毎日暑いですね〜。
こちらは未明にズドンと大雨が降った。
なので、
いまは快適だが、
これからグングンと気温を上げることだろう。
アパッチ亮太の骨太なるボトムターン。
夏となり、
サーファーが増えた。
よくある質問が、
「どうやって他のサーファーを避けたらいいですか?」
というもの。
これはケースバイケースだが、
基本は、
乗っている人が優先。
なので進行方向の逆に避けるというものだ。
ちょうど亮太くんがお手本をしていたので、
これを参考にされたい。
サーファー(レッドライン)はライト側に向いている。
そこで、
パドラー(グリーンライン)は逆方向に進路を向ける。
すると、
秒を追うごとにサーファーの視界から、
パドラーが消えていく。
しかも安全に。
「逆方向」
という原則は、
たった1秒でお互いをここまで離すものである。
乗っているサーファーの原則は、
「決してサーフボードを蹴り出さない」
ということだ。
これで大怪我からまぬがれる。
□
【おまけ:私たちのサーフ思想編】
競技=勝利至上主義の中に、
浮かび上がるように現れたタキビ神は、
ドラゴン・グライド・プロダクションズ(オルタナティブ・サーフ)におけるひとつの理念だ。
競技サーファーは、
さまざまな虚構を持つ。
それはコンマイチという得点を争う勝負の世界であり、
開催地の潮目だったり、
流れ、
風向き、
それら強弱の全てを最も読み切った者であり、
賞金やスポンサー、
金メダルや栄誉ということだ。
それら一切を虚構としてしまえば、
タキビ神が思想的に完璧なものだと、
この世に浮かび上がってくるのだ。
タキビ神は、
この深遠無限なるサーフ世界の中で、
宇宙に存在する大日と同じ全てだとされている。
つまり、
智慧と慈悲という二大要素でできあがっているのだ。
タキビ神は、
競技主義者のように勝者を讃える、
または敗者をいたわるのではなく、
かぎりなく聡明で、
夢深いものだと信じられている。
タキビ神は、
たえまなく波を楽しみ、
全てにその広い思想を「音頭」という歌にして散りばめる。
この歌は、
ときに詩であり、
唄であり、
ヤマハ・スタジオ・モニターの高精細なる音でもある。
もし上手に波に乗れたら、
「火」が燃えるさまを四肢で表し、
満足を伝える。
また、
岸まで乗って上陸できたら、
「成仏」だと、感涙にむせぶ。
競技者代表の、
ケリー・スレーターは、
この感傷については、
敗北を感じてもいいのかもしれない。
さらにいえば、
およそ10年ほどして、
このタキビ神思想に遭遇するであろうジローくんは、
ケリーとタキビ神の存在に戸惑うのだろうか。
次世代はどう思うのだろうか。
けれど、
ジローくんたち次世代が、
「タキビ神はケリー・スレーターの発展形ではないか」
そう考えてくれたらしめたものだ。
ラカ法王も、
タキビ神と同じ極まる存在として知られているが、
法王と精神的に昇華することによって、
ドラゴン・グライド・プロダクションズ(旧ウネクネ)に参加した。
ラカ法王を主題とした幾種類かの画像もつくられ、
それは優しく、
柔らかい存在として、
世間にその尊を奉じられるようになった。
今日は、
私たちのリーダーたちのお話でした。
もっと知りたい方は、
いくつかリンクしておきますので、
ご覧になってください。
【巻末リンク:ラカ法王のお言葉】
【タキビ神の唱えるサヴァーダ理論とは?】
Happy Surfing and Happy Summer!!
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