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【サーフィン研究所:特大号】季節の変わり目のクマビーチあたり_デュークT再販!_(2395文字)

The Blue Dragon Sunrise 2020 September

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台風10号が夏を連れ去っていってしまった。

朝晩は涼しく、

今朝などは20度しかなかった。

これまでは30度を軽く越える生活をしていたので、

なんだか寒く感じてしまう。

美しい秋となりますように。

そう青龍寺に向かってお祈りすると、

真夏のような朝陽が上がってきた。

遙かなる松林があり、

その向こうには、

遠浅の砂浜が拡がり、

それはすばらしい波がやってくる。

台風10号で地形が沖と岸で分断されているおかげで、

きちんと目を入れてチェックしないと、

波の善し悪しが分からない地形だ。

「ラキラニ・ビーチの地形が良い」

そう聞こえて来たので、

あちらにサーファーが結集していたようだ。

全体主義が苦手な私は、

ラキラニではなく、

クマビーチでガォ〜。

前日は1時間で120ミリの雨が降り、

海水が汽水ぽくなっていた。

もっと書くと、

チャンネルには芝生や竹が浮いていたので、

これらを避けるアクションも要求された。

タヌやラキラニよりも遙かに空いている、

というか無人快晴の日曜日。

夏日。

MLB辺りは、

隣県や関西方面からのサーファ—たちが多少入っていたが、

150mほど西に歩いて行ったピークは、

無人の光るようなすばらしい波質だった。

そして光る波の色彩トーンに、

先日のSRやWBPを思いだし、

「シャチョーさんジローさん♪」

を口ずさんだ。

(巻末リンクを参照ください)

【DGPからのお知らせ】

発売から5年も経ってなお、

DUKE-Tをヘビーローテーションしている人がいる。

デュークの生まれ変わりとされるアロハ・スコット。

サンオノフレのキッズが、

とっても上品で、

しかもグレイトサーファーであろうとしているのは、

このスコットに由来するものである。

ロール・モデルという言葉があるが、

これは自分たちにとって、

模範的行動をする人のことを指す。

スコットは、

まさに上級サーフィンのロール・モデルだ。

(巻末リンク*2を参照ください)

伝道師級ロール・モデルの彼は、

「波を分ける」ということを伝え、

「波にうまく乗る」ことを賞賛し、

そして、

「海で楽しく遊ぶ」ということを支える。

アロハ・スコットは、

横幅1mもある大きなクーラーボックスへ、

たくさんのビールや炭酸水や氷を詰め込んでやってくる。

誰でも自由に飲めて、

「食や楽しみはみんなで分かち合う」

という骨格がある。

彼の博物館コレクションと呼べるボード・クイバーも、

スコットのOKが出たら乗ることができる。

スコットの元に集まるサーファーの腕がみな良く、

ファッションやサーフボードにしっかりとした意味があり、

やたらと理知的な会話をしていて、

ウィットに富んで楽しく、

歴史を知り、

波乗りを深く感じ、

そしてダンディズムを学んでいた。

ちなみにスコット道場の生徒の筆頭は、

タイラー・ウォーレンであり、

アンディ・ニエブレスたちもスコット式を敬愛するひとりだ。

なので、

私たちは、

気持ちを込めてスコットのことを

『カリフォルニア・サーファーの父=デューク』

と呼ぶ。

このことは、

アロハ・スコットのことを知るものにとっては、

10人中15人が肯定するのではないかと思う。

シェイパーのライアン・イングルもこのデュークTの信者で、

ピザ屋で会ったとき、

サンオノフレでも数回、

デューク思想を身にまとっていた。

「デューク・カハナモクの思想をプリントしたのは天才だ」

彼がそうこのデュークTを評してくれたことを思いだした。

他には、

市原マーちゃんがいつも着ている人の代表だろう。

彼はデュークの思想が大好きで、

それらいろいろを世に伝えたいと考えているという。

「でもそろそろボロボロなので、再販を希望しています」

そう聞かれるようになった。

セミ・バスプロのIさんもヘビロテであり、

他には、

ロレクス松本さんたちが着ている。

チャッキー瀧本さんもいつも着ているイメージがある。

ちなみに瀧本さんは、

広尾の隠銘店

『チャッキーズ・ピザ』で世に知られはじめた。

マーちゃんは記念撮影ですら、

デュークを掲げる。

愛国心みたいなものである。

ちなみに谷沢くんと、

父ちゃん=アキくんはジミヘンであり、

ジローたちはハッピーサーフィンであった。

アベンジャーズもいますね。

私は、

1930年のサーフボード『ボックス』に乗るときは、

敬意を払い、

できるかぎりデュークTとしている。

(巻末リンク*3を参照ください)

ということで、

デュークTの再販というか、

2021年版を72時間限定で承ります。

全2色。

オリジナルのイエローにならって、

ライト・イエロー。

そして、

デューク本人なら何色を着てくれるのだろうか?

そう考えると、

オートミールのような淡いアースカラーを選ばれるだろうと思ったのです。

S,M,L,XLの4サイズ

5ozの100%コットン(オートミールは97%コットン)

業界トップクラスの耐久製を誇る

ユナイテッド・アスレ社製のブランクスに

アップグレードされたグラフィックをプリントされる。

インクジェット・プリントなので、

プリント部の通気が良く、

また業務用洗濯機に乾燥機が使えて、

サーフウォッシュまでもと、

ラフに着ることができ、

ザラ&ドライという風合いのクラシック・アメリカンT。

こちらは聖式カルちゃん。

ラオシャン湯麺の伝道師でもある。

本日より72時間ご注文をお受けして、

その数だけ製作いたします。

上記したようにイエロー(オリジナル色相)と、

オートミール(新色)の2カラーで展開し、

それぞれ4サイズから選択いただけます。

詳細はこちらのページをご覧ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/2021_duke_tee.html

【巻末リンク:シャッチョさん歌詞】

【サーフィン研究所】三部作について_未来の人へのプレゼント_台風波アソート_室戸おいしいもの研究所_(2088文字)

【巻末リンク2:アロハ・スコットについて】

デューク・カハナモクの教えを今に伝えるスコット_アロハなボード_天国サーフ_(1732文字)

【巻末リンク*3:1930年代のサーフボード】

【サーフィン研究所:盛夏特集号】デューク・カハナモク&タキビ神_(1639文字)

Happy Surfing and Happy LifeStyle!!


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