Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″
at Amamian 3D Wedge
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これはちょっぴり前の、
二週間前の回想になるけど、
奄美大島に到着後の写真が出てきた。
Brian Miller on
EC Surfboards The Mini Pelican(Mini Glide-O-Rama) 7’2″
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オンショアの日、
ミラーと二人だけで3Dウエッジでサーフした。
ここは世間では手広ビーチと呼ばれ、
そのメインピークがここ。
不思議な地形で、
岬状にどこまでも沖に突き出ている。
なので、
こうして波がブレイクしなくても、
波の重なり(ウエッジ)を使ってテイクオフできる。
3Dウエッジの由来は、
左右の重なりに加え、
海底からの吹き出しがあるため、
超複雑なテイクオフエリアとなるから。
パイプラインもこんなウエッジだが、
もしかすると、ここの方がややこしいと思う。
しかしここで生まれ育った緑くん然り、大智くん、ユウセイくん、
テッタくんやここを会得した人は、
そのピンポイントを熟知していて、
その芯の下にさっとボードのテイルを沈め、
スルスルっとテイクオフしていく。
なので、どんなに混雑しても彼らが乗れるのは、
そんな種明かしとなっている。
Nacky on
Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins
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これは洞窟前。
アマミアンバックドアの中に洞窟があり、
その前のピークだから洞窟前となる。
その洞窟前。
こんなささやかなうねりでも感動するほどの波質。
写真はないが、
大雨オンショア日にテッタくんが入っていて、
彼のテイクオフやラインに感じいった。
波乗りは料理や音楽と同じで、
それぞれの表現があり、
時に感動したり、興奮したりする。
人のサーフィンを良く見ましょう。
Eiji Kawai on
UNK SX lll 7’0″
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ウナクネ会長の河合さんも初奄美となり、
その驚きの波にテイクオフしていった。
「まさかこんなに掘れるとは」
「信じられない波です」
そんな感想を持っていた。
彼の波乗道は高く伸びたことだろう。
さて、
アマミアンバックドア。
世界的にもすばらしいほど良い波だが、
ピークは「寄せ」みたいなウエッジ。
なので、
下から漕ぎ落とすようにテイクオフしないと乗れない。
または深みのショルダーから漕いでいくのだが、
あまりオススメしないのは、
そこでミッドレングスを悪用した人がいたり、
逆にそこでしか乗れない人が待っているから。
もっと言うとセット波が来ると、
その人たちが目の前に立ちはだかるので、
穏便を常とする私たちは、
そのおかげでテイクオフを断念しているから。
字数がないと上手く書けないけど、
サーファーズ岬でも同様で、
「ピークは怖いけど、ここならなんとか」
という人たちがライディングラインをふさいでいる。
こちらとしては、
その「自分のラインがふさがった状態」を一瞥するだけで、
パドリングを止めてしまうため、
「邪魔をしている人たち」には、
何のことかわからないが、
何回も、常にふさがれてしまうと、
チャーリー・ブラウンのように「……」となってしまう。
彼らにはハッピーサーフなんだろうけど、
こちらとしては不満が募る。
似ている例を巻末注釈リンク*1としました。
どうぞご覧になってください。
地の魚。
おいしいオリーブオイルと、
ヒマラヤピンクソルトがあったので、
カルパッチョとしてみると、悶絶するほどおいしい。
もうスシローはいらない!
そう断言するのは、
奄美大島にスシローがないからに他ならず、
いつかまたあの倍トロを食べたいとも思ったから。(笑)
けれど、野菜と穀物、
お豆腐だけでこんなごちそうにもなる。
さすが奄美大島。
WE LOVE AMAMI OSHIMA!!
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【巻末注釈リンク*1:ラインをふさぐ、とは?】
Happy Surfing!!
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