@tylerwarren
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タイラー・ウォーレンが絶賛するノーズライド。
レイル圧力
波との接着
バランス
というボード目線があり、
サーファー視点では、
スタイルのすばらしさが詰まっている。
さらに書くと、
じつに女性的で美しいパッケージだと感嘆してしまう。
Danny Melhado on
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
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さて沖縄。
中部を中心にダニー・メルハド師範とサーフして、
さまざまなことをあらゆる視点から学んでいる。
例えば、
31の米軍専用施設があり、
そこから恩恵を受ける沖縄市民という図式だ。
もしあなたが米軍基地のそばに海が見える土地を所有していたら、
カリフォルニア風の家を建てるといい。
どんな小さな家でも月50万円以上の家賃収入を軍人から得られるだろう。
その家賃は軍=米国から支払われる。
よって、
安定収入でもあるし、
大家の立場からすると、
いわゆるお大尽が*何人もいる。
(*5万7217人 / 2019年米国防総省調べ)
その上客が、
沖縄で買いものをして飲食やレジャーを楽しむ。
私は人生の半分以上を米国で暮らしてきたが、
彼らの消費のすごさと言ったら、
メガギガ級であるのと、
米軍関係者は、
安定した給料、
さらには手当が良いので、
使いまくる図式が昔から続いているようだ。
そんないろいろが長い年月を経て、
みっしりと沖縄の生活にからみあうように根を降ろしている。
Photo by @happysurfingokinawa
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ダニー・メルハド師範は、
小波の際はロングボードを乗りまくれという。
そしてターンをしまくれと教えてくれた。
やってみると、
なるほどロングでのターンは、
夢波日の重力そのものであるし、
小波と言ってもタイミングを合わせると、
大波日と同じくらいの速度が出る。
よく野球選手が素振りで重いウェイトを付けてバットを振っているが、
あの感覚そのものだ。
緩い波を本気で乗るのは理にかなっている。
しかも冒頭に書いたようにノーズライドは、
チューブライドと同様にサーフィン技術の飛車角だと感じている。
ロングをばかにする人は、
ノーズライドを決めてから文句を言って欲しい。
もし出来るようになったら文句などは出ずに、
尊敬しかなくなるはずだろうから。
Photo by @hatchnakagawa
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週末は、
南東風が吹き荒れて中部に通った。
ここではダニー・メルハド師範が先生となり、
体験サ—ファーたちを波の中に押していたのだが、
やはり元WCTサーファーは、
波を待つ場所が的確なのと、
どの波が良いのかを知っていることに感動させられた。
車の運転もそうだし、
酔い方もそう。
達人レベルの24時間なのと、
「明日はない」
そんな達観をまとって生きていく姿が必見に値する。
沖縄に来られてよかった。
ダニー・メルハド師範の兄弟子はこのハッチくんだ。
彼もまたマウイ島、
八重山諸島を経由して沖縄にやってきたので、
イナリーズのことを知っていて、
ハワイのいなり寿司を名護からわざわざ届けてくれるのだった。
ありがとう〜!
さらにFUMIさん(巻末リンク)とも再会し、
あのときのカコちゃんがもう中学三年生ということと、
彼は整形外科の権威でもあるので、
触診をお願いすると、
私の怪我はおそらく半月板損傷だったのではないかということになった。
彼によるリハビリメニューをいただいて、
毎日30秒を20セットやってみようと思っている。
これもサーフィン研究の一環である。
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【巻末リンク:8年前のFUMIさん】
飛行機みたいな7歳児の感覚_インバースVEEボトムにムーンテイル&シングルタックデザイン”Galactic Lazer”_(1560文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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