私にとっては波乗りのために海に行くのだけど、
波に乗るよりも心に刻まれる一瞬がある。
それは波打ち際の反射だったり、
見たこともない海の生きものを見たりとか、
そんなことだ。
この日は『チャッキー』こと瀧本さんが、
タイラー・ウォーレンのミッドツインの逸品をお持ちだった。
そのボードを見ながら、
それぞれの話に花を咲かすのも波乗りの持つひとつの魅力だろう。
初級者から中級者までの目安を思いついた。
自身の体重に近いボード体積はどうだろうか。
例えば、
体重65kgのサーファーは体積65リットルということだ。
ここから浮力を下げて、
ショートボードやミニを狙いたい人は、
サーフボードをパドリングで自在に浮かせられるのが目安だ。
この『激速パドル』を、
全方向に、
数回でも常にマークできるようになってから浮力を少なくしても全く遅くない。
さらに書くと、
ベテランサーファーの誰もがこちらを推奨するだろう。
サーフボードは、
野球のバットや侍のカタナの話ではないので、
「波を越え、乗る」
という原則を考えると、
適正浮力に対して、
マイナス20kgのショートボードでスタートするよりは、
こちらの方が良いはずだ。
(先日のスズちゃんのように例外もある。
巻末リンク参照
この例外は、スズちゃんがサーフィンを始めた動機というのは、
「(松田)詩野ちゃんのようになりたい」
Shino Matsuda, at Niijima 2018
.
なので、
ショートボードで波に乗れなくとも
「詩野ちゃんはこんなにむずかしいことをしているのねすごい」
このように句読点を取ってしまうほど感動していたので、
こちらが『サーフィン』という観点で、
キャッチサーフの方が1000倍乗れるからと迫っても、
頑として受け付けない雰囲気があった。笑)
ちなみに私が持っているのが、
キャッチサーフのノーズライダーで、
スペックが8’6” x 22.90” x 3.15” 。
この浮力が80リットル。
60kgの私にとっては、
およそ20kgの浮力過多ということになる。
Catch Surf® Heritage Collection Nose-rider 8’6″
.
ならば、
それを利点とすべくパドリングし、
そしてボードをコントロールしている。
Nacky on
Catch Surf® ODYSEA PLANK 8’0″
.
とすると、
その適性浮力(体重とリッター数が同程度)ボードは、
波の前にきちんと浮き、
ゲッティング・アウト、
ゲッティング・イン、
ロール・オーバーやストール(ブレーキ)、
入水角度、
離水角度、
その他サーフィンに必要な基本能力が身につくはずだ。
前出した大谷翔平くんのような体躯であり、
そして私の提唱する浮力に大きく賛同してくれるタキビ神。
彼の良さは、
バランスが良いことだと感じている。
この何気ないポーズですらバランスが良い。
しかもミニ・ノーズライダーや先週話題になった7・6も写っている。
私は、
毎年恒例の『GWトランクス・サーフ』を実践した。
現在千葉北の水温がやたらと低いので、
てっきり凍えるほど寒くなるのかと思ったら、
真夏のサンオノフレ水温よりも温かく、
1時間くらいなら全く寒くなかった。
「なんだ、かんたんだと思いました!」
そうジローくんのマネをタキビ神にすると、
ちょうど父ちゃんが彼とタローくんを連れてやってきた。
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【巻末リンク:スズちゃんがサーフィンを始めた動機】
【巻末リンク*2:ウェーブプール】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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