植物はそこまで詳しくないので、
これがロータスなのか、
ウォーター・リリーなのかはわからないが、
すてきな花を見つけた。
カメラファインダーをのぞいた瞬間、
ヨガのポスターをイメージした。
ちょうどヨギティを飲んでいたので、
その感覚のイメージが視覚化できたのだろう。
波が岩の隙間に入りこむことによって、
クジラかイルカのように盛大に潮を吹き続ける穴があって、
このちょっぴり不規則な、
ーーつまりはうねりの感覚によるーー
リズムを聴いていると、
これこそが海洋の時間ではないかと気づいた。
大地には大地の時間があり、
海洋の時間は進み方が違うと断念できる。
Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins
100 yards South of Softsand Reef, North Hawaii
.
ソフトサンドの分厚いセクションにいるのはナッキー。
サーフィンを始めてたった2年で、
こんな波に乗るようになるとは夢にも思わなかったが、
良い波に乗っていた。
ここは見渡す限り無人の場所。
クジラかイルカか、モンクシールが見られたらラッキーだろう。
なので、この写真を撮ろうとすると、
彼女一人が大きな海原(うなばら)にいるわけで、
そこから乗れる良い波を選び出さなくてはならない。
でないと、永遠に続く泡波到来だとか、
遙か彼方まで流されてしまう。
これは「波に乗る技術」とは全く違う能力が必要だ。
Nation The Connector 6’5″
Whitehouse, North Hawaii
.
波が上がったと書いたが、
下がってきてしまった。
けれど、本当にすばらしい斜面がある。
この波はホワイトハウス。
深いところから一気にリーフにせりあがる波なので、
瞬時に斜面が動き、
信じられないほど重く、
そして速く、早く、全てが瞬間で、
普段の波乗りとは全く違うセンスが要求される、
雨の朝。
このモンクシールが砂浜にあがってきて、
こんなポーズをしながら睡ろうとしていた。
うっとりとするほどすてきな表情をしていたので、
肖像画ではないが、御顔を撮らせていただいた。
ああ、
なんという幸せでしょう。
きっとこのアザラシが主人公の絵本は、
子どもの希望のような、
夢っぽい物語となるのだろう。
笑顔は大切だと、教えてくれたモンちゃん。
ボキャブラリーが少ない私はつい
「ラカ〜」とやってしまうのでありました。
Happy Surfing!!
Happy Life to you!!
【巻末リンク】
「ラカ〜」についてはこちらをご覧ください。
爛漫ラカちゃん編でございます↓
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