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【サーフィン研究所】春の嵐_40年前のアルバム『ロング・バケイション』再発売!!_(1313文字)

嵐第一弾が過ぎた。

足跡がない砂浜にある無人波を見ていると、

もはやファンタジーであるとすら思える。

ちょうど記事を読んでいて、

こうして自然に洗われた場所を歩くことで、

鬱の人の気持ちを明るくするのだという。

こんな早朝の砂浜、

雨後の地面や焚き火が良いという。

鬱(うつ)傾向にある中学生が、

2割増しだとメディアで読んだ。

とくに中学生ごろの多感な時期は、

そんなことになるのも当然だとも思える。

周りにも鬱系だったり、

冬型鬱症候群の友人がいるので、

ドラグラニュースを連発したりもしている。

誠に勝手でうるさいと思うが、

好きな話題でやりとりすることで気は紛れる。

さて、

暦は3月となった。

啓蟄があり、

夏時間(サマータイム)が14日、

彼岸があって、

春分の日という3月のラインナップ。

3月といえば大瀧詠一さん(故人。中央)。

彼の不朽の名作

そのあふれんばかりの才能を世間に知らしめたメガヒット・アルバム

『ロング・バケイション(巻末リンクを参照ください)』が、

40周年を記念して、

大瀧さんが提唱した『春の吉日』である3月21日に再販売されます。

上のポスターは、

こりゃまたすごい(大瀧さんの口癖)江口寿史さんで、

なんとジャケットの画は、

オリジナル(永井博さん作)を完全模写して、

徹底的なビジュアルとして脱稿したという。

このLPは思い出深い。

私は、

11歳くらいから音楽に興味を持ち、

ラジカセを使って、

FMラジオをエア・チェックして、

カセットテープに録音して好きな曲を聴いていた。

翌年から音楽を機器につなぐことを知り、

ダビングだとかドーナッツ盤という単語を知っていく。

そして年を重ね、

スピーカーのこと、

レコード針はナカミチがいいのか、

そうやっていたときにこのアルバムの広告を見た。

どうしてもこうしてもああしても欲しくなり、

新星堂で予約した。

A面に針を落とした15歳の私は、

すぐに『君は天然色』に魅せられ、

『カナリア諸島』でトロピカル・ドリンクを飲んだ気になり、

湿ったB面に行き、

『スピーチ・バルーン』

と『恋するカレン』で涙した。

つまり一日の表現はA面かB面ということだったが、

この後大瀧さんの「ナイアガラトライアングルVol.2』が発売され、

A面に恋をしたままとなった。

ソニーミュージックさんにはご縁はないが、

こうして大瀧さんにまた光が当たり、

さらに大好きな江口さんが、

このジャケット(ポスター)を描いてくれたのがうれしく、

ならば表面を永井さんのオリジナル、

裏面を江口さんの模写というジャケットのヴァイナルがあったらいいのに、

そんなことをタキローと話していた。

大瀧さんは、

『はっぴいえんど』出身で、

そのレコーディングで当時のロス・アンジェルスを訪れていた。

しかも録音は、

音楽界の殿堂である

『サンセット・サウンド』だったことを知った。

そんなこともあり、

このハッピー・サウンドのデザインが入稿された。

原案タキビ神で、

仕上げはドラグラ・プロでございます。

末永くよろしくお願いします。

【巻末リンク:大瀧さんの威張り兄弟とは?】

【サーフィン研究所】AOR研究のヘア・カルフォルニアで大瀧詠一&山下達郎の威張り兄弟_(1755文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!