新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所千葉支局特大号】ジャイアンとガラさん@千葉後編_(2385文字)

こんにちは、

今朝はタキビパレスでコーヒーの研究をしていて、

書き始めたのが遅く、

けれどちょうど太東の波をチェックできた。

膝くらいだけど、

超が付くほどパーフェクト。

GW最終日なので、

午後になればもう少し人は空くだろうか。

さて、

これは昨日の続き。

ガラさんとジャイアンたちと乗った金曜日の波だ。

ジェフリーズは完全無人で、

見た目がフラットなのでみんな肩を落としていたが、

「大丈夫!大きなボードならばいい波だよ」

そう知らせると、

みんな渋々とウェットスーツに着替えた。

パドルアウトすると、

全てがパーフェクトで、

それぞれ100mは乗れる波がやってくるコンディション。

しかも曇天無風で驚くほどクリーン。

「え!こんなにいい波だったんですか?」

そう驚くジャイアンに

「ジェフリーズ・マジックと言うんだよ」

適当なことを言っておいた。

「なんだよ。フラットかと思えば、

パーフェクトじゃんかよ〜。

参っちゃうよ誰もいないよ。

ゴールデンなのにどうなっているんだ。

もうこれなら茨城に行かなくても良かんべぇよ」

「そうなんです。いつも空いてますよ」

「へー。千葉のイメージ変わっちまったよ。

もう最高じゃんかよ。これには参っちゃうよ」

77歳のガラさんはそんな感想であるらしかった。

「昨日のセントラル・ジュクオンも最高でしたが、

この波には驚きました。も〜最高!

ジャイアンの感動たるや。

Yu on

Catch Surf® Heritage Collection Nose-rider 8’6″

.

ユウくんは、

とってもスタイルのあるサーファーだ。

達人ばかりの

『アーバン・アイランド・ソシエティ』

に入信した理由も動機もこれでわかった。

前日は7・6で、

この日は8・6ノーズライダーを持ち出し、

波の見事な位置でトリミングさせていた。

これは底力というか、

よーくサーフィンを知っていないとできないことだ。

もっと書くと、

ショート・ボードしか乗らない人には、

この旨味はわからないと思う。

かんたんそうで、

むずかしいということでもあります。

ログだったり、

7・6を持ち出したナッキーもやはりその風味を知る人で、

うなるほどのトリミングを慣れたジェフリーズで展開していた。

Nacky on

Catch Surf® ODYSEA x NAKISURF 2+1

7’6″+ Vektor VMK

at the “Jeffreys” (Ichinomiya, Chiba)

.

途中からNAKISURFのハギウダもやってきて、

最高のセッションに参加した。

Nakisurf Hagi on

Catch Surf® ODYSEA x NAKISURF 2+1

7’6″+ Vektor VMK

at the “Jeffreys” (Ichinomiya, Chiba)

.

カリフォルニア仕込みのグライドも、

味があって、

一見するとキャプテンフィンのJJウェッセルズのようでもあった。

ハギウダは、

最初ファーストセクションでキックアウトしていたので、

「成仏=上陸するのが正解」

そう答えを教えると、

成仏率10割にせまる勢いでショアブレイクまでマンライを決めていた。

ユウくんのターンは渋い。

昔なら4Vと書いたのだが、

もはや死語となりつつあるようだ。

Catch Surf® ODYSEA Plank 8′

.

ジェフリーズだと言い出した私は、

良い波に安堵しつつ波に乗り続けるのだった。

初ジェフリーズとなったユウくんは、

マンライ尽くしに大満悦。

こちらもうれしい。

「ひさしぶりに8フィートに乗ったけど、

かんたんに乗れてうれしいなぁ」(ガラさん)

「それにしてもフルスーツはひさしぶりじゃないですか?」(ジャイアン)

「普段着ねぇけど、温かいサーフィンってのもなかなか良いね」(ガラさん)

「ガラさんは冬でもタッパーだけですもんね」(ジャイアン)

「俺さ、ウェットが嫌いなんだよ」(ガラさん)

「それにしても寒いですよ。見ている方が冷えちゃいます」(ジャイアン)

「まあいいじゃんかよ。好きでやっているんだからさ」(ガラさん)

サーフ後は駅前(JR上総一ノ宮)の物産ストアに行き、

噂のおいしい弁当に舌鼓を打ったクルーたち。

NAKISURFにもやってきてくれて、

噂のマンダラ・コーヒーを試飲してくれた。

ガラさん曰く、

「もうコーヒーを超えた飲みものだねこりゃ!」

みんな感動してくれて、

ディレクターとしてはうれしい日となった。

前田博士を紹介したくなって、

東浪見のエヴォルブ・サーフさんへ。

存在感のあるガラさんに前田博士が感動していた。

スティング話は波乗りの話でもあります。

いい波に乗った話題はいつも楽しい。

エヴォルブさんのデザイナーのYucchiの

「ものすごいアート」。

今回は歌舞伎でありました。

前田博士は、

何度もここで書いているが、

世界的に卓越したシェイパーであり、

ティント・マスターでもある。

そのティントが施されたミニ・ノーズライダーに感動するクルーたち。

ランチは、

ジャイアンの知り合いが大原で「磯焼き屋」をしているというので、

焼きハマグリと、

地魚刺身定食をいただいた。

大原のタコと、

真鯛、ワラサ(『ブリ』の若魚)、

そして勝浦のカツオ。

おいしくいただいて、

ジャイアン率いる

『アーバン・アイランド・ソシエティ』メンバーにお別れを言い、

みんなはアクアラインへ、

私は洗車機に行って、

ひさしぶりの洗車と相成った。

で、件のタキビパレスに到着して、

この項を閉じてみる。

Takibi Palace’s Barry McGee Collection

【巻末リンク:沖縄でのジャイアンとガラさん】

【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄に到着したジャイアンとガラさん前編_(1115文字)

【巻末リンク*2:沖縄でのジャイアンとガラさん2】

【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄に到着したジャイアンとガラさん後編_那覇手達人の剛くん_(1313文字)

【巻末リンク*3:奄美でのジャイアンとガラさん】

【サーフィン研究所奄美支局】パンダとミリとガラさんに知る人種差別について_(1495文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!