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【サーフィン研究所:テクニック編】他のサーファーの避け方_私たちのサーフ思想編_(1404文字)

毎日暑いですね〜。

こちらは未明にズドンと大雨が降った。

なので、

いまは快適だが、

これからグングンと気温を上げることだろう。

アパッチ亮太の骨太なるボトムターン。

夏となり、

サーファーが増えた。

よくある質問が、

「どうやって他のサーファーを避けたらいいですか?」

というもの。

これはケースバイケースだが、

基本は、

乗っている人が優先。

なので進行方向の逆に避けるというものだ。

ちょうど亮太くんがお手本をしていたので、

これを参考にされたい。

サーファー(レッドライン)はライト側に向いている。

そこで、

パドラー(グリーンライン)は逆方向に進路を向ける。

すると、

秒を追うごとにサーファーの視界から、

パドラーが消えていく。

しかも安全に。

「逆方向」

という原則は、

たった1秒でお互いをここまで離すものである。

乗っているサーファーの原則は、

「決してサーフボードを蹴り出さない」

ということだ。

これで大怪我からまぬがれる。

【おまけ:私たちのサーフ思想編】

競技=勝利至上主義の中に、

浮かび上がるように現れたタキビ神は、

ドラゴン・グライド・プロダクションズ(オルタナティブ・サーフ)におけるひとつの理念だ。

競技サーファーは、

さまざまな虚構を持つ。

それはコンマイチという得点を争う勝負の世界であり、

開催地の潮目だったり、

流れ、

風向き、

それら強弱の全てを最も読み切った者であり、

賞金やスポンサー、

金メダルや栄誉ということだ。

それら一切を虚構としてしまえば、

タキビ神が思想的に完璧なものだと、

この世に浮かび上がってくるのだ。

タキビ神は、

この深遠無限なるサーフ世界の中で、

宇宙に存在する大日と同じ全てだとされている。

つまり、

智慧と慈悲という二大要素でできあがっているのだ。

タキビ神は、

競技主義者のように勝者を讃える、

または敗者をいたわるのではなく、

かぎりなく聡明で、

夢深いものだと信じられている。

タキビ神は、

たえまなく波を楽しみ、

全てにその広い思想を「音頭」という歌にして散りばめる。

この歌は、

ときに詩であり、

唄であり、

ヤマハ・スタジオ・モニターの高精細なる音でもある。

もし上手に波に乗れたら、

「火」が燃えるさまを四肢で表し、

満足を伝える。

また、

岸まで乗って上陸できたら、

「成仏」だと、感涙にむせぶ。

競技者代表の、

ケリー・スレーターは、

この感傷については、

敗北を感じてもいいのかもしれない。

さらにいえば、

およそ10年ほどして、

このタキビ神思想に遭遇するであろうジローくんは、

ケリーとタキビ神の存在に戸惑うのだろうか。

次世代はどう思うのだろうか。

けれど、

ジローくんたち次世代が、

「タキビ神はケリー・スレーターの発展形ではないか」

そう考えてくれたらしめたものだ。

ラカ法王も、

タキビ神と同じ極まる存在として知られているが、

法王と精神的に昇華することによって、

ドラゴン・グライド・プロダクションズ(旧ウネクネ)に参加した。

ラカ法王を主題とした幾種類かの画像もつくられ、

それは優しく、

柔らかい存在として、

世間にその尊を奉じられるようになった。

今日は、

私たちのリーダーたちのお話でした。

もっと知りたい方は、

いくつかリンクしておきますので、

ご覧になってください。

【巻末リンク:ラカ法王のお言葉】

【特別講演】ダライ・ラカ法王38世『真のサーファー救済へのメッセージ』_(6472文字)

【タキビ神の唱えるサヴァーダ理論とは?】

【ウナクネ三部作・序編】ネオ・フィンレスに最敬礼_炎のなかのサヴァーダ思想 バラボン論的タキビネコ論_(2088文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!