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【サーフィン研究所】師範アッチー_(1288文字)

Photo by @photosmilejp

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アッチーは波乗りがとても上手で、

長きに渡る友人であり、

真のコンペティター(competitor)だ。

アッチーと一緒にレンタカーを借り、

バドツアーと呼ばれたPSAAというアメリカツアーに参戦したこともある。

それはすでに30年も前の話で、

場所はハンティントン(ブルック・ハースト戦)だった。

当時の私は、

「いかにしてリラックスしてサーフするか」

そんな命題を掲げていたのだが、

ヒート中に

『リラックスしつつ、最高のパフォーマンスをする』

という後者が置き去りとなり、

軽く敗退してしまった。

ジャージを戻して、

駐車場に戻ってくると、

アッチーは、

「ふなきくんダメだよ、もっと力を入れないと」

すぐに見破られた。

それからは彼のことを師範だとしている。

その師範に会いに四国からやってきたのは間違っていなかった。

小波、

というか誰もサーフできないサイズの波だ。

「乗れる」

とされる波の最小サイズは30cmだろうか。

Photo by @photosmilejp

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この日はセットで20cmほどしかなく、

波と波が合わさる箇所でもしかすると30cmになろうかというコンディション。

小波に強いキャッチサーフですら、

乗るのがやっとのコンディションだった。

Photo by @photosmilejp

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アッチー師範は上手に乗り、

ノーズライドなどを披露し、

遊びに来ていたタカシくんの目が点になったのを見逃さなかった。

タカシくんはファイターであるという。

昨日、

カラアゲと一緒にいただいた餃子は、

ファイターからの差し入れでもあった。

Photo by @photosmilejp

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ROTPというウエットスーツを着るようになって、

水が温かく感じられる。

こんな風でも問題はない。

Photo by @photosmilejp

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「寒くありませんか?」

よくそう聞かれるけど、

水風呂、

氷風呂で鍛えていることは言わずに、

「まったく寒くありませんよ」

そう答えている。

アッチーにありがとう。

佐々木さんにも、

伊豆にもありがとう。

京都のラッコ旦那の奥方からいただいた名作菓子。

ワビサビ利休を書いた本を思いだした。

伊豆にも四国同様にイノシシのワナがあり、

スカシーでお会いした漁師のヤンヤくんのこと、

ワナにかかったイノシシのことを考えていた。

伊豆の水口さんと言えば、

40年も前からサーフ誌等で活躍されてきた写真家だ。

穏和な方でもある。

波乗りを見ていると、

それはグレースフルなサーフィンをしていた。

直人さん同様に、

私と同年に萩原康司くんという伊豆の人がいるが、

ショートボードしか印象がなかった彼は、

多々戸の左側でミッドレングスに乗り、

すばらしい波乗りをしていた。

そんな目撃者になれてうれしい日だ。

フォトスマイル佐々木さんは、

究極のプロフェッショナルだ。

その彼が、

NAKISURFカレンダーを気に入ったという。

とてもうれしい。

【巻末リンク:アッチー1】

伊豆下田市吉佐美、大浜のトップサーファーたち_自分の波乗りのルーツを探す旅_(1908文字)

【巻末リンク:アッチー2】

【特大号】伊豆下田波3日目_ター師範と奇跡のアッチー_(3456文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!