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naki's blog

【サーフィン研究所:特大号】移動日_千葉から湘南、そして新東名高速_(2169文字)

こんにちは、

暑いですね〜!

現在名古屋までやってきて、

朝8時なのに、

気温が32度もある。

本日はいったい何度まで上がるのでしょうか。

道路はガラ空きです。

さて、千葉を出発したが、

出発前にタキビ神とサーフして、

マンライ・成仏(満足ライディング・上陸)の連発で、

余すところなく千葉の波を味わった。

ウエッジして、

パーフェクト化する不思議な波。

こうしてシェアライドしたり、

それは楽しいセッションだった。

他がフラットなのに、

こんなに良い波が来るのは、

堤防と消波ブロックのおかげで、

か弱い波をかき集めてくれるようだ。

ならば、

このセッティングのウェイブプールを設計すれば、

地形的には最高になりますと、

後述する別府さんにお伝えした。

「なんだ、かんたんでした!」

いつものポーズのジローくんと、

ヒワくんのサーフ・エックスの名コンビ。

学校帰りのジローくんとタローくん。

仲の良い兄弟です。

そのつながりで太東の名店

『喫茶ナカヨシ』に行った。

こんな朝食メニューがあったが、

定食メニューからポークジンジャーをいただいた。

ジローくんは絶対に唐揚げ定食で、

「オオモリでお願いします」

店主のジェイソンにそう注文した。

朴訥であり、

グレイトサーファーのジェイソン。

彼の作る料理は、

「このあたりではダントツに一番おいしい」と、

父ちゃん=アキくんや、

トリスさんが熱弁するほど人気があるのです。

私は彼を33年前から知る。

ナカヨシだけに、

親子仲良し。

いいなぁ。

ジローくんは、

大好物であるカラアゲ視界が間近に迫っているので、

ナチュラルハイになっているようだった。

『喫茶ナカヨシ』は注文を受けてから、

ジェイソンがしっかり本気で作ります。

なので、

供給までに時間がかかるのがまた良い。

本が大好きの私とジローくんは、

読書タイムとなりました。

いつものほっぺたアングル。(笑)

カラアゲ定食がやってきました。

うれしそうなジロー氏。

本当にかわいい。

ジローくんは大喜びで、

あっという間にご飯を平らげ、

お代わりをすると、

今度は大盛りご飯がやってきて、

またもや大喜び。

ジローくんは、

なんとこれを3杯食べるときもあり、

六年生のお兄ちゃんよりも食べるそうです。

右は私のポークジンジャー。

噂通りの名作でした。

なんと、

私の初写真集(絶版)が置いてあり、

そこにサインをするという大役となった。

ありがとう。

そんなこんなで今年の真夏千葉最後の日が過ぎていった。

未明に起き、

そのままアクアラインに乗って、

湘南逗子サーファーズ到着。

オーナーのナルちゃんとは、

ジェイソンより旧いお付き合いで、

かれこれ38年ほどになろうか。

Photo by Shunichi Kishi

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上品なグレイトサーファーであり、

さまざまなつながりを持つ、

別府さんという方がいて、

彼は私が35年前、

夷隅でサーフ修行と言って1年間住んだときのことや、

東浪見のこと、

または凡鳥弁当だったり、

部原の話をしつつ、

さまざまなお話をして大いに盛り上がった。

(その昔、

部原にストリーマーズというレストランがありましたね)

その間にナルちゃんジマンのお料理をいただく。

コブサラダと、

フィッシュアンドチップス。

食べていると、

いよいよ「暑いあついあづい〜〜!」

ということになり、

壁に掛かった温度計を見ると、

日当たりが良く、

風が抜けない場所ではなんと45度もあり、

これを見ただけで熱中症で倒れそうになるが、

サーファーズの下は太平洋なので、

何度か体を冷やしに泳ぎに行った。

午後になると、

大長老の横山泰介さんと、

文筆家&SUPマスター&グレイトサーファーの岸さんたちともお会いして、

細野晴臣さんのお話をすると、

私の5歳年上の別府さんと同年である岸さんは、

「俺の歳じゃないな。タイちゃん時代だよそれは」

とおっしゃる。

泰介さんに聞いてみると、

出て来る出てくる。

細野さんたちと同年である氏は、

「この次はモアベターよ」と、

名アルバム「はらいそ」のアウトロもリアルタイムで存じてらして、

「久保田麻琴も良いよ〜」

とおっしゃりながら、

会話に「まこっちゃん」と出てくるだけで、

タイムスリップして、

1970年代に音楽話をしているかのような錯覚に陥った。

鎌倉に行き、

ジャイアンの店に行くが、

定休日だった。

残念。

そのまま大仏経由で山側に行き、

中村トモちゃんこと、

おやっさんにお線香を上げにいくと、

なんと!

ちょうど昨日がご命日だという。

中村家では、

まるでおやっさんがそこにいるかのように、

楽しい時間が続き、

長男である豪くんが、

「奄美のバナナ食べてください」

ということになり、

涼(すず)ちゃんには、

私の似顔絵を描いていただいた。

それは上手で、

免許証に使えるほどの精細画に感激する。

ここに掲載の運びとなりました。(笑)

Photo by Go Nakamura

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中村家のみなさんと記念撮影。

洋之介ピークの盟友竜くんもおります。

(巻末リンクを参照してください)

この後、

法王がいるドラグラ会館経由で、

新東名高速を走る人となり、

冒頭に書いたように名古屋まで来たという経緯でした。

Photo by Takiro

【巻末リンク:前々回の中村家】

【サーフィン研究所】テイクオフの視界_鎌倉妙本寺から272°酉の方角に_中村家_(1629文字)

【巻末リンク*2:洋之介ピークとは?】

【サーフィン研究所スペシャル2】台風15号顛末_ヨノピークの極み_(2312文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!