タコクラゲ。
これは土佐佐賀の道の駅からやってきて、
(巻末リンクを参照ください)
結局、
前の海に放すことになった。
(すでにずいぶん前の話なのだが)
その大きな理由は、
低下する水温によるものだ。
この季節になると、
瓶の中の水より海水の方が温かい。
みんな元気でまた会おう。
こう書くと、
感情移入したのかと思われるが、
クラゲは見えるヨーグルト菌みたいなもので、
そんな気持ちにならなかったのが、
飼育する立場としては気が楽だ。
「レイルをこう入れてな、
入ったらテイルを踏んで、
ねじるようにターンをするべし」
丹下段平(©あしたのジョー)のセリフが聞こえてきた。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
at Misakimachi, Tosa
.
私は両手ブラリ戦法で波壁と対峙していた。
この凹んでいくように切り立つのが真正岬波。
硬い斜面をスキッパーフィッシュ6代目が、
カンパチだかハマチ全速のようにジャーっと駈けていった。
(6代目については巻末リンク*2を)
なんと!
タヌ氏が岬町波にやってきた。
なんでも近所に炭焼き職人の友人がいるそうで、
その彼に会いに来たついでだと言う。
「こういう波は立てないからさ、ニーで行くんだよね」
「ニー(膝)ボードだね」
「ジョージ・グリーノウも真木蔵人もニーだよ」
「そうだね」
「ニーボードはさ、アイロニー(皮肉、反語)でもあるんだよ。知ってた?」
「何で?」
「アイロニーはさ、ニーって入っているでしょ?」
「なるほど、それならハーモニーでもいいね」
「ほんま!?」
そんな高度な会話を思いだした。
それは楽しそうに波に乗るタヌ氏を見ていると、
「体験から観念を抽出」
しているのだろうか?
そんな疑念というか、
確信が泡のように浮き出てきた。
タヌ氏は、
本能のまま海世界と交わっているような、
「妙適」がこの波乗りに現れていた。
「波に乗ることができてうれしい」
このことを完全表現できるタヌ氏にハンドクラッピン。
ちなみに上の写真は、
ファミリーマートでコーヒーを飲んだ後の氏。
シナモンは糖尿病予防に良いらしい。
この画は、
先日スカシーで開催された
『第38回おいしいもの研究」からだ。
クワイエット・ファンクの久保田氏がいらしてくれた。
氏の参加はすでに2回目となり、
波乗りと、
バス釣り話が楽しい夜だった。
スタッフ・ブログにもあったが、
氏の特別な計らいにより、
NAKISURFで彼作品のいろいろが展開できるようになった。
サーフ&トップの弊社ハギウダの悲願でもある。
(巻末リンク参照)
私もそうだったが、
「サーフィンの合間にバス釣り」
というのはいろいろが高まるし、
じつに都合が良いものだ。
脱線話を戻すと、
『おいしいもの研究』でありました。
まずは前菜。
これは市内の超名店『yoiyo』でいただいた
『ぶどうとモッツァレッラ』を改題し、
『ロザリオ・ビアンコとモッツァレッラ』。
皮をむいたり、
種を取ったり、
そしてモッツァレッラ・チーズをもろもろにしたり、
ぶどうをマリネしたり、
ここまで大変な手間がかかると知りました。
プロはすごい。
天然ハマチの季節なので、
スカシー特選トリュフ・オイルと、
黒潮町の塩でカルパッチョとしてみた。
『ブロッコリーのカマンベール・グリル』
ニンジンと2色パプリカで一揃い。
オリーブオイルと岩塩、
そしてブラックペッパーのみ。
カルディで『ポルチーニ茸の粉末』があったので、
それを使って、
『ポルチーニのトマト・マカロニ・グラタン。
グリルチキン添え』
を作ってみた。
これが魔法のようにおいしく、
余るように大量に作ったのだが、
結局全員で倒れつつも完食。
大阪食い倒れではないが、
それほどまでの味になってウレシイ夜で、
『クワイエット・ファンクは、電気羊の夢をみるか』
(原題: Do The Queit Funk Dream of Electric Sheep? 1998年)
そんなことについて、
遅くまで話し合った夜だった。
おっと、
しんじょう君が、
ハッピーサーフィンの始祖Tを着ているぞ!?(笑)
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【巻末リンク:タコクラゲの思想について】
【巻末リンク*2:六代目襲名予告】
【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ】シバレンの龍とヒラマサの慶_スキッパーフィッシュ六代目襲名予告_(1413文字)
【巻末リンク*3:世界一のトップ】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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