こんにちは、
今朝はタキビパレスでコーヒーの研究をしていて、
書き始めたのが遅く、
けれどちょうど太東の波をチェックできた。
膝くらいだけど、
超が付くほどパーフェクト。
GW最終日なので、
午後になればもう少し人は空くだろうか。
さて、
これは昨日の続き。
ガラさんとジャイアンたちと乗った金曜日の波だ。
ジェフリーズは完全無人で、
見た目がフラットなのでみんな肩を落としていたが、
「大丈夫!大きなボードならばいい波だよ」
そう知らせると、
みんな渋々とウェットスーツに着替えた。
パドルアウトすると、
全てがパーフェクトで、
それぞれ100mは乗れる波がやってくるコンディション。
しかも曇天無風で驚くほどクリーン。
「え!こんなにいい波だったんですか?」
そう驚くジャイアンに
「ジェフリーズ・マジックと言うんだよ」
適当なことを言っておいた。
「なんだよ。フラットかと思えば、
パーフェクトじゃんかよ〜。
参っちゃうよ誰もいないよ。
ゴールデンなのにどうなっているんだ。
もうこれなら茨城に行かなくても良かんべぇよ」
「そうなんです。いつも空いてますよ」
「へー。千葉のイメージ変わっちまったよ。
もう最高じゃんかよ。これには参っちゃうよ」
77歳のガラさんはそんな感想であるらしかった。
「昨日のセントラル・ジュクオンも最高でしたが、
この波には驚きました。も〜最高!
ジャイアンの感動たるや。
Yu on
Catch Surf® Heritage Collection Nose-rider 8’6″
.
ユウくんは、
とってもスタイルのあるサーファーだ。
達人ばかりの
『アーバン・アイランド・ソシエティ』
に入信した理由も動機もこれでわかった。
前日は7・6で、
この日は8・6ノーズライダーを持ち出し、
波の見事な位置でトリミングさせていた。
これは底力というか、
よーくサーフィンを知っていないとできないことだ。
もっと書くと、
ショート・ボードしか乗らない人には、
この旨味はわからないと思う。
かんたんそうで、
むずかしいということでもあります。
ログだったり、
7・6を持ち出したナッキーもやはりその風味を知る人で、
うなるほどのトリミングを慣れたジェフリーズで展開していた。
Nacky on
Catch Surf® ODYSEA x NAKISURF 2+1
7’6″+ Vektor VMK
at the “Jeffreys” (Ichinomiya, Chiba)
.
途中からNAKISURFのハギウダもやってきて、
最高のセッションに参加した。
Nakisurf Hagi on
Catch Surf® ODYSEA x NAKISURF 2+1
7’6″+ Vektor VMK
at the “Jeffreys” (Ichinomiya, Chiba)
.
カリフォルニア仕込みのグライドも、
味があって、
一見するとキャプテンフィンのJJウェッセルズのようでもあった。
ハギウダは、
最初ファーストセクションでキックアウトしていたので、
「成仏=上陸するのが正解」
そう答えを教えると、
成仏率10割にせまる勢いでショアブレイクまでマンライを決めていた。
ユウくんのターンは渋い。
昔なら4Vと書いたのだが、
もはや死語となりつつあるようだ。
Catch Surf® ODYSEA Plank 8′
.
ジェフリーズだと言い出した私は、
良い波に安堵しつつ波に乗り続けるのだった。
初ジェフリーズとなったユウくんは、
マンライ尽くしに大満悦。
こちらもうれしい。
「ひさしぶりに8フィートに乗ったけど、
かんたんに乗れてうれしいなぁ」(ガラさん)
「それにしてもフルスーツはひさしぶりじゃないですか?」(ジャイアン)
「普段着ねぇけど、温かいサーフィンってのもなかなか良いね」(ガラさん)
「ガラさんは冬でもタッパーだけですもんね」(ジャイアン)
「俺さ、ウェットが嫌いなんだよ」(ガラさん)
「それにしても寒いですよ。見ている方が冷えちゃいます」(ジャイアン)
「まあいいじゃんかよ。好きでやっているんだからさ」(ガラさん)
サーフ後は駅前(JR上総一ノ宮)の物産ストアに行き、
噂のおいしい弁当に舌鼓を打ったクルーたち。
NAKISURFにもやってきてくれて、
噂のマンダラ・コーヒーを試飲してくれた。
ガラさん曰く、
「もうコーヒーを超えた飲みものだねこりゃ!」
みんな感動してくれて、
ディレクターとしてはうれしい日となった。
前田博士を紹介したくなって、
東浪見のエヴォルブ・サーフさんへ。
存在感のあるガラさんに前田博士が感動していた。
スティング話は波乗りの話でもあります。
いい波に乗った話題はいつも楽しい。
エヴォルブさんのデザイナーのYucchiの
「ものすごいアート」。
今回は歌舞伎でありました。
前田博士は、
何度もここで書いているが、
世界的に卓越したシェイパーであり、
ティント・マスターでもある。
そのティントが施されたミニ・ノーズライダーに感動するクルーたち。
ランチは、
ジャイアンの知り合いが大原で「磯焼き屋」をしているというので、
焼きハマグリと、
地魚刺身定食をいただいた。
大原のタコと、
真鯛、ワラサ(『ブリ』の若魚)、
そして勝浦のカツオ。
おいしくいただいて、
ジャイアン率いる
『アーバン・アイランド・ソシエティ』メンバーにお別れを言い、
みんなはアクアラインへ、
私は洗車機に行って、
ひさしぶりの洗車と相成った。
で、件のタキビパレスに到着して、
この項を閉じてみる。
Takibi Palace’s Barry McGee Collection
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【巻末リンク:沖縄でのジャイアンとガラさん】
【巻末リンク*2:沖縄でのジャイアンとガラさん2】
【巻末リンク*3:奄美でのジャイアンとガラさん】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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