The Boss on 5’8″ Fish at the WBP
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WBPでシャチョーが、
眠狂四郎(ねむり・きょうしろう)の円月殺法(えんげつ・さっぽう)を繰り出し、
ネムリ・キョウ・シャチョーとなってシャッチョ三部作を終えた。
三部作にこだわるのは、
1970年代に細野晴臣さんが、
トロピカル三部作としてこの世に説いたが、
全く売れないどころか、
「いままで聴いていた人たちがみんな離れちゃった。」
——細野晴臣さんと、
鈴木惣一郎さんとの共著
「分福茶釜」(写真)より
《眠狂社長所蔵》
ということであり、
ファンが離れても
「これは良い音楽ですよ、これこそが自分の表現だ」
と止めなかった。
さらには、
『僕のやる音楽は、
“現在”に対してパワーを持つものではなく、
それは”未来”に対して持つ。
よって「泰安洋行」は、未来の人間へのプレゼントだ。』
と44年も前に書いてあったことに胸を打たれた。
(巻末リンクを参照ください)
そして今、
私たちがその時代の細野さんの楽曲を聴きこんでいる。
(タキビ神と、シャチョーとセイジ、ロレックス松本さん)
細野さんは、
この理解されない時代を経て、
YMOが大成功してコシミハル、
星野源さんたちを従えた今がある。
表現をするものにとって、
「今」
でなくても良いというのは、
とてもうれしいものである。
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Twin X 2 / Mega Quad
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パドルアウトすると波が光っていた。
「光る波ですよ。ナキさん〜」
うれしそうにそう言ったシャチョーの顔が忘れられない。
(光る波については、巻末リンク*2を参照ください)
これはSR日。
ジミヘンTで乗った波は、
まさに『ARE YOU EXPERIENCED?』であり、
彼の命日(今月18日)のことを考えていた。
そしてドノバンのことも。
これは台風メイサーク(9号)のレキくんのセットアップ。
波にベタリと張り付くのにも、
さまざまなスタイルがあるが、
私たちは彼のスタイルを敬愛している。
手前のサーファーもすばらしいターンを繰り出していて、
四国のサーファーのレベルの高さを知ることができるだろう。
これはハイシェン(台風10号)のときのティムさん。
卓越したサーフ力と、
抜けられるバレルを見極める眼力は、
世界でもトップクラスだろう。
彼の母国オーストラリアでの英雄でもある。
同場所。
これはサンオノフレ・サーフカンパニーの
「ローリング・ストーンズT」を着て、
『エモーショナル・レスキュー』ではなく、
細野晴臣さんの「蝶々さん(1976)」をシャチョーと、
口ずさんでいたことを思いだした。
セオリーとは違うので、
先日もオーストラリアから来たジョニーに
「これじゃフィンが大きすぎると思うよ」
そう指摘されたのだが、
「これでいいのです」
バカボンパパの気持ちになってそう返した。
(なぜこれでいいのかは、巻末リンク*3を参照ください)
室戸岬付近で、
驚くほど良い波を見つけた。
ただ、
インサイドは、
大きな岩ばかりなので、
数100m程度、
迂回パドリングしてイン・アウトする。
日本には、
まだ知られていない波がある。
土佐高知に来て、
おいしいものがたくさんあることに驚いた。
そして室戸を知ると、
なんだかすごい濃さでおいしいものがあった。
室戸岬から少し行ったところに西山台地という農地があるが、
ここは黒潮が台地に吹け上がって、
これら作物を美味しくしているという。
濃い味の野菜、
砂糖漬けのように甘い果物、
まさに奇跡の味である。
ハガツオとか、
カンパチの甘いこと。
目の前が深海だから深海魚である金目鯛もとんでもなくおいしい。
船の燃料代が安くすむのか、
季節的なことかはわからぬが、
今回の魚体価格にそれが反映されている。
信じられないほどおいしいブリに、
サバ、
そしてシイラ(マヒマヒ)
そして美しい。
室戸岬は、
そんなところであり、
スカイアンドシー・ムロトに併設されている
『おいしいもの研究所』は、
これら食材に由来しているのです。
台風10号は、
友人たちがサーファーズ岬に集まったそうで、
岸さんとナルちゃん、
タキローたちの話を聞くのはいつも楽しい。
これは出発前だ。
ジローくんと一緒に読書をした。
ジローは、
将来はDGPの弘法大師になるとされているけど、
作家でもいいなぁ。
夢枕獏さんのようになればいいのに。
(ジローについては、
巻末リンク*4を参照ください)
タキビ神は、
その長身ゆえに10フィートのボードを軽く持つことができる。
彼のパラレルスタンスは、
ハンニャハラミツ、
唱えれば、
心はNIRVANAよ。
そんな歌詞みたいなラインが浮かんできた。
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【巻末リンク:細野さんからのプレゼント】
【巻末リンク*2:光る波の歌詞】
【巻末リンク*3:フィンはこれでいいのだ】
【巻末リンク*4:ジローについて】
Happy Surfing and Happy Summer!!
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