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naki's blog

【サーフィン研究所】AOR研究のヘア・カルフォルニアで大瀧詠一&山下達郎の威張り兄弟_(1755文字)

Amami Oshima, February 2021

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写真の整理をしながら山下達郎さんの楽曲を聴いていた。

歌詞が良い。

Nakamura Misaki, Amami Oshima

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これは詞先なのだろうか?

それともメロディが先なのか。

こんな歌詞を表現してくれる画はないかな。

探してみたらこんな画が出てきた。

Hair California at the camp.

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題して

『ヘア・カリフォルニア・アット・ザ・キャンプ』

陽光、海、波、

たっぷりの時間がどうにもうれしくなるようなキャンパーだ。

そして左右ロット(スペース)が空いているので、

広々とした空間が写っている。

私ならここでAOLを流すだろうか。

具体的には、

ボズ・スキャッグスのアルバム『シルク・ディクリーズ」か、

クリストファー・クロスの「セイリング」だろう。

どちらもエアチェックして、

新品テープに録音していたことを思いだした。

そのカセットがマクセル製だったのは、

「RIDE ON TIME」(ライド・オン・タイム)のおかげである。

この曲は、

山下達郎さんには珍しく、

ペシミスティック(pessimistic:悲観的)でない歌詞だ。

まだ乗ったことのない波があり、

今こそそれに乗れと、

波に乗れと、

ライドオンタイムだと、

サーフィンに向けて背中を押されるようなリズムだった。

もっと書くと、

これら山下達郎さんソングスは、

ヘア・カリフォルニアで流れる定番だ。

ここに初めて足を踏み入れたとき流れていたのがこの曲だ。

(巻末にYouTubeリンクを)

Tosh Tudor at Hair California

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「カルちゃんは私と世代が違うのに、なぜこのニュアンスがわかるの?」

たいそう驚くと、

カルちゃんはうれしそうに胸を反らせていた。

次にかかったのは、

「君は天然色」だった。

「井上鑑のピアノ・イントロがいいんですよ」

タキローがそう発言したことを思いだしていた。

渋谷のピルグリムさん

(巻末リンク*4を参照ください)

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「これはですね、大瀧さんが、

長年追い求めていたウォール・サウンド

(フィリップ・スペクター世界)を会得した瞬間であります」(タキ)

ふむふむ。

そうは言うけど君ね、

私はリアルタイムなんだよ。

新星堂で予約して、

発売日にイチロー(A面一曲目)としてダイヤモンド針を落として聴いたんだ。

「松本隆さん作詞のコンビは、はっぴいえんど以来だったんですよね」(タキ)

タキローはこういうことに詳しい。

で、

ヘア・カリフォルニアに戻ると、

カルちゃんがこんな質問をしてきた。

「表記がどうしてロング・バケイションなんですか?」

「発音にこだわる大瀧さんが、練りに練ってバケーションとしなかったのでは?」

「なるほど。そうなんですね」

『オリーブの午後』のときにカットが終わった。

カルちゃんとはそれからやたらと仲良くなり、

カット時には、

私のプレイリストをお店のBOSEにつなぎ、

音量をわりと大きくかけた。

珍しいライブ音源もかけ、

山下さんと大瀧さんの威張り兄弟(エヴァリー・ブラザース)も聴き、

調子が乗ったところで布谷さんにはまり、

レッツオンドアゲンでやらかしてしまった。

AOR(Adult-Oriented Rock)を推すヘアカリで、

しかも8ホテルのグラウンドにあるキャンパーで、

「ヨヨイガ ヨイ〜」と音頭をかけた。

すると、

この界隈は盆踊りのようになって、

ヨーヨー釣りやアンズ飴、

カタ屋の屋台が白熱灯と共に浮かび、

幼少時の思い出にウルウルとしながら、

調子に乗って植木等さんの『シビレ節』までかけた。

そんな反省があり、

いまは細野晴臣さんやはっぴいえんど時代の

「空いろのクレヨン」などでカルちゃんを懐柔(かいじゅう)しつつ、

奄美で怪獣話を書いている んです。

(この間というか、↑スペースがわかる人が何人いるだろうか)

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

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【巻末リンク*1:ライドオンタイム】

【巻末リンクI*2、3:セイリングとボズ楽曲】

【巻末リンク*4:ピルグリムさんにて、大瀧詠一さん】

写真家はオモツライ_2002年コスタリカ於_ピルグリム サーフ+サプライで五十嵐さんと大瀧詠一さん_(1495文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!