや、
ブログファンの方たちとお会いでき、
ウナクネ話やフィンレスストーリーで盛り上がりました。
よろしければ一緒に撮られた写真を shop@nakisurf.comに送ってください〜。
そのまま勝浦朝市に行き、
夕飯のお魚各種を求めた。
驚いたのがシイラが100円とか200円で売っていたこと。
同じ魚をハワイではマヒマヒと呼び、それはおいしいお魚です。
あちらでは1パウンド(453g)で8ドルから12ドルはする高級魚なので、
この大きさのフィレだと、軽く2000円は超えてしまう。
なのでここ勝浦では、
ハワイ価格のおよそ1/10〜1/20の価格で買えてしまうという破格魚でした。
このマヒマヒ、日本では「猫またぎ」とも言われているそうで、
調べてみると、この魚があまりにもおいしくて漁師が売りたくなくて、
「猫も食べないまずいもの」としてから、
それがいまだに残っているものだと推測されていた。
もちろん購入してツナくんたちと一緒に食べたら、
それはおいしく最高なものでした。
次回はたくさん買って、焚き火でマヒマヒパーティします。
その代わり一般魚はきちんとした値が付いていて、
東京の河合さんによると、「それでも安い」ということで、
何よりも水揚げ直後の魚を選べばとびきり新鮮だろう。
1体まるごと見えるはキハダマグロ。
流線型でかっこいい。
私たちはいまサバブームなので、つい鯖を探してしまう。(笑)
開き専門店。
あ、ここに鯖、いました。
この勝浦朝市は、日本三大朝市と言われているそうで、
けれど、その規模を見ると、
千葉三大朝市としても誇張があるような気がしてならなかった。
寒い日だったので、猫がこうして重なっていた。
こういうのを猫ボールと言うのだそう。
流行だということだが、
勝浦タンタン麺というのがあり、
市内や全国の20数軒でその愛好グループ
『熱血!!勝浦タンタンメン船団』を形成していて、
その中でも噂の一軒(朝市付近)に行った。
だが、
その800円という値に見合うのかどうかは疑問疑問でありました。
ラーメンマニアのツナくんは、
「あの、これ辛いだけでスープの味がしません」
そんなインプレッション。
トイレも手洗いもないお店の規模(家賃)や相席スタイル。
しかも狭いのに喫煙化ともなっていて、
誰か吸いだしはしないかとヒヤヒヤしていた。
内容は、普通の袋に入った中華麺にネギとニンニク、挽肉、タマネギ、
そしてゴマだけという食材等で考えたら350円が妥当だろうか、
他のラーメンのようにスープもちゃんと取っていないし。
そんな話をみんなでしていた。
450円損したので、
その分シイラを買えば良かったということで落ち着きました。
だけど、ここはTVで紹介されているようで、
色紙と芸能人との写真がびっしり。
そういうTVからのお客さんが行列を作っているようです。
そういう有名好きの人は、
味や値段よりもこの店に入れるだけでありがたがっているようで、
とにかく有名店ならばそれでいいのでしょうね。
でもおじさんの笑顔と、スープの熱さ&辛さには満点を出しました!
(食べログに新ID名:焚火師で投稿しました。
正直に書くと、いつものように削除されるからなぁ)
食後はお正月も行った串浜漁港に行き、
アジングというアジ釣り。
でも誰も彼もアタリすら、
そして魚影も見なかったという不思議な日。
釣り師も多かったのだが、
彼らもアタリすら取れなかったという。
そんな潮目か水温だったのでしょうね。
こちらは釣り道具ではなく、乗り道具。
これを美しいと思えるようになれば、
あなたの波乗りに対してののめりこみ度合いは極上一流で、
人生をより楽しめることでしょう。
で、今日になったら氷雨のような雨が降っていて、
さらにはほぼ千葉全域をバッドコンディションにさせている東風の中強風。
今日来られる予定だったビームスの矢嶋さんに
「できるのでしたら来週がいいですよ」という情報をSMSで。
この風なら太東岬の堤防付近ならなんとかなったが、
寒い冷たい、流れが強いの3重苦。
けれど、これが三寒四温の最後の寒だと天気予報では言っていた。
もうすぐ4月です。
サクラサク。
うう、うれしい。
□
先々週の湘南。
この日はいつもの8ホテルに宿泊。
聖式カルちゃんのヘアカリフォルニアが見えるが、
飲食店ではないので、
毎日行けないのが残念なのでありました。
仕方がないので、彼のインスタグラムに行くと、
ビームスB印種市さんがいたり、
はたまたツナくんが「ローララ」と、
カルちゃんにハッシュタグして盛り上がっていた。
そのままツナくんのページに飛ぶと、
なんと!
抽象性の高いシュープレマティスムがそこにあった。
私はこれをアート側、
いや作者のツナくん側に立って説明しなくてはならないだろう。
まずは私の想像世界であった「さばとんマーチン」を
“モダニズムと原理の究極”をドローイングで表現している。
またウナクネ美術批評家のしょう寅杉本さん(shoji1228)は、
ご覧のようにインスタグラム上で「天才!!」とコメントし、
また、前出したウナクネ史家の河合さんは、
“これこそがウナクネ初期モダニストのサンクトペテルブルク”と評した。
突然開花したツナくんのドローイング。
この時代背景は第一次ウナクネ協奏後、
ウナギクネクネがドラゴンクネクネではないかとされてきた頃。
瀧朗が「国民総鯖一郎時代」だとし、
世のズボラさに光を当て、シティポップ・ミュージックを継続評価しながら、
山下達郎さんのコンサートツアー
「PERFORANCE 2017」のチケット前売り発売情報集めに余念がない。
私はYMOのソリッドステート・サバイバーをBOSE製のスピーカーで聴き、
千葉北焚火エイジとも呼ばれる2017年の春。
そんな中、
ツナくんはJR上総一ノ宮駅前のタカラ食堂から幾多の鯖定食500円と、
直接ウナクネ文化を私から吸収し、
マーちゃんや瀧朗トリオとサーフセッションをし、
1940年頃のジャクソン・ポロックのアクション・ペインティングによって、
抽象表現主義(ニューヨーク派)を唱え、
大量消費社会を風刺すべくポップ・アート(pop art)を表現しているという。
まとめますと、
これは先日、私が渋谷神泉うせがたんさんで行われた親睦会で発言した
「サバトン・マーチン」をモチーフにした優れた線の集合体であります。
やがて世間が彼のアートのすんばらしさに気づき、
MoMAニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)が、
彼の個展をしたいと言ってくる日が待ち遠しい。
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