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naki's blog

【サーフィン研究所】ROTPのご紹介_スーパースポーツのボンザー1973_法王の串焼き_(2060文字)

ついに新作ウエットスーツが完成しました。

ROTPといいまして、

難解な言葉がついており、

詳しくは割愛しますが、

メイン・コンセプトはドラグラ、

つまりオルタナティブです。

クラシックの頂きを目指します。

渋く、

シンプルな単気筒というイメージをオケに、

業界一の素材と、

Cさんという超ベテランの技術をメロディとし、

歴史的なサーフシーンを歌詞としたブランドです。

こちらもかなりわかりづらい説明ですが、

わかる人に感じていただけたら、

というような想いで書きました。

『桃栗三年柿八年』とありますが、

ウエットスーツ業界は、

『切縫10年貼一万日』

と言われています。

それほどまでにこだわった貼りは、

純材による接着を実行しています。

これをすると、

熱に強くなるので、

摂氏44℃の湯温ですら劣化(ハガレ、ワレ)しません。

純材による貼り及び2度塗りは、

ウエットスーツ職人の悪夢とされ、

多くを語られることがなかった暗部を帯びています。

作業時間がかかる
材料のロスが出る可能性がある

そんな理由から、

貼る時間をかけず、

貼りやすさに注力を注いだものが、

市場製品のほとんどを占めていました。

「ぬるま湯オンリーで」

「お湯は劣化します」

と注意喚起しているだけで、

サーファー目線ではなかった。

さて、

ROTPは、

Cさん(または彼の妻)による各人の完全採寸(男女別)後、

作業開始から完成までは、

Cさんはこのスーツだけにかかりきりとなります。

製作が途切れないということは、

指示ミス、

または製作を引き継いだ際に生ずる

「きっとこういう意図だろう」という、

他者の曲解のような「抜け」が起きえませんし、

こんな完全カスタム品は、

受け取るものにとってもマニアックだと思います。

それと、

このROTPは、

制作者のCさんから直接NAKISURFに納品されるので、

問屋とか中請け人、

または製作管理という

『中間マージン』というコストがかかっておりません。

ですので、

最上級品でこの価格!

そんなマニアックな価格を設定中です。

現在の千葉北の水温14.5℃。

着用は3ミリ2ミリのジャージ素材。

この波程度だと、

バックジップにも関わらず全く水も入らず、

温かく機動力満載のセッションを終えた。

今までたくさんのスーツを着たけど、

比べものにならないほどすばらしい。

感涙系の柔らかい皮膚。

想像を越えている。

一昨日のことだが、

博士研究所に里帰りをし、

センターフィンのシェイプアップを計ったボンザー。

【サーフィン研究所】ボンザー1973里帰り_バリー・マッギー最終版_タキビ神とニーチェ、そしてシュルレアリスムとジミ・ヘンドリックスの酒蔵館_(1773文字)

何せ1973年のデザインは、

コンケイブが深く、

全体的に分厚いシェイプであるので、

速度分の抜けは、

センターフィンにあると感得し、

その面積を小さくしたらこれが大正解。

けれど、

良く考えると、

前田博士はそんなことも想定しての大きなセンターで、

私の「踏み」の伸びしろというか、

余白分がフィンの大きさになったのだと今は理解できる。

波が切り立つまで待って、

レイルを踏み込めば、

ボンザーの野性があらわになる。

速度が上がるほどに

加重しやすくなる操舵感が頼もしかった。

この波サイズで、

ボードをここまで立てられるのは、

速度由来の遠心力のおかげであり、

フィンが『ヴォアッ”』と叫ぶように加速するのは、

真正ボンザーの特徴のひとつである。

ボトムターンの中間まではもう1段、

そして上昇カーブを描いてグワッと加速する。

こんなサーフィンは、

スーパースポーツであり、

グランドツアラーのようでもあり、

これこそがボンザー的だとわかった2020年の春。

ボンザーというのは、

『ターンが伸び続けること』

が一番の特徴だと、

みなさんにご説明してきたが、

今はそれに加えて、

「加速させて操舵感を増す」

そんな愉楽がわかってきたのです。

さて、法王案件。

こちらはヘア・カリフォルニア後の、

湘南台駅前です。

行ったのは二週間前ほどだろうか。

ここが、

ラカ法王が世を忍んで奉公される

『串もつ焼 藥(やく)』でございます。

神奈川県藤沢市湘南台2丁目16−11

これは入店前の一枚だが、

笑顔の法王が焼き場に見えた。

『ホーオーホーオー・ホーオーオー♪』

『Hope』のエンディングで

ジャック・ジョンソンが「法王・法王」と歌っていた。

「これこそが音楽業界のサブリミナル効果です、

本来は禁止されている行為です」

と、横で瀧朗がささやいた。

彼はラカ法王の摂政である。

ちなみに瀧朗は、

ウナクネカードの一員でもあり、

大瀧詠一さんのタキロー音頭により、

当時はよく知られた存在だったと先輩から聞かされた。

(タキロー音頭のたいていは、布谷文夫さんが歌った)

そして、

我ら法王の渾身焼きによって、

感動的な夜を通過した。

ネギ焼きウエルダン

奇跡のパクチー

A5赤牛サブトン

マシマシ・ラー油のメンマ

アーモンドミルク・マカロニチーズ

などの逸品に理路整然と、

スパークリング・ワインを飲んだ夜。

さきほどグーグルのクチコミにこの気持ちを書いた。

さすが法王である。

多くの賛同者は、

メガメガと叫び、

法王はラカ〜と応えたのが忘れられない。

Stay Dreaming

Happy Surfing!!