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naki's blog

【サーフィン研究所:盛夏特集号】デューク・カハナモク&タキビ神_(1639文字)

St Karu on

Brian Bent’s 1940 box

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聖式カルちゃんが、

「金曜日はひさしぶりのお休みです」

そんなことを言うので、

「誰もいないからおいで、無人サーフですよ」

そう言って誘ったら、

美住町のフィッシュゴッド号で、

湘南から横浜新道-ベイブリッジ-

首都高速-アクアライン-圏央道経由でやってきてくれた。

こういうときにボックスを持ち出すのは、

仲間に80年前の乗り味を知ってもらいたいからに他ならず、

Photo by @torisuyuko

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写真のシギーGなどは、

波に乗る前に、

さまざまなことが頭を巡って、

しばしクラクラしたあげく、

ボックスを落として怪我をしそうになったという。

まるでタンスのようなサーフボード。

1940年代のサーフボードの亜流というか、

ブライアン・ベントが作ってくれたDIY的なサーフボードです。

(巻末リンクを参照ください)

Misumicho’s Fish God on

Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee x Nakisurf

“2+1” 7’6″

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こちらはフィッシュゴッド齋藤さんだが、

フィッシュからキャッチサーフに乗り換えたり、

朝7時から、

夜7時までみっちりサーフしていった。

なかなかの体力をお持ちですね。

ボックスを乗る日は、

デューク・カハナモクに敬意を表して、

デュークTを着る私です。

再販の声が多いので、

Tシャツ課に伝えておきました。

ボックスに乗った画。

乗るだけで感動できるサーフボードは、

なかなか珍しいと思う。

タキビ神もボックスに乗り、

フィッシュゴッドもカルちゃんも、

そしてシギーGまで乗りました。

ワイルドなサーフボードです。

次世代のルリエル。

突然波に乗れるようになったので、

ご指導鞭撻してみた。

チューブを決める瞬間のルリエル。

チューブ後は、

お父さん(タキビ神)に向けて、

『タキビポーズ®』  をした。

上総一宮駅前の『タカラ亭』に行き、

イワシやアジ、

カツオにイナダの地魚盛りを堪能した私たちです。

【第二幕】

タキビ神から『タキビ詩』が送られてきた。

西暦二千二十年に於る
当フダラック地方の夏は
この世紀に入ってから曾って見ないほどの    
恐ろしい雨いろの湿潤さを示しました    
為に当地方での主作物である    
波、あの切り立った波先は    
常年に比し徒長せずに    
既にささやかでまた起きず    
あるものは切り立ちなく白き泡を得ました

タキビ神の「三部作」を紐解く内容は、

当ブログにございます。

ラカ法王やジローくんら証言も併せて封入されています。

(巻末リンク参照)

まるでスキージャンプのようだ。

どこまでもクラシックに見えるのは、

前出のデューク・カハナモクを連想させるからだろうか。

タキビ神がまた詩を誕生させた。

1日に2度は珍しい。

『挽歌』とあり、

挽歌というのは、

エレジーであり、

哀しみを歌った詩や歌のことです。

フダラック挽歌

大きな波だ
まっ赤な朝の補陀楽(フダラック)波です
ああこれらの激しい波の印象は
もうどうしても
コリオリのしわざだ
ちいさな無数の波面のキラキラや
速く動く硬い黄金の波の芯
たわむ天末線(てんまつせん)や螺旋視界
海が巻いてくるとき
ジローがチャブ台スタンスでトリムラインを達成する
ナモサダルマプフンダリカスートラ
namassaddharmapundarika-sutra
सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र
The Lotus Sūtra
合わさったエックス波が
元浪がひいた上を
ふわふわと動いてやってきた

パラレル・スタンスは、

パラレル・ワールドからのメッセージなのか、

そんなことをいつもタキビ神の行動から感じてしまう。

【タキビ神三部作】

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ】タキビ神三部最終作『羅迦法王』_(1549文字)

【タキビ空のおまけ】

タキビシ夕陽と、聖式カットのラカちゃんは大人気のダブルレインボー?_(1610文字)

【巻末リンク:自作ボックスの模様】

【特大号】コールとライアン・イングル_ブラ師匠の8フィートボックス製作記_(3672文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!