Luki O’Keefe and Makala Smith,
Seea at Amami Oshima 2017
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ここ奄美大島に来て、
シーアの撮影をしたのが、
すでに4年も前になる。
左に見えるルーキは、
シーアの専属フォトグラファーだ。
たいていは、
「女性」だけでシーアのビジュアルが完成していく。
私は男性なので、
主宰のアマンダにはあえて送らなかった。
ジェンダーというのを考えていた嵐日。
未明ごろから猛烈な東風となった。
太平洋側はオンショア、
東シナはオフショアとなる。
タキローがタキビパレスにいるようで、
昨夜のタキビ神の画像が送られてきた。
ごきげんうるわしいようで何より。
ドラグラ研究を続ける華厳さんがこんなことをおっしゃった。
「(タキビ神は)かれの宇宙観によって、
自己を普遍化したように見えます」
なるほど、
彼はタキビでの昇華だったり、
数々の波乗りでの即身や成仏によって、
精神を抽象化(abstractly)させたかのように映る。
それはどこまでのグッドサーファーであるとか、
バレルをメイクするということではなく、
前出した華厳さんのお言葉でいえば、
「普遍的な存在の波乗り人です」
ということなのかもしれない。
タキビ神は、
『シンプソンズ』の作者マット・グレイニングの新作
『ディシンチャーントメント(Disenchatment)』
のTシャツを着られている。
ルーシの酒場(タバーン)のロゴと、
クイーン・ビーン、
エルフォとルーシのグラフィックTがまた良い。
話が逸れた。
タキビ神は、
ドラグラの法王やジロー、
または下界にあるWSL等を認めつつも、
自身の思想において階級や世界を肯定することはない。
例えば、
かれが建てたタキビパレスが山林の無人エリアにあるのは、
巨大なタキビピットのためだが、
じつのところ町内会や近所付き合いという諸階級から離れ、
そこで隠匿しつつも波が出たと聞けば、
マリエルやブバラカ、
フダラックやジェフリーズという、
Catch Surf® Skipper Fish Ⅴ 6’0″
Nakisurf Original Twin x 2 = Mega Quad
.
世間から隔絶された場所において、
違う次元の波に乗りたかったのだろうか。
さらに書くと、
タキビ神は王というものや上級人にはなりたくはなく、
ただひたすら天にある神界を地上に模すように、
さまざまなものを地上に降ろしはじめている。
こんな段階(チャプター)なので、
「普遍化させた」
そう華厳さんが気づかれ、
私は抽象化という表現を使ったのだろうか。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
.
嵐なので、
波乗りには行っておらず、
画像などはないが、
少し前のをポストしてみた。
本日はNALUの締め切り。
連載コラムと、
特集記事の一部を書いている。
コラムの骨格は、
「(波乗りから何かを)得るということ」
そんな1500字。
特集は
『スタイルマスターが、スタイルマスターを見て』
というものだ。
明日の予報は、
今日とほぼ一緒で嵐であり、
これは火曜日くらいまで続くようでもある。
春の嵐は、
海上や風を受けている人たちが大変な日でもある。
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【巻末リンク:華厳さんとタキビ神】
【巻末リンク*2:前回の嵐】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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