日曜日の危機の連続。
The Eureka GT 5’11”
Canggu Bowl’s
.
最初のドラマはテイクオフ。
ほぼ墜落寸前だったが、
コスタリカ編やその他で展開した張りつきができた。
第二の危機は、
波が思っていたよりも速く、
リップが降りかかってきたこと。
レイルワークの勝利。
だが、まだまだ速く、
しかもこの人が波を崩してしまったので、
難易度が上がってしまった。
第三の危機。
人口セクション。
また泡に弾かれるのをこらえようと、
体勢低く、進行、進撃。
しかも先のセクションも速いので、
ハイライン(波上部)を保つ。
第四の危機。
トップが崩れて、
さらにハイラインを保たなくてはならないという二重苦。
第五の危機。
泡の中なので、
斜面内はゴトゴトブクブク。
メイクしながら、
さらに進撃するべくレイルを的確に入れ続ける。
第六の危機。
泡から押し出されて弾き出されたが、
またレイルを押しつけて耐える。
フィンレスサーフで培ったレイルワーク。
危機終了。
ここからさらに長い斜面が続いていく。
メイクできて良かった。
チャングー・ボウルズは、
千葉タマサキ、
たとえばマーチャンズの10倍もの距離がある。
リラックマ、ピカチュウ、スティッチ。
未許可のキャラクターグッズも第三国の真骨頂であり、
版権が超うるさいディズニーまであるのは、
肝が据わっているというか爽快なほどであった。
現在泊まっているのは、
マンディラさんのご自宅を改造して、
ホームステイとした宿。
1階のオーストラリア人は、
キャッチサーフだけで1か月サーフしているそうで、
54と5フィート・スタンプがいつもこうして置かれている。
彼はアレックスという名前で、
きっとインスタグラム経由だろうが、
私のこともわりとよく知っていて、
「スキッパーフィッシュ66は思い付かなかった」
としみじみ言うので、
ウナクネ式のことを話そうと思ったが、
立ち話で長くなるのもあれなので、
「かなりいいぞ」とだけ言って、
後日一緒にサーフする口約束だか、
社交辞令を申し述べて私は階段を上がった。
【リンク 春嵐の伊豆】
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